植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

カカオの産地

2007年02月13日 12時30分56秒 | 国:オランダ・ベルギー
 時期ネタです。いっそう聖バレンタインのことについて書こうとも思ったのですが、3世紀の生まれと言うことなので断念し、カカオの産地について調べてみました。
 チョコレートの原料はカカオです。その種子をローストしてペーストしたものがカカオマスで、これに砂糖・脂肪・香料を入れるとチョコレートになります。ちなみに、カカオマスから脂肪分(カカオバター)を取り除いたのがココアで、カカオバターから作るのがホワイトチョコです。
 このカカオは中央アメリカから南アメリカの熱帯が原産で、マヤの人たちが既に栽培して飲んでいました。これをコロンブスがスペインに持ち帰ってから、ヨーロッパでもココアとして飲まれるようになり、植民地時代の中でアフリカでも栽培されるようになりました。
 ちなみにチョコレートで有名なベルギーは、当時ベルギー一帯のフランドルが、スペイン領であり、交易の街であり、多くの職人がいたことからヨーロッパ一のチョコレートの生産拠点となったことから、後に独立したベルギーは代表的なチョコレートの生産国になりました。

 一方産地の方は、ガーナは英国、世界1位の輸出国であるコートジボアールはフランの植民地下で、カカオの生産が行われています。また、アジアではオランダ領インドネシアで生産されています。

オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント (8)
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