植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:曹昴

2011年08月14日 10時13分16秒 | ゲームシステム
所属:曹操
年齢:約25歳(200年の時 ※197年に死亡)

 曹操の長男です。母は曹操の最初の妻 劉夫人ですが、劉氏が早くに無くなった為、曹操の次の正妻となった丁夫人に育てられます。丁夫人は子供に恵まれなかった為、曹昴のことを実の子の様に育てたといいます。197年曹操が宛の張繍を攻略するのに従軍します。張繍は曹操に降伏しますが、曹操が張繍の叔父の未亡人 雛氏に手を出したことがきっかけで反乱を起こします。
 迫り来る張繍軍に対して親衛隊の典韋が曹操を逃がすべく門に立ちふさがり、敵を通さないように奮戦して戦死します。その間に曹昴は、曹操を馬に乗せ逃がしますが、曹操の馬に矢が当たり走れなくなってしまいます。すると曹昴は自らの馬を曹操に差し出すと曹操を逃がして自らはその場に留まり、追って来た張繍軍と交戦して戦死してしまいます。
 なんとも親孝行な最後を遂げているのですが、曹操は身内の丁夫人には深く謝罪してますが、対外的には典韋の死の方が悲しいと公言します。多くの部下を率いる立場の曹操としては仕方なかったのでしょう。このことで丁夫人とは離縁しています。

 曹昴に関する記述は少なく、後年 曹丕が兄の能力はたいしたことは無いとか、張繍にお願い事をされると、私の兄を殺しておいてよくそんなお願いができるな。など言ったことが残っています。曹丕はかなり兄のことは意識していたようです。

 能力ですが、これだけ早く実績を残さずに無くなると評価のしようがありません。曹丕の評価を信じて、オール2をベースに武力だけ曹操を助けたことを評価して3にしました。
 もっとも特徴を与えたのは、この追加では曹昴を群雄(表)にして、曹操を後継者(裏)にしています。さらにいつでも曹昴を捨てて、曹操にすることが出来る能力も追加です。これによって曹昴からゲームをスタートして、回りの状況をみて、曹操にチェンジ!ってワザが使えます。
コメント
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