植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:カイ越

2011年04月18日 20時32分48秒 | ゲームシステム
所属:劉表→曹操
年齢:約43歳(200年の時)

 最初は何進に仕えます。横専を行う宦官を殺害するように進言しますが何進は決断出来なかった為、カイ越は諦めて都を去ります。その後、劉表に仕官し大将となり、知略と弁舌を駆使して荊州の豪族を次々と滅ぼしたり、従わせたりしていきます。これによって劉表は荊州の北半分を支配下に置くことに成功します。この功績によりカイ越は上奏され章陵太守に任命されます。
 その後、劉表が病死すると、蔡瑁と共に劉ソウを後継者に推し、さらに曹操が荊州に侵攻してくると曹操に降伏するように劉ソウに進言しそれを受け入れさせています。曹操は荀イクへの手紙で、荊州を得たことよりもカイ越を得たことが嬉しいと書いているぐらいカイ越を評価しており、列侯・光禄勲と言う破格の地位で迎え入れます。
 しかし、カイ越は魏で活躍することなく、僅か6年後に病死します。その死にあたってカイ越は曹操直々に家族のことをお願いしており、その親交関係が伺えます。

 なお蜀書先主伝の注に、劉表の元に身を寄せる劉備を蔡瑁と計って宴で暗殺しようとしており、劉備はとっさに凶馬 的盧に跨って逃走すると言う記述がありますが真偽は定かではありません。

 兵を率いた記述はありませんが軍事に関わっていたことから統率は2としました。武力はさすがに1。政治と知力では正史の記述から見る限り、策謀の軍師なので3・4としました。マークは曹操との関係が深いことから、劉表の曹操派の×○です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サクサク三国志:ほぼ最終調整 | トップ | サクサク三国志:カイ良 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ゲームシステム」カテゴリの最新記事