ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

若い頃のダーリンに会いました

2011-10-13 09:13:00 | 身辺雑事

結婚した娘夫婦は、実家から車で10分かそこいらのアパートを借りて住んでいましたが、ついに実家に舞い戻ってくることに相成りました。

どうしてそういう経緯になったか、と申しますと。

娘のおなかは来年2月の出産に向けて徐々に大きくなってきております。

そして出来なくなってくることやしちゃいけないことも増えてきております。


そんななかで、娘の旦那さんはあまりにも出張が多いので、娘は不安なのとつまらないのとで、実家に居座ることが多くなりました。

あ、そうだ、ここでお断りしておきますが、私が「実家」と呼んでいるのは、ダーリンの父母、娘にとっては祖父母の住む家のことです。

普通は父母の家のことを実家と呼ぶのでしょうが、娘にとっての生家は祖父母の家のこと。

彼女にとっても我々にとっても実家というのは祖父母の家のことなのです。

そしてついに、「こんなにここに居るならば、もうまとめてお前達ふたりともここへ住んだら?」ということになったみたいです。

もともと部屋数は2階がまるまる余っていたのでここはお互いの利害関係(? 娘たちは生まれてきた子どもをじいちゃん&ばあちゃんに面倒みてもらえる、ということ、じいちゃん&ばあちゃんはダーリンが家を出たあと、今度は孫娘まで家を出てふたりきりになって寂しい思いをしていたところへまた家族が増えるということで生き生きとして心に張りが出たということ)も一致し、じゃあそうしましょうか、ということになったみたいです。

私は落ち着くところに落ち着いたみたいだな、とやれやれと一安心です。

さて、そういうことで2階を娘達夫婦に明け渡すにあたって、元のダーリンの部屋をふたりで片付けにいくことになりました。

何せ4年前、私たちが結婚したときは、「ま、ひとまず一緒に住むから」という感じで私もそうですがお互いがあたふたと実家を後にしてしまったので、まだ元の部屋にはダーリンのものがいっぱい置いたままになっていたのです。

片付けに行ってみると・・・

「あ! これこんなところにあったんだ。」

「うわ、懐かしいなぁ、これ・・」というオンパレード。

ダーリンが目を輝かせて、若き頃の自分に再び出会ったかのようにはしゃいでいるのを見て、私も「どれどれ。それはなぁに?」と聞いたりして、全然片付けははかどりゃしない。

そのなかでも特に私も目を輝かせたのが、サンダーバードの模型。

毎週日曜日には見てたなぁ。

これは世界各地で起こる事件を国際救助隊が解決する、というお話でした。

サンダーバードというのは、人形劇だったんです。

でもその顔のリアルさやマリオネットのようなぎくしゃくした動きが逆に新鮮で新しく感じました。

子ども心ながらにウルトラマンの怪物は時々ちゃっちいなぁ、と思ったけれどサンダーバードをちゃっちいと思ったことはありませんでした。

その乗り物の模型。

ダーリンも好きだったんだなぁ。

だいたい男の子って、ミニチュアカーとかフィギュアとかコレクションするのが好きですもんねぇ。

ご他聞にもれず、ダーリンの部屋からもミニチュアカーがいっぱい出てきました。

片付けの極意とは、「必要なもの」「必要でないもの」「とりあえず取っておくというもの」の3つのダンボール箱を用意して、バンバン猛スピードでどれかの箱にまずは分類していくことだと言いますが、こういった当時思いいれがあったものを見つけると「取って置いたって再び必要となるときが来るとはとうてい思えないのだけれど、だからといってじゃあ、『必要でないもの』の箱に何の躊躇もなく投げ入れることはできなくて、じゃあ『とりあえず取っておく』の箱に入れるのか、と言うとやはりそうしたところでまた何年もお蔵入りになるだけということはわかっているので、ならば、せめて今、この何分かを思い出に浸らせてくれ」、と思ってしまうので時間がかかる、という心理は非常によく理解できます。

なので私も思わず一緒に「へぇ、懐かしいねぇ。あれって確か遅めの午前中に放映してたからサンダーバード見てから友達ン家に遊びに行こうとすると出だしが遅れて、日曜日が短くなっちゃうんだよねぇ。」などと話し込んでしまいました。

それからいっぱいディパックが出てきたのにも驚きました。

「なぁに? これ。なんで、ほとんど同じようなものがこんなにいくつもあるの?」と言うと、

「だって、当時流行ったじゃん。ディパックを両肩にかけずに片方の肩だけにひっかけて持つっていうのが。」とダーリン。

あぁ、そういえば・・

今じゃあ、どんな持ち方をしようが、多様性の時代なので何でもありだね、で終わりですが、今から2,30年前はこれが流行、といえば、ほんとに猫も杓子もそのスタイルだったなぁ。

ダーリンが若い頃にジーンズが好きで、こだわりのジーンズしか履かないようにしているうちにその熱が高じて、ジーンズショップで働いていたこともある、っていう話は聞いたことがある。

ならば、そりゃあディパックも好きだったことでしょう。

きっと服を着替えるように毎日ディパックも色とりどりのものに持ち替えたんでしょうね。

このように自分でも忘れていた昔懐かしいモノに出会うと、そのモノにまつわるエピソードとか、当時あったことなどが一瞬のうちに思い出されることがあります。

まるで、重い鉄の扉に油が差されて封じ込められていた過去の記憶が一気にぶあっと吹き上がる、って感じ。


それはあたかもオーラソーマのボトルで潜在意識について指摘を受けると、その瞬間に「そういえば・・」と自分の考えていたことにつながるときの感覚と似ています。

そしてそのつながったときの喜び、というのも似ています。

人間というものは、本能的に自分の内に抱えているものに対してはすべて洞窟の奥深くにそっとしまっておくよりも、一度日の目をみさせて天日干しにすることが好きなんでしょうね。

お布団だって布団乾燥機で乾燥させるよりは、やっぱり、本物の太陽に当てたほうが気持ちが良いのと同じで、しまっておいた過去の記憶にも光を当てると気持ちがよい。

予定より大幅に時間がかかってしまいましたが、私はジーンズを履いてナイキのディパックを肩にかけて、大事そうに少年の頃の夢であったサンダーバードの模型を箱なり撫でているダーリンの姿を思い浮かべ、思わず微笑んでしまいました。

二十歳の頃のダーリンに会ったような気がしました。

だから部屋の大掃除は手間取ったけど、収穫、収穫。

潜在意識の大掃除をしたような1日となりました。





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