電脳筆写『 心超臨界 』

何もかもが逆境に思えるとき思い出すがいい
飛行機は順風ではなく逆風に向かって離陸することを
ヘンリー・フォード

マッカーサーには立派に戦った敵に対する尊敬心が爪の垢ほどもない――渡部昇一教授

2014-01-20 | 05-真相・背景・経緯
この本を読んで、私はアメリカという国の本質がわかったような気がしました。だからこそマッカーサーは、自分をフィリピンから追い出した本間雅晴陸軍中将を銃殺し、最後まで食料も弾薬も、補給もないところで戦い続けた山下奉文(ともゆき)陸軍大将を絞首刑にし、しかもイギリスのパーシバル(山本将軍がシンガポールを陥落させたときの敵将)をそこに呼んで立ち会わせているのです。 . . . 本文を読む

塩野さんがその人物に惚れたというセンスが素晴らしいと思います――渡部昇一教授

2014-01-20 | 03-自己・信念・努力
塩野さんの文章は、もしも亀井勝一郎が生きていたならば、これこそ歴史だといったであろう書き方なのです。人間に対する興味が強烈です。そして文章が読みやすい。学者の文章ではなくて、ストーリーなのです。物語とは、英語ではストーリーといいますが、これはラテン語のヒストリア(史書)が縮まったものですから、人間に対する関心で書かれているところが、非常におもしろいわけです。 . . . 本文を読む