ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

改めて瞑想について

2013-03-21 09:06:00 | 精神世界

いま、私のサロン「些々羅」では、毎月最後の土曜日に「瞑想の会」を行っています。(毎月つったって、まだ2月から始めたばかりですけれどね・・)

今月の3月末のものにつきましてはすでに定員いっぱいとなりましたが、それは2月、3月についてはチベット体操を組み込んでいるため、ヨガマットを敷くにはどうしてもただ椅子に座ったり、フローリングにじかに座ったりして瞑想さえできればいい、というスペースより広めのスペースが必要となるためです。

今後も常にチベット体操を組み込むとは限りませんので、そのときには定員枠がもっと広がると思います。

ごく少人数の会なんだな・・とあきらめずにご案内しますので、興味のある方はまたご連絡くださいね。

さて、「瞑想」と言うと、やたら難しく考えていらっしゃる方が多い、ということに驚きました。

オーラソーマではP(Pomandar work)、D(Delication 献灯)、M(Meditation 瞑想)という順序で、コースなどを開催する際は必ず瞑想を行います。

しかし、これまでに私はどのスクールに行ったときも、マイクの講座のときも、1度たりとも瞑想法について何かガイドを受けたことはありませんでした。

ただごく当たり前のようにラクな姿勢をとり、ガイド的なナレーションがある場合はその世界に身をゆだね、「しばしこの静寂の中に身を置いて下さい。」と言われればそうしていました。


静寂の中に身を置いているときにも、いろんな想念が浮かんでは消え、消えては浮かんでいきます。

でもそれをそんなにいけないことだ、とも思っていませんでした。

むしろ自分の中から何が湧き上がってくるんだろう?というのが楽しみでした。


そんな私でしたので、

「瞑想の方法がよくわからない。」とか、

「瞑想については何冊も本を読んだけれども、その通りに自分が出来ているとは思えない。」とか、

「どうしても邪念が浮かんできてしまうが、それを追い払おうと思ってもまた浮かんできてしまう。それをどうしたらいいのか?」というように尋ねられると、

「いやぁ・・ わたし、そんなにマジメに取り組んでいませんでしたので・・」と白状するしかありませんでした。

でも、「瞑想ってこんなんでいいのだろうか?」という思いは確かにありました。


今日は同じように、瞑想ってどうするのが正しいの? 本来はこうだ、っていうようなものがあるの? と思っていらっしゃる方のために、瞑想に親しむ方法を記事にしたいと思います。

それは先日「ストレス・コントロール」についてUPしたときに参考にしたマーサ・デイビスの「こころのセルフ診療室」という本に実に分かりやすく記載されていました。

この本は、“読むためのもの”というよりは、“実用として使う本”という色合いが濃いものです。

つまり、ハウツー本ですね。

そういうのがいいのよぉ、という方にはおススメです。

さて、瞑想で一番大切なことは、『瞑想の目的を、何かに集中することによって、ほかの考えをすべて排除しなければいけない、と思うこと』ではなくて、『気持ちを集中させようと試みるプロセスそのものが大切だ。』ということです。

瞑想法なんて難しいガイドラインを用いなくても、瞑想は数分間ですぐに身に着けることができます。

何をして「身に着けた」と判断するのか、というと、瞑想によって証明された明らかなる科学的効果というものがあるのですが、それは瞑想法を会得した、とか達人だ、という仙人のような人ではなく、今日初めて瞑想をした、という人であってもすぐに得られる効果だからです。

ちなみに、その瞑想によって得られることが証明された、という科学的効果とは、

1.            心拍数と呼吸数が減少した。(速い心拍数と呼吸数の動物のほうが寿命

   が短いことを考えると、瞑想を取り入れると長生きの可能性がある、ということになります。)

2.            酸素消費量が、20%減少した。

3.            血液中の乳酸値が低下した。(乳酸値はストレスや疲労によって上昇し

  ます。)

4.            リラクセーションの指標である、電流に対する皮膚抵抗が4倍になる。

5.            脳波のα波が増加する。


これらの1.~5.までのことは今日から瞑想を始めた、という人でもすぐに得られる科学的効果なのです。

短時間で深いリラクセーション状態に入ることができるということは、日常生活において集中力が向上し、これまで以上に前向きな人生が送れるようになる、ということです。

というわけで、瞑想についてはこれまで特に「こうしたほうがいいよ。」などのサジェスチョンを受けたことがないからかえってこんな自分なりの方法でいいのかな?と自信が持てないでいるあなたに今日は、先述のマーサ・デイビス著 「こころのセルフ診療室」のなかで紹介されていた3種類の基本的な方法を伝授いたします。


①短い言葉を繰り返し唱える方法

 仏教では「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えますね。あれです。あれは祈りではなく、瞑想なのです。

 だからこれは世界中で最も広く行われている瞑想法です。

 イスラム教でもコーランの一節をひたすら唱えます。

 瞑想を始める前に、自分の好きな言葉、あるいは短い文章を決めておきます。

 そしてそれをひたすら繰り返すというものです。(「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」とか「リラックス、リラックス」というようなもの)

 決めた言葉は、心の中で静かに繰り返してもいいですし、実際に声に出してもどちらでもかまいません。

 両方ためしてみて、そのときの体の感覚が違うことに注意して、どちらのときがよりリラックスできるか見極め、そちらを選択するのも良いと思います。

 雑念が浮かんだら、それが雑念であることを一度自覚してから、再び気持ちを言葉の繰り返しに集中させます。


②呼吸の数を数える方法

 おそらくこの方法が、もっとも簡単にリラックスできる瞑想法かもしれません。

 静かに息を吸ったり吐いたりしているうちに、あなたの心と体には、自然とやすらいだ感覚が生まれてくるはずです。

 息を吐きながら、「1」と言います。そのあと、「2・・3・・4・・」と数えていきます。

 しばらくして適当なところでまた「1」に戻ります。

 いくつまで数えたかわからなくなったときも、「1」に戻ります。

 深く呼吸をしながら、呼吸の各段階を意識します。

 息を吸っている段階、吸い終わった瞬間、吐きはじめるまでの段階、息を吐いている段階、吐き終わった瞬間、吐き終わってから吸い始めるまでの段階、吸い始める瞬間、息を吸う段階という具合に、順番に確認していきます。とくに呼吸の区切りには、じゅうぶんに注意を払います。1回目の呼吸と次の呼吸の区切りに、どんな感覚を感じるか注意してください。


③何かを見つめる方法

 あるものをじっと見つめながら、しかもそれについて考えないようにするという瞑想法です。

 何か小さなものを1つ選びます。何でもかまいません。

 花、小石、ろうそくの火、消しゴム、ペンなど。

 そして選んだものを30センチほど離れた目の高さにおきます。

 その物を注意深く眺めます。

 にらむのではなく、じっと眺めるようにします。

 目の力を抜いてリラックスします。

 その物の色、素材、大きさ、形を観察します。輪郭を目でなぞります。

 目で見える部分はすみずみまで確認し、その物の手触りをイメージします。

 その物を初めて見た気持ちになって、じっくり観察します。

 その物に対する言葉や考えや感想などが浮かんできたら、それを自覚したうえでまた無視し、その物に意識を戻します。


以上です。

いかがですか?

こうして読んでみただけでも、何か「無」になって集中する、という感覚がぼんやりとつかめそうな気がしてきませんか?

是非、実践してみてください。

続けると次のようなことに気付かされていくようです。

    不安や恐怖、憎しみの対称とはならないものに意識を集中していると、そうした感情が起こらないで済む。

    頭に浮かぶすべてのことを真剣に考える必要はない。何を考えるべきかを選択する能力が自分にはある、ということがわかる。

    とりとめがないように思える雑念も、実はうらみや恐れ、怒り、欲望、未来の計画、過去の記憶など、いくつかのカテゴリーに分けることができる。

    感情そのものも、実は肉体的な感覚(知覚)に影響を受けていることがわかる。

    感情を産み出している肉体的な感覚(知覚)に意識を集中すれば、非常に強い感情でもコントロールできるようになり、常に冷静でいられるようになる。

などです。


どうも瞑想には一生懸命取り組もうという気が起こらない、という方は、瞑想が実際のところもたらす効果に懐疑的だったり、知らないでいることが多いからだと思います。

上記のような効果ってとっても魅力的にうつりませんか?


たとえ5分でもいいから、瞑想にLet‘s  try!







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