電脳筆写『 心超臨界 』

何もかもが逆境に思えるとき思い出すがいい
飛行機は順風ではなく逆風に向かって離陸することを
ヘンリー・フォード

幕府の要人で“戦犯”として殺されたのは、小栗くらいのものだろう――渡部昇一教授

2012-01-26 | 04-歴史・文化・社会
慶喜が鳥羽伏見の戦いに敗れて江戸へ帰って来た時、小栗上野介は徹底抗戦を進言する。一時的な感情論からではない。こうすれば絶対に勝てる、という実に見事な作戦案を持っていた。圧倒的に優勢な海軍をフル活用して、江戸へ攻め上がって来る官軍を撃滅しようというのが、小栗の考えた作戦案だ。 . . . 本文を読む

厳しい国際環境を潜り抜けてきた知恵と体験が、いまだに本当の意味で継承されていない――中西輝政さん

2012-01-26 | 05-真相・背景・経緯
80年代に登場してきたその次の世代のリーダーたちは、戦中戦後の混乱を、学生かあるいは子供として過ごした世代だった。生まれたときには戦時体制であり、物心ついたときには自分が戦争で死ぬかもしれない、ということだけを考えた人たちである。したがって、戦後の「再建」の終わったあとの、新たな国家目標など展望しえなかったわけである。 . . . 本文を読む