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植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ギターの歴史

2007年03月24日 20時37分08秒 | 国:スペイン・ポルトガル
 今回は、ギターの歴史についてです。やはりですが、スペインがギターの母国でした。16世紀のスペイン宮廷では、『貴族のギター』と呼ばれるヴィエラ(バイオリンの一回り大きいもの)が流行ります。
 17世紀に入るとスペイン、イタリアで復弦5コースのバロックギターがはやり、より「庶民のギター」として全ヨーロッパに拡がりました。18世紀に入ると、現在の6単弦ギターが出現して全盛時代を迎えるのですが、ピアノ音楽の台頭と共に徐々に衰えていきました。
 ところが19世紀中頃、フランシスコ・タルレガ(1852-1909年)が近代ギターの作曲・演奏を行い再びギターは黄金時代を迎えることになります。

 この時代、スペインはメキシコ、中米、ペルー、アルゼンチンと中米から南米に掛けて植民地を持っていたため、これらの国の音楽にギターが取り入れられるようになり、今の様に当たり前にメキシコなどでギターが使われている訳です。
 あのメキシコ人がギターを奏でる姿にも植民地時代の名残がある訳ですな~

オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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