植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:酔っ払いオヤジ、長江の壁となる!

2011年06月18日 11時05分04秒 | ゲームシステム
 曹操を苦しめる武将とはなんと!淳于瓊! あの酔っ払いオヤジです。

 元々、淳于瓊は揚州を支配していた袁術の配下だったのですが、曹操との戦いで袁術が戦死後、淳于瓊が江東一帯を継承します。当時、曹操は内情は兵力不足に悩んでおり、やっとこ召集した兵は、徐州から逃れて淳于瓊の元に付いた鬼才 陳登によって壊滅させられ、曹操は長江を渡ることが出来ません。仕方なく、軍師 魯粛が呉郡に訪れ、曹操の正当性を説き、都市毎寝返らせることに成功します(支配コマンド)。
 しかし、その後も淳于瓊は揚州に割拠し続け、最終的に寿春に篭ります。寿春は元々袁術の本拠地だった為、寝返らせることは出来ず、力攻めしかありません。これが兵力が不足する曹操には行えずにいたのですが、配下の武将 厳顔を呼び寄せると(背任コマンド)曹操は厳顔と共に出陣します。まさに本営防衛の戦力を使っての力攻めです。

曹操 「厳顔よ!すまん、そなたの力と兵を借りるぞ。」
厳顔 「この老いぼれ、最後に殿の為に尽力できて光栄ですわい。」

 しかし、これすらも防ぐ自体が起こります。

淳于瓊「ぬう、曹操め!しつこいヤツめ! 先生!お願いします!!」
先生 「…うむ、わかった。」



厳顔 「なにヤツ!」
呂布 「我が名は呂布! 覚悟!!」
厳顔 「ぐはーーーーー!!」

曹操 「避けー! 撤退じゃ!!」

と言う感じで、曹操は命は助かったものの、寿春攻略で惨敗しましました。
では、このゲームの結果はどうなったかというと、神に愛された群雄がいたのです。

部下 「殿~! こんなものを拾いました!」
袁紹 「おお!玉璽ではないか!!」

許靖 「殿~! 王様になるですよ。」
袁紹 「よし! なっちゃうか!?」

部下 「さらに皇帝になっちゃいましょう。」
袁紹 「そうだな!いっちょなるか!?」

劉備・曹操 「見過ごすと思うか!!!!!」

一応、袁紹が即位を企てると、劉備と曹操は袁紹を叩いて、14ポイントまで落としたのですが…

献帝 「この混乱を収めるには、世の帝位を袁紹に譲るしかない…。」
袁紹 「ありがたき幸せ。」

自分の手番の前の補充でなんと献帝を引き当てて、15点で即位成功です。
コメント
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