植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

英雄・将軍・司令官

2006年11月18日 11時26分01秒 | ゲームシステム

【ルール】
 戦争時に兵力(陸軍・海軍)にポイントを加算できます。将軍は+5、英雄は+10、そして司令官は、出された兵力合計のポイントを2倍にします。なお、司令官カードを2枚使用すれば4倍に出来ます。
 これらの特殊カードは併せて何枚でも使用出来、また単独で使用しても構いません。但し、司令官カードは0×2で0ポイントとみなされます。
 陸軍・海軍カードと違って、使いきりで戦争後、勝っても手持ちに戻ることはありません。但し、防戦国が1枚も兵力カードを出さなかった場合は、戦争が起きずに植民地が明け渡されたとみなすので、このカードを捨てる必要はありません。
 なお、植民地の防戦用として、表にして置くことはできません。

【備 考】
 兵力カードで最後に追加したカードです。このゲームでは相手が持っているカードの種類が判るので、例えば兵力カードを1枚しか持っていない場合、ここで紹介している特殊カードが無ければ兵力4で攻めれば必ず勝てます。
 これはこれで戦略を重視すると言う観点から製作者の意図どおりですが、「必ず」と言うのも面白みに欠けると言う意見から、これらカードを導入しました。
 この例では、兵力4で攻めたとしても相手が将軍カードを持っていたなら、将軍カードは兵力5相当ですので、攻めた側が負けることになります。
 また、効果的な使い方としては、1枚の兵力カードで相手の国力1の植民地を攻めます。この場合、これら特殊カードで無ければ、相手国は兵力3で撃退できます。しかし、それが英雄カードなら撃退するのには兵力10が必要です。たかが国力1の植民地を守る為に兵力10は出せません。英雄カードだと判っている場合、兵力1だけ出して、英雄カードを無駄にさせるのがセオリーですが、もし、英雄カードではなく単なる陸軍2のカードなら、兵力1では負けてしまい、植民地を奪われてしまいます。
 この様に、攻める際にカードが伏せられていることと、英雄カードなどの特殊カードが存在する為、ここでも駆け引きが発生し、これがさらにこのゲームを面白くします!

 勿論、ゲーム中、特殊カードが何枚使われたかは常に記憶しておき、後何枚残っており、それを誰が握っているかなどを推測することが戦略の一環となります。


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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