団塊的“It's me”

コキロク(古稀+6歳)からコキシチ(古稀+7歳)への道草随筆 2週間ごとの月・水・金・火・木に更新。土日祭日休み

中華料理 腸粉

2017年08月21日 | Weblog

都合により8月25日投稿分を本日に変更します。

①    腸粉 

②    粥 

③    青菜炒め

①    8月11日用事で妻と横浜へ行った。昼食を中華街で食べることにした。大好きな腸粉を食べたかった。日本で腸粉はあまり知られていない。腸粉は、米粉とタピオカ粉などを板状にして蒸し、その中に具を入れて巻いてある。横浜中華街では菜香新館で食べられる。店に着くと祭日のせいもあってたくさんの人。約2時間待った。妻が待つのが大嫌い。機嫌が悪くなる。食い意地が張っている私と違って、妻には食にこだわりがない。腸粉も私は喜んで食べるが、妻は「これのどこがおいしいの?これが2時間待っても食べるモノなの」と厳しい。私は大満足。妻は空腹が満たされたので、機嫌を治してくれた。

私が生まれて初めて腸粉を口にしたのは、カナダ カルガリーの中華料理店だった。もともと私はグニャとした食べ物、ゼリーとか葛湯などが好きだった。アメリカのシアトルへ遊びに行った時、普通のスーパーマーケットの総菜コーナーにも売っていて驚いた。

中華料理は世界中で食べられるが、国によってメニューが大きく異なる。妻の海外勤務に同行して13年間5ヵ国で暮らした。中華料理店のない国はなかった。しかし腸粉を食べられる店は、ほとんどなかった。飲茶型式も少なかった。そんな中で、ロンドンの中華料理店は、良かった。しかし値段が高くて驚いた。

日本に帰国しても美味い腸粉を見つけられなかった。友人に武蔵小杉の粥菜坊という店を教えてもらった。小さな店だ。家庭的な料理のようだが味は良い。

最近は自分で作っている。試行錯誤しながら粉だらけになってやっとそれらしきモノを作れるようになった。専用の蒸し器があるようだが、その値段が8万円と聞いて、それなら横浜や武蔵小杉の中華店へ行った方が良いと思った。近い将来腸粉が日本でナタデココなどのようにブームになって近所のスーパーでも買えるようになるといいのだが。

②  中華粥も好きである。妻と台湾、香港、シンガポールへ行った時、味をしめた。ヨーロッパやアメリカや日本の中華店で供される粥は上品すぎる。台湾、香港、シンガポールの屋台の粥がいい。中華料理という分類でも、所変われば品変わる。面白い現象だ。

③青菜炒めも屋台のモノが美味い。空心菜は、最近スーパーでも買えるようになった。しかし家庭用のIHやガステーブルでは中華店のように超高温での調理ができないので、中華店のように青菜を痛めることはできない。

 イタリア人の友人が7年ぶりにイタリアへ帰国した。イタリア北部の小さな町に7軒もの寿司屋ができていたそうだ。その経営者は中国人やアジア人だったそうだ。中華料理が世界に拡がったように寿司などの日本料理も受け入れられ始めた。どこでどう変化してかまわない。しかし本物は残っていて欲しい。先を見越した策が必要である。日本の伝統文化技術で消えそうになってきてるものが増加してきているのが心配だ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 登山 | トップ | 旅 パック・ツアー 飛鳥Ⅱ »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事