団塊的“It's me”

喜寿老(きじゅろう77歳)の道草随筆 月・水・金の週と火・木の週交互に投稿。土日祭日休み

岸田首相コロナ感染

2022年08月25日 | Weblog

8月21日、岸田文雄内閣総理大臣がコロナに感染した。岸田首相は、12日に4回目のワクチン接種を受けたばかりである。日本の首相が、4回目のワクチン接種を受けた直後に感染した。岸田首相は、65歳だ。私より10歳若い。ショックだった。コロナ恐怖症に陥った。コロナの怖いところは、あまりにも得体のしれないことだ。もともと科学的、医学的知識に疎い私である。コロナに関しては、すべて又聞きであり、専門家やお偉いさんたちやマスコミ報道の言いなりだ。4回目のワクチン接種を受けた後、過度な恐怖心が薄らいだ気がしていた。これで少しは、自粛生活に変化が出るのではと期待した。

 日本国の内閣総理大臣は、取り巻きがたくさんいて、あれもこれも周りの者がお膳立てしてくれるのではなかったのか。毎日の予定だって分刻みで、秘書たちによって、管理されているはずである。私のように家の中で、誰にも会うことなく、ポツネンと時間を持て余している者とは違う。今回の岸田首相のコロナ感染は、見方によれば、下がるばかりの支持率の回復させられる絶好の機会だった。

 コロナは、未だに分からない事ばかりである。感染人数ばかりが公表されているが、感染原因や経路の詳細は、発表されていない。内閣総理大臣は、1日の行動が分刻みで管理されている。いつどこで誰に会って何をしたか何を食べたかも、分かっている。もし今回、岸田首相が自らコロナ感染したことを発表した時、いかにして首相自身が感染したのかを、推測でも良いから、言葉にしていたなら…。取り巻きや御用医師御用科学者チームが、懸命に感染の科学的分析を出来ていたなら…。岸田首相は、よく「しっかり」とか「検討する」と口にする。こんな時こそ、それをとことん実行するべきである。体験した人にしか分からないことがある。私は、まだ幸いコロナ感染の経験がない。いつ感染するかと日々脅えている。岸田首相のコロナ感染発表は、更にコロナへの恐怖心を助長させてしまった。

 8月24日午後、岸田首相がオンライン会見をするというので、観た。切なくなった。日本の内閣総理大臣たる者が、あの程度の会見しかできないのか。いったい岸田首相の周りには、どんな人たちが仕えているの?いつものように着ているスーツは、普通に見えた。いけなかったのは、画面の背景である。コロナになって、リモートワークが盛んになった。一般人だって、Zoomを駆使して働いた。私も友人たちと数回Zoomで話し合った。私でさえ、その時、画面の背景に気を使った。岸田首相は、黄色人種である。肌の黄色みがかっている人の背景に、黄色や緑系統の色は、使わないほうが良い。何か具合が悪いのかと疑われる。どう見ても、健康そうに見えない。国を率いる総理大臣が、健康でないと国民に不安を与える。取り巻きは、もっと首相の画面での映り具合などを、細かく配慮すべきだ。おそらく東大卒などの、偏差値ばかり良かった人たちしか、周りにいないのだろう。取り巻きには、スタイリスト、化粧係、映像技術者、舞台美術家、照明プランナーなどを入れるべきだ。

 岸田首相は、出席するはずだった、チュニジアで開催されるアフリカ会議への出席を取りやめた。このことが後々後悔することにならなければいいのだが。国のトップの健康は、歴史を変えることもある。

 24日のオンライン会見において、記者の質問にアフリカ会議欠席の質問がなかった。記者も首相の取り巻きも、学校での成績は、優秀だったかもしれないが、今の仕事に向いていないのでは、と見えた。記者がテレビ画面に録音機を差し出していた。この国は、どうなってしまうのか。心配が尽きない。

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