植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>ひつじとどろぼう

2014年12月07日 21時20分06秒 | ゲームシステム
注意!これは2人で遊んだレビューです。<2014/12/7加筆>

Power9さんのところの2014年秋の新作です。多分けっこう鳴物入りで、皆さん購入したのではないでしょうか?

まず、見た目のイラストデザインにグっときます。さらに羊がふわふわの毛玉で、ゲームのルール上、集めて行くことにもなるのですが、密集していくとまさに羊が集まって行く感じで素敵です。
コンポーネントにはまったく非の打ちどころがなく、ルールブックもしっかり良くわかります。

また、ルールシステムそのものも、読んで仕組みを理解して、これなら面白くないハズはない!と思ってしまう程秀逸です。しかも私はあまり類似ゲームを知らないので、斬新さも感じます。
さらにさらに、ルールはドラフトなので3・4人用となってしまうのですが、ドラフト部分を別のカード交換に置き換えた2人専用ルールも入ることで、2人用もサポートしていると言う細かさです。

と言うことで、かなり2人で遊ぶことも含めて期待して購入した一品です。
で、早速連れと2人で遊ぶのですが。。。

何故でしょう? そこそこ楽しいのですが、「そこそこ」なんですよね。
いろいろと考えてみたのですが、2人専用にルールはが改造されている部分は良いのですが、もう1つ肝となる
どろぼうが羊を奪うシチュエーションが2人だと起きにくいのかもしれません。
きっと4人で遊ぶと、2倍以上の可能性で発生するので、2人だとルールの半分が死んでしまっているのかもしれません。
これがなくなると、単に道をどのように街まで繋げるか? と言う1つの目的だけになり、単調になります。
どろぼうがけっこう相手に関与する要素なので、それが失われることで面白さも失われたと思います。

面白いハズのゲームなので、次はゲーム会で3・4人で遊んでみたいと思います。


<2014/12/7 加筆>
ゲーム会で 4人で遊ぶ機会がありました。
4人で遊ぶと問題なしに遊べますね。どろぼうもいい感じに動いて、取れる時は10個ぐらいとれちゃいます。
そうするとどろぼうや犬の意味が出てきてバランスが良くなりますね。
あと、カードドラフトなので回すカードを制限することで、相手に相手が必要とするカードを渡さないように調整することが出来、その分戦略性が増しす。
しかし、このゲームはルールが秀逸と言うよりも、その見栄えやデザインが秀逸で、まず誰もが遊びたくなるような雰囲気を出していることがもっとも評価されるべきことかもしれません。さらに下手な人でも、負けても楽しく遊ぶことが出来ることが凄いなーって思います。


PRです。うちの羊もよろしくです。

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