ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

動物虐待の映像

2019-02-15 09:01:42 | ニュース
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2,3日前に「飼い犬に対する飼い主の虐待」という動画が拡散され、ニュースになりました。
この様子をたまたま目の当たりにした人は、飼い主の女性の様子が恐くてとても個人的には注意する気にはなれなかったので、動画にとり、拡散することによって多くの人に知らしめることになればいいな、と思ったそうです。



もう私はとにかく動物が好きなので、こんなの見たら耐えられないに違いない、と踏んで、そのニュースが流れたときにたまたまテレビをつけていたりしたら、パッとチャンネルを変えるようにしていました。
しかし、ついうっかりして昨日たまたまその映像を見てしまったのです。
やっぱり見るんじゃなかった、と思いました。
動画は飼い主の女性がいきなり飼い犬の、かなり年老いているとみられるラブラドール犬(あとでニュースで16歳と言っていました)の横っ腹を蹴り上げて、ワンちゃんは横っ飛びに倒れ、少しの間立ち上がれなかった、というものでした。



このニュースをご存じない方のために補足しておきますと、動画を拡散した人の意図が伝わって、保護活動をしている女性の目に留まり、このワンちゃんは無事保護されました。
「その犬を手放していただけませんか」
と言ったときに、飼い主の女性が激高し、包丁を持ち出したことから警察沙汰になったので、かえってワンちゃんを保護しやすい状況になったのだ、とも思えます。
これが冷静沈着で一見おだやかそうに見える飼い主だったら、押し問答になったあげく、日本の現行の法律では強制的に保護するまでには至らなかったのでは、という気もします。
とにもかくにもこのワンちゃんが保護されて良かった、よかった、と胸をなでおろしました。
医師の診察によるとこのワンちゃんは「重度のぼうこう炎」のほか、いくつかの症状を呈しているらしいので、少なくともその症状が快方に向かうまではこの飼い主のもとに返されないのを望むばかりです。



さて、私が今日言いたいのは、動物の虐待についてとか、動物の保護活動について、とかそんな重い問題を深く考えてみたい、ということではありません。
こういう動画が垂れ流しにされることについて、日本は文化度の低い国だな~と思った、ということが言いたかったんです。



少し前に小4の女児が両親からの虐待で亡くなった、という痛ましい事件がありました。
ニュースでも新しい事実が出てくるたびにたびたび報道されていますが、テレビで流される映像は、女児が元気だったころの無邪気にお遊戯している様子などです。
「こんな可愛い子が、このあと虐待にあったんだよ・・」
ということについては、あとは各自のご想像にお任せいたします、あまりに痛ましい映像は流しません、というこの姿勢が普通なんじゃないでしょうか。
報道によると、あとに逮捕された母親がこの女児が父親に虐待を受ける様子をスマホで撮影していた、なんてことも言われていますから、虐待そのものの映像だってきっと警察は握っていると思います。
けれど、さすがにそれは流さない。
本人のプライベート保護のためにも、誇りのためにも。
人間にはそういう配慮をするのに、動物が虐待される場面については何度も何度もワイドショーのような低俗な番組で垂れ流し。
もっといえば、私はこの映像を拡散した方も、動画を撮影してただ拡散するというやり方で良かったんだろうか・・と思っています。
もちろん、この方が拡散してくださったおかげでこのワンちゃんの実情が白日の下にさらされ、このワンちゃんは命拾いしたのですから、それに対しては感謝の念を禁じえません。
けれど・・
拡散じゃなくて、ただこの映像を警察にもっていく、とか保護団体に見せる、ではいけなかったんでしょうか・・
なんだか最近、このワンちゃん虐待のことに限らず、飲食店店員のおふざけの行動とか、あまりにもしょーもない動画が流れすぎです。
この前、テレビのアンケートで、
「もしあなたが入った飲食店で、店員の態度が悪いのを見たら、その動画をあなたは拡散しますか?」
の問いにたしか60%くらいの方が、
「すると思う」(あるいは「したいと思う」)
と答えてらしたのには愕然としました。
そういう動画を流すことで世間では喧々諤々の騒ぎになることがそんなにも楽しいのでしょうか?
それとも自分としてはやるべきことをやった、という使命感に燃えるのでしょうか?
使命感に燃えるのは結構だけれども、使命というのはそんなたやすいことではないと思います。
最後まで自分でもリスクを負ってこそ、だと思います。
ただ撮って垂れ流し、あとは野となれ山となれ、で使命を果たした、と言われても・・と思っちゃいますね。



いまから30年ほども前になりますが、私は仕事で日本と香港をたびたび往復していました。
いまでも1番最初に香港に着き、言葉も何もわからないけれど、とにかく現地の新聞をまずは買ってみよう、と思い、街中のスタンドで新聞を買ったときのことが忘れられません。
1面に大きく、交通事故の写真が載っていました。
でかでかと被害者の血まみれになった姿が・・・。
言葉が通じなくても、なにか大きな交通事故があったんだな、という事故が1面になっているんだな、くらいのことは私にもわかりました。
たまたま私が手にしたその新聞は、香港のなかでもタブロイド紙と呼ばれる、ワイドショー的なレベルの低いものだったのかもしれません。
でも、仮にそうだとしても、当時の日本でそんなことが行われるか?といえば「NO」でしたから、私は衝撃を受けました。
被害者のこんな血まみれの写真を堂々と一面に載せるなんて・・・!
なんて香港って遅れてるんだろう・・・ 日本に比べて文化度が低いんだろう、とそのとき思い、ここで当分仕事をすることになる自分の前途に対して暗澹たる思いをいきなり抱いたのでした。
もう1度言いますが、これは30年前のことですからね、現在の香港がまだそんな風であるとは到底思っていませんし、ひょっとしたら日本よりずっと文化度も先を行っているかもしれません。



それと同じことを、今回の動物虐待のニュース映像に対して感じたのでした。
これは飲食店の店員がバカな悪ふざけをする映像を流し、それを面白がってか憤懣やるかたないかどちらでもいいですが、とにかく見ずにはおられない、というレベルの低さと同じものを感じたからです。
子どもが虐待を受けている真っ最中の映像なら流さない。
けれど、犬なら平気で何度も流す。
あるワイドショーでは
「日本では法律的には動物ってただの“モノ”なんですよねぇ。まずはそこからして何とかしてもらわないと」
と偉そうに言っていましたが、それ以前にモノ同然と思ってるから虐待の映像だって垂れ流しにできるんだろ、というマスコミとしてのおまえのとこの局の姿勢をまずは考え直せよ、と言いたかったのでした。

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