植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:カイ良

2011年04月20日 23時28分44秒 | ゲームシステム
所属:劉表→曹操?
年齢:約45歳(200年の時)

 正史ではカイ越との関係は不明ですが、同族の可能性が高いとされます。演義ではカイ良が兄となっています。劉表が荊州に赴任した際にカイ越と蔡瑁と共に招かれ仕えるようになります。劉表が荊州の豪族を従わせる方法を聞くと、カイ越は利益で誘って反乱分子を一掃する案を提案したのに対し、カイ良は仁愛と信義に基づいた統治を行えば、自然と豪族は従いざるを得なくなると進言します。劉表はカイ越の案を採用しますが、カイ良の案に対して仁義を重んじた昔の晋国の雍李のようだと、理解を示します。
 カイ越・カイ良と並び証される二人ですが、カイ良の記述はこれだけです。その後の動向は不明で、曹操が荊州に侵攻する前に亡くなったとも、その後曹操に仕えたともあります。
 
 演義では、カイ越の謀略のすべてを行う謀臣振りを発揮しています。孫堅が攻めてくると呂公に落石の策を授け孫堅を殺すと、その遺骸を返す際に漬け込んで、一挙に孫一族への攻撃を進言したり、劉備を殺そうとするのにも関わります。
 
 正史での記述が少なく不明ですが、カイ越と同じ立場だと判断して、また演義で軍事に関わっていたことから統率は2としました。武力はさすがに1。政治と知力では正史の記述から見る限り、策謀ではなく政治よりと判断して4・3としました。マークは曹操との関係が不明なことから、劉表と同じの□○です。
 と言うことで、マークも能力も異なるので、カイ良・カイ越2枚揃えると結構強力です。
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