「波長」については、ずーっと以前、ほんとにまだこのブログを始めたばっかりぐらいのときかなぁ。それくらいの前に書いたことがあるのを記憶しています。
早い話が、どんなものにも波長というものがあって、その周波数が合うか合わないかで引き合ったり、好きだ、とか嫌いだとか言っているんですよ、というお話です。
だから「波長」というのがどんなものか科学的なことなんて何も知らない、という人だって、気軽に「わたし、あの人とはどうも波長が合わないのよ。」という言い方をしたりしますよね。
それはたぶん本当のことで、「悪い人じゃないんだけど、どうもあの人といるとイライラしちゃって・・」とかその逆で「なんかせかせかしちゃって気ぜわしいっていうか落ち着かない気持ちになっちゃうのよ。」というのも同じことです。
すっと立つ。
さっさと歩く。・・・とまぁ、これだけのことでも、よっこらっしょっとと立ち上がり、ゆったりと歩く、という人がいたとしたら、お互いに波長が合わないことでしょう。
そんなちょっとした仕草ぐらいのことぐらいで、と思うかもしれませんが、そんな生理的なことだからこそ合わないとなったらもうどうしようもない、という感覚も大きいものがあるんだと思います。
で、それが何でオーラソーマと関係があるかと言いますと、オーラソーマでは上下2つに分かれた色のボトルを直感で好き、連れて帰りたいと思うボトルを選んでもらうわけですが、色の持つ波長は人間の細胞が持つ波長と同じエリアなんです。
なので、あなたが惹かれた色のメッセージをお伝えすることは、“あなたそのもの”についてお話していることになるのですよ、というからくりなわけです。
さて、その波長ですが。
先日テレビで、改めて震災直後の津波について放送していました。
今頃になって、こんな映像もあった、こんな角度からホームビデオをまわしていた人もいた、などのいろんな映像が集まってきて、改めて津波の恐ろしさを知る手がかりになる、ということでやってたみたいです。
震災直後の頃は一時、この津波によって家が流される映像ばかりが何度も何度も繰り返し流され、もういい!と言いたくなりましたよね。
そんな視聴者からの声がピークに達したと思われる頃、ぴたりとそういった映像は流されなくなりました。
しかし、震災から2ヶ月がたち、改めて津波というものをよく知っておこう、ということでしょうか。
そのテレビで流された映像は確かに初めて見るものでした。
巡視船がなんとか津波の影響を受けない沖へ出ようとするのだけれど、なかなか強力な波の抵抗にあって押し戻されてしまい、立ち往生するところとか、海底が見えるほどの引き潮の様子とか・・・
そこで、その映像を見ながら、津波を研究している学者が「この強い満ち潮が来て、また通常では考えられない海底が見えるほどの強い引き潮が来て、という波の間隔のことを波長と我々は呼んでいるわけですが・・つまり、波型の図形を書いたときには、その谷から谷まで、あるいは山から山までの間隔のことです。」と言ったときに、ハッとしました。
つまり、私たちはつい自分と似た行動をとる人のことを波長が合う人、と思いやすいですが、目に見える行動が似ているかどうかよりも、むしろ、その行動に至るまでにどんなにいろんな考えが浮かんでは消え、消えては浮かびという逡巡を繰り返したか、という行動に現れるまでの血のめぐり方が似ているかどうかの方で波長が合うか合わないかは判断したほうがより正確ではないか、と思ったのです。
早い話が、津波が津波となって確認できる前にすごい勢いで引き潮になるのと同じように、目に見えにくい場所。
目に見えることが似ているかどうかが波長が合う、合わないではない、ということは、“時間の経過”のほうが気になってきます。
目に見えない考えでも、それに費やした時間は目に見えるからです。
そう言われてみれば私たちは、その人が出した結論が自分と似ているかどうかよりも、その結論にかけた時間によって、その人と合う合わないを決めていることが多いことに気付くでしょう。
レストランに入る。メニューを見る。「どれにしようかなぁ。私はこれ。」とすぐに決める人がいるかと思えば、「ちょっと待ってね。私はまだ決められないわ。あ~ん、悩んじゃう。」と言ってほんとに長々と決められない人もいますよね。挙句の果てに注文は、「私も同じもの」だったりして・・
すると、同じものを注文したからこの人とは波長が合う、と思うよりは、なんてあれこれ迷うタイプの人なんだろう、この人とは波長が合わない、と思う場合が多いんじゃないでしょうか。
私は、何でも大体決めるのは早いほうですので、何を食べるかであまりにも決められない人にはイライラしてしまいます。
ウェイトレスの人が注文用紙とペンを持って待ち構えているのになかなか決められないときなんて内心(空気読めよ)と思ってしまうくらいです。
そこにあるものは一応すべて見たいか、自分が望むもののエリアしか必要ないと思うか。そのチェックの入れ方、アンテナの走らせ方が波長が合う、合わないなのでしょう。
大体決めるのは常に早い私ですが、ボトルを選ぶときだけは0番から107番までのすべてのボトルに一応目を通してから1本を決めます。
それを4回繰り返すわけですから、決してボトル選びに関しては早いほうではないかもしれません。
そうしよう、と決めているわけではないのですが、なぜかそういうスタイルなのです。
人は、物事ひとつひとつについて、「これには時間をかけよう。」「これは時間をかけない。」とDNAが指示するままに体内時計を持っているのかもしれません。
それが波長なのでしょうね。
さて、明日は岐阜 円徳寺にてチャリティイベントです。
是非、みなさま、「波長」の合う方とお誘い合わせでお越し下さい。
そして、自分はどんな色と波長が合うのかを確かめていってください。面白いですよ。
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