電脳筆写『 心超臨界 』

自ら幸せであることを選ぶかぎり
何ごともそれを止めることはできない
( ソルジェニツイン )

自分を鍛える! 《 こんな“友人”なら、つきあって失敗はない――ジョン・トッド 》

2024-09-07 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


深い尊敬の念を抱いていない相手に対する友情は長続きしない。尊敬の念があれば友人の気持ちをもてあそぶということはできない。もちろん相手にも同じことが言える。度を超えた馴れ馴れしさと永続的な友情とは相容れないものである。


『自分を鍛える!』
( ジョン・トッド、三笠書房(2002/02)、p89 )
2章 “いい習慣”をつくれば疲れないで生きられる!

◆こんな“友人”なら、つきあって失敗はない

友人の選択とつきあい方についてはすでにいろいろな書物に書かれているので、私は簡単にふれるだけにしたい。誰にも単なる知人よりはずっと親しい間柄の友人が何人かは必要だし、またそういう友人ができるものだ。

友人をつくる場合、特にむずかしいことが2点ある。第1点は、本物の友人を得ることのむずかしさであり、第2点は、その友人と交友を続けることのむずかしさである。そして後者のほうがずっとむずかしい。

あとになるほど深まっていく友情に限って、初めの出会いというのはさりげないものである。それにひきかえ、始めから両手を広げて抱きしめてくれるような人との友情というのは、めったに長続きしないものである。

友人は慎重に選ぶことである。先のことを充分考え、無二の親友だからお互い考えも秘密も分かち合おう、などという言葉はそう簡単に言わせないようにしたほうがいい。

友人を選ぶ際に覚えておくべきことは、お互いがお互いの習慣、性質、考え方、ものの言い方などを吸収し合うことになるのだから、単に美点をそなえているだけでなく、できるだけ欠点の少ない友人を慎重に選ぶよう心掛けることだ。ある者は友人を頼りきって、彼らが自分から離れていくはずもなく、心変わりするはずもないと考えている。そうかと思えば、その両方を経験して、友情なんて「名ばかり」で何の意味もない、と言う者もいる。しかし、どちらの両極端もけっして正しくない。次の文章には十分な知恵と分別が含まれている。

「やさしい言葉は友を倍にし、思いやりのある話し方は親愛の情を倍にするものである。多くの人と仲よくしなさい。だが、相談相手はそのうちの一人で十分である。友を欲するなら、まずその人間を把握しなさい。急いで買いかぶってはならない。なぜなら、自分の都合のよい時にのみ友になりすまし、あなたが困難にあっている時には立ち去ってしまうような人間もいるからである。あなたの敵に近寄ってはならない。この手の友に用心しなさい。忠実な友は強き味方であり、このような友を得ている者は宝を得ていることと同じである。忠実な友は強き味方であり、このような友を得ている者は宝を得ていることと同じである。忠実な友は人生の妙薬である。古き友をすててはならない。なぜならば、新しき友で古き友に及ぶ者はいないからである。新しき友は日浅き若きワインのようなもので、成熟したあかつきに心より賞味すればよい。石を投げ小鳥たちをおどし散らすように友を厳しくとがめる者は、友情も破壊するだろう。とがめられればいかなる友も自尊心は傷つき、秘密は暴露され、裏切りに傷つき、あなたのもとを立ち去るからである」

深い尊敬の念を抱いていない相手に対する友情は長続きしない。尊敬の念があれば友人の気持ちをもてあそぶということはできない。もちろん相手にも同じことが言える。度を超えた馴れ馴れしさと永続的な友情とは相容れないものである。

  大声で気安く君の名を呼び
  背中をどんとたたいて
  君への親しさを示してくる人間は
  本当に君の親友だとしても
  大目に見て我慢して
  つきあわなければならない友人さ

自分が深く尊敬していない人間を友人にしたら、じきにそれを恥じるようになるだろう。尊敬があってこそ友情が生れるのである。

友人をつくったり友情を長続きさせようと思うなら、相手の性格や長所がどんなにすぐれていても、けっして嫉妬してはならない。あるすぐれた著述家いわく、「自分よりも幸せそうにしている友人の幸福を素直に喜べないようでは、まだまだ真の友情からはほど遠い」と。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自助論 《 時間の浪費は心に... | トップ | 自分のための人生 《 過去の... »
最新の画像もっと見る

03-自己・信念・努力」カテゴリの最新記事