植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

簡体三国志:荀攸

2010年10月17日 11時24分21秒 | ゲームシステム
所属:曹操
年齢:約43歳(200年の時)

 荀シリーズの最後は、荀イクの推挙で曹操に仕え、郭嘉亡き後、曹操軍の筆頭参謀となった荀攸です。演技では荀イクの甥となっています。

 荀イク・郭嘉よりも知名度は低いですが、張繍戦では劉表の援軍を警戒するように進言したり、呂布戦では、下邳城を水攻めを献策したりと、その作戦能力を発揮します。
 赤壁の戦いの前年の207年、おそらく郭嘉が病死した後でしょうが、袁一族を一掃した後の部下への功労褒賞では、「忠義公正で、緻密な計略を立て、国の内外を鎮撫した者としては、荀がこれに該当し、荀攸がその次に位置する」と述べ、荀攸に対して最大限の評価をしています。

 しかし、208年赤壁の戦いでは、筆頭軍師として挑みますが、火計の警戒を曹操に進言するも、慢心する曹操に受け入れられず惨敗し、あまつさえその曹操に「郭嘉さえいれば、こんなことにはならなかった。」とまで言われてしまいます。

 その後、214年に病死するまでの間、目だった活躍の記録は残っていません。

 郭嘉を特殊カード「看破」で使っていますので、荀イクがたとえ知力が4に落ちても、荀攸の知力は5でしょう。政治は、4でも良いのですが、オールマイティーキャラになるのを避けて、ここはあえて3にしました。太守だとかの統治の職についていなかったので。

 最後に、荀一族の「荀」の字、荀子の荀なのですが、他の単語では使われない固有の感じなんですね。竹冠だと筍(タケノコ)なんですけどね。
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