ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

ディ-プな大阪

2008-07-23 23:33:00 | まち歩き

わたしは阪神ファンであるとともに、会社の仕事の関係でもたびたび大阪には行くことがあります。大学のときには東京に4年間いましたのでそのときの東京人気質と比べると、さすが大阪だナァと思うことがよくあります。

080530_110901   正直、大阪が大好きです。

  なぜなら、まず、東京なら一日日帰りで出張に行って、その仕事の用事で会う人以外に口をきくことになる人というのはまずいません。しかし、大阪に行くと、そこいらかしこでいろんな人と口をきくことになります。

  たとえば、地下鉄に乗る。おばあちゃんが目の前に立つ。すると誰かが席を譲る。ここまではどこの土地でもありえることです。すると、譲ることになった人に対して、大阪では声がかかるんです。地下鉄のシートがここで1人、ここまでで何人というようになっているとその人数が席にかけていないと詰めれるはずじゃないか、というのがあるんでしょうが、遠くの離れた席から「おぅい、こっち詰めたら座れるで。」というように。

  この前はあるショッピングセンターに行ったら、催事でマッサージチェアが試し放題という感じで何台か置いてありました。私も疲れて、ちょっと休憩、という感じで15分コースを選択してやっていました。

私のうしろでは 私より前からやっているおじさんがいました。私がやっている途中で私の前にはおばちゃんが座りました。しかし、なぜかおばちゃんのマッサージチェアはスタートのスイッチを入れても作動しないみたいだったんです。私も「あれ、どうかしたのかな」と思った矢先でした。うしろのおじさんが「おばちゃん、元のコンセント抜けてるんちゃうか?」と声をかけました。

  そのとおりだったんです。おばちゃんは「ああ、ほんとや。おおきに」と何事もなかったかのようにコンセントを入れて、マッサージを開始しました。

  一事が万事こんな感じなんです、大阪って。

甲子園にいってもそうです。

周り中阪神ファンにきまっている、ということもありますが、だれそれがヒットを打った、それ、逆転の一打をはなった、ということになれば応援バットを使って回りの人じゅうとハイタッチになります。

  一番、感動したのは、売り子の人です。

  売り子の子だって、たぶん、当然、阪神ファンなんです。

なので、それぞれの選手の応援ソングなんて当たり前のように把握しています。

みんな応援に必死なので、そのわずかの間をぬって商品を販売しなくてはなりません。そんなとき、その応援ソングのリズムに合わせて、自分でもリズムをとりながら、そしてそのわずかの隙間を抜きながら、「ビールいかがっすかあ」となります。

この前テレビをみていて、びっくりしたのは、友近が通天閣の近くを取材して町を歩いていたんです。したら、親戚でもないのに「おう、なだぎ元気か?」とか声がかかるんです。同行していたテレビ局のレポーターが「お知り合いです?」と尋ねるくらい。

080530_134801 当然、「初めてやわ」との返事。これがほかの土地だったら、「あら!あれ、タレントの友近よ。きゃー!がんばってくださ~い」とかこんな声のかけ方になるんじゃありません? 「あぁ、あんた、バウムクーヘンいる?」と言って包みわける包装紙もないのに路上でがば!とバウムクーヘンを取り出して友近に渡しているおばちゃんもいました。

もらったほうも困るやろ・・

でも私は、ひそかにいくらおせっかいといわれようが、こんな大阪人気質が現代のみょーな若者の犯罪を防ぐ一端を担うことになるのでは、と思っているんですが・・・


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