最近のニュースでは、アイドルの酒井法子覚せい剤で逮捕、っていうのが一番びっくりしましたねぇ。
いや、アイドルと言われる人が覚せい剤をやっていた、ということにびっくりしたのではなく、報道のされ方に先入観を持ってしまったために「え! 夫のせいで有名人であるがゆえに私までマスコミに取り上げられてしまって!」という悲劇のヒロインから一躍「本人もやっていた」という180度がらりと事実が変わったことにびっくりしたのでした。
最初から「あの酒井法子がなんと覚せい剤をやっていた!」といきなり逮捕のニュースであれば、私は「べ~つに、アイドルだって誘惑に弱かったりしたら、やっちゃうことだってあるでしょ。」とびっくりしなかったことでしょう。
このときに「先入観」というものの力の恐ろしさを改めて感じさせられました。
もちろん、「あの清純そうなアイドルが!」ということで驚かれた方も多かったことでしょう。それも先入観ですよね。
本人が夫が職務質問にあったときに「よくもこんな辱めを受けさせてくれたわね。」と語った、と言う目撃者証言があったために、こんなことを言うということは被害者だ、と思っていたら、まさか本人もやっていたなんて!ということでびっくりした方もいたでしょう。これも先入観ですよね。
エンジェルカードを習いに行ったとき、この「先入観を捨てなさい。」ということを先生に散々言われました。
先生も初めの頃、この先入観のせいで失敗したことがあったそうです。
カードから出ることを読み解くと明らかに「こどもがキーワードとなっている」ということがわかるのに目の前の女性はどう見ても、15,6歳。
だから妊娠とかすでに子供がいる、とか結婚している、なんてありっこない、ないと自分の頭のなかで出たカードを打ち消してしまってリーディングしていたら、本人のほうからころっと「わたし、幼く見えますけれど、もう20代ですよ。で、結婚してこどももいます。」と言われてな~んだ、やっぱりそうだったのか、ってことがあったそうです。
だから、逆に本人のほうからもらえる情報はあらかじめもらっておきなさい、とも言われました。
たとえば、「仕事のことで悩んでいるんです・・」と言われたら、会社の名前は? とか課の名称は? とか上司の名前は? とかなどなるべく働いている環境がビジュアライズしやすくなるようにしなさい、と。
セラピーは占いではないのだから、それらを含めて「さぁ、全部当てて御覧なさい。」ということに重きをおくわけでもなんでもないからです。
また、以前にタロットカードを習っているjynちゃんにはこんな面白い話を聞いたことがあります。
jynちゃんが習っているタロットカードの教室では、皆が興味のある時事ネタを使って、全員がそれをタロットカードで読み解き、どんなことが出てきたか発表しあう、というコーナーがあるそうです。
なんだかとっても興味をそそられるおもしろそうな教室ですね。
そこで、あるとき英語教師殺害事件がとりあげられたそうです。
少し前に(少し前、と感じるかそんな事件もうずいぶん前のことじゃないの、と感じるかは人それぞれですが・・)、イギリス人英語教師の女性が個人レッスンをしてあげた男性に殺された、と言う事件がありましたよね。
そして、その容疑者はいまも逃亡中でつかまっていません。
授業では、その容疑者が今どうしているかをタロットを使ってリーディングする、ということをしたそうです。
そうしたらなんと、かなり複数の人が「女装してオカマになって、今もどこかに潜伏している」と出たと手をあげたそうです。
これには私もびっくりしました。
この事件は当時かなり頻繁にニュースで取り上げられましたから、容疑者の顔を覚えている方も多いと思いますが、なんだかごつごつと骨ばった目鼻立ちが大作りのホリの深い顔で、冷酷そうな、執念深そうな顔だったように思います。
だから、あの顔が女になったところなんて、想像もしなかった!
いくら逃亡のためならなんでもするかもしれない、とは思ってもそこには思い至らなかった!
むしろ、これだけ日にちがたっていてまったく足取りがつかめないんじゃもう自殺してるんじゃないの・・と予測している人が多かったんじゃないでしょうか。これも先入観ですよね。(まぁ、ほんとのことはいまだ闇の中ですけれど)
しかし、タロットでは複数の人がそんな先入観を打ち破るような答えを出したわけです。
まさか!ということだからこそ、いまだにつかまらずにいるのだ、と考えれば確かにそうかもしれません。
なんといってもタロットは2,3ヶ月以内のことなら非常に精度が高く当たる、と言われていますから。
こんなことをつらつらと考えるにあたって、「先入観」と「直感」をはたらかせる、ということは似ているようで全然違うし、自分でもその違いに気づかずにやっていることも多いような気がして、あらためて人間の感覚って難しいな、と思いました。
「直感」はひらめきですが、どうしてそのひらめきが起こったか、というと、自分でさえそこに源が在るとは気づかないまま、何らかの事前に得た視覚なり、嗅覚なり、聴覚なりの五感情報でそう決め付けていただけかもしれないからです。でも、まさにそれを「直感」というのだし・・
人と接するときには、オーラソーマのセッションをやるときにかかわらず、常に先入観をもたないようにしよう、とは思っていますが、あらためてその難しさを思い知らされました。
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