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植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ローマの力その10「プレイ人数(ソロプレイ・2人・3人)」

2016年11月11日 21時03分40秒 | ゲームシステム
ローマの力の対応人数とプレイ感について書きます。
ゲームによっては、2~4人用って書いてあるので、2人で遊んでみると
2人だと遊べたものじゃなく、3人以上だなって思ってしまうゲームは
多くあります。
2人だと、第三者の介入が無く、シンプルに両者の対戦になってしまうので、
2人と3人以上では、ゲームシステムの作りが違ってきますので、
こう言った結果が多くなります。

話が逸れました。

ローマの力は、もともと連れと2人で遊ぶ為に作ったので、
2人でもしっかりと遊べます。
勿論、3人でも楽しく遊べるます。
これはローマの力で、採用しているシステムの骨格が、
サンファンなので、サンファンが2人でも遊べるようになっているのが、
そのまま ローマの力でも遊べる仕組みになっています。
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5枚のアクションカードから1枚を選択していくのですが、
3人なら3枚が順に選ばれます。
2人の場合は、手番プレイヤーが最初、相手プレイヤーが2枚目、
そしてまた手番プレイヤーが3枚目を選ぶことで、5枚から
3枚が選ばれることで、変わらぬゲームバランスを維持しています。
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2人プレイも、3人プレイもどちらも楽しめるのですが、
遊び心地は多少異なります。
ローマの力は、運の要素が少ないゲームの為、2人で遊んだ場合、
相手がどんな行動を行うか、先読みが必要で、しっかりとした
対戦感が味合えます。
常に相手の状況を把握してその上で対処が求められます。
一方、3人プレイの場合は、第三者の介入がある為、読みきれない
部分も出てくる為、色々なケースを想像しながら最も良い手を
考えることが強くなります。ある種、運ではないのですが、
変動要素が強くなると感じるかもしれません。
直接相手に打撃を与える戦争などの行為が無いので、
どちらの場合でも、如何にして自分の領地を富ませるかを考える
事になります。

最後に1人用 ソロプレイについてです。
こちら唯一 サイコロを使うと言う特別なルールを入れています。
サイコロを入れることで原価が上がるのですが、上がってでも
ソロプレイを遊んで貰いたいと思って入れました。

設定は、総督ではなく総督の幕僚となって、属州に赴きます。
しかし、上司の総督はとんでもないバカで、メチャクチャな
指示ばかり出してきます。
これではダメだと思ったプレイヤーが、メチャクチャな指示を
交通整理して、上手く統治を目指すと言う設定です。

ルールはサイコロを3つ振って、出た目に対応するアクションを
行います。3つの順序は自由ですので、上手く回るように、
アクションを選んで行きます。1の目と、同じ目の場合は、
好きなアクションを選べます。
このランダムな制約に振り回されながら、高得点を目指す
ゲームに仕上がっております。
ポイントは、現在出ている目から最適解を見つけ出すこと、
また、次の手番に振るサイコロがどんな目になっても対応できる
ように、ある程度見越した対応をしておくことがポイントになります。

これはこれでかなり違った遊び心地になっていると思いますので、
是非、お試しいただければ幸いです。
勿論、1人で遊んだ際も、選んだ属州ボードによって戦略が
異なりますし、獲得した行政カードによっても変わってきますので、
色々と試してみたくなるハズです。

是非、お楽しみください。

※注意、予約特典の属州トラキア は、相手の行政を間借りする
 [街道]を使えることがポイントになっています。
 こちらは 相手 が居ないと使用できないので、例えば未使用
 ボードを1枚置き、その4つの初期行政が使えるでよいかもです。


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