植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:郭援

2011年03月05日 19時44分04秒 | ゲームシステム
所属:袁尚
年齢:約30歳(200年の時)

 袁紹配下での記述は無く袁尚の猛将として登場します。202年曹操が袁家の家督争いに漬け込んで攻めてくると、袁尚は曹操の後方霍乱として匈奴に平陽で反乱を起こさせます。この反乱を鎮圧すべく、洛陽を治めていた曹操の協力者の鐘ヨウが鎮圧に動きます。
 これに対して袁尚は配下の郭援と、并州の高幹を救援に向かわせます。ちなみに郭援は鐘ヨウの甥です。郭援の勢いは凄まじく付近の県を次々降伏させ、鐘ヨウの部下も撤退を勧めるほどです。しかし、鐘ヨウはあきらめず、郭援側に付いていた馬騰を寝返らせることに成功します。馬騰は息子の馬超に軍を任せ郭援を攻撃させます。渡河の途中に攻撃を受けた郭援軍は分断されますが、それでも郭援は奮戦し、馬超は足に傷を負うほどです。しかし、最後は馬騰配下のホウ徳に討ち取られてしまいます。
 ホウ徳が郭援の首を持ち帰ると、甥の死に鐘ヨウは涙を流しますが、ホウ徳が謝ると鐘ヨウは「我が甥とはいえ国賊です。あなたが謝る必要はありません」と答えたと言います。

 そこそこの活躍をしていますので、統率・武力は3・4で問題ないかと思います。さすがに4・3よりはイメージが近いかと…。政治は袁尚に河東太守に任じられていますが、河東は司隷ですので袁尚の支配域ではないので、実際に統治はしていないでしょうから1、知力は賈逵を捕えた際、その名声を惜しんで部下にしようとしますが、あくまで従わない賈逵を武器で脅し、挙句には怒りに任せて殺そうとするなど器量の狭いエピソードが残っているので1としました。
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