団塊的“It's me”

コキロク(古稀+6歳)からコキシチ(古稀+7歳)への道草随筆 2週間ごとの月・水・金・火・木に更新。土日祭日休み

ゴールデンウィーク

2024年05月07日 | Weblog

  コロナが第5類感染症に移行されたのが、去年の5月8日だった。今年のゴールデンウィークは、3年以上続いたコロナがようやく下火になって5類感染症に移行して初めての連休だった。もともと5月の日本の気候は、五月晴れというくらい気候に恵まれた季節である。長いコロナに苦しめられた時間からやっと解放され、日本中、ゴールデンウィークを楽しむ人々で混雑した。人間というのは、どうやら混雑が好きなようだ。

 妻は、4月29日は出勤だったが、あとはカレンダー通りの休みになった。27日(土)28日(日)5月3日(金)4日(土)5日(日)6日(月)。夫婦二人で暮らす私たち、年齢もあるだろうけれど、連休で多くの人が繰り出すので、家の近くで休みを過ごすことにしていた。コロナの間は、それさえできなかった。今年は、友人からの誘いがあって28日(日)5月4日(土)5日(日)の予定が埋まった。

 28日は、友人宅でバーベキュー、4日は、友人家族とレストランでランチ、5日は友人宅ですき焼きパーティ。それこそ失ったこの4年間をガムシャラに取り戻そうと、話し、食べ、飲んだ。体重が一気に2キロも増えた。気にしない。少しくらいの犠牲があっても、友人たちとの時間は、何より重要だ。

 妻が休みの間、毎日一緒に散歩した。祭日は出勤するので、土日しか妻と散歩できない。土日以外で今回のように連続して一緒に散歩するのは、不思議な感じがした。3、4、5日の3日間の天気は、素晴らしかった。途中妻がタイサンボクの花が咲いている、と言った。綺麗な花だった。でも私は、あれはホウの花じゃないかなと思ったが、言わなかった。陽気も半袖でも良いくらいだった。まさに五月晴れ。真っ青な空に鯉のぼりがはためいていた。

 ゴールデンウィークとは関係ないが、アメリカ大リーグのドジャースの大谷選手が出る試合もすべて観た。妻が休みでない日は、5時に起きて、7時前には、妻を駅に車で送る。朝はいろいろ忙しいでも妻が休みなら、妻にゆっくり寝てもらい、私は、心置きなく、大谷選手の応援ができる。ゴールデンウィークの前半大谷選手の調子は、あまりよくなかった。4月29日は、試合が東海岸だったので午前2時からだった。私は、テレビを消音にして観戦。大谷は、4打数0安打。何かおかしいと感じた。5月1日の試合は、中継が10時30分からの予定だったが、バックネットに大量の蜂が分蜂のために塊となっていて、危険なので除去するまで約2時間開始が遅れた。蜂の除去業者が来て、掃除機のような吸引器で吸い取った。こんなことまで実況中継された。驚いたことに、蜂の除去をした業者が始球式で投げることになった。アメリカ大リーグで蜂による試合開始が遅れたのは、初めてだと言う。珍しい中継に遭遇できた。5月2日の試合で山本投手が先発で投げたが、大谷選手は、スタメンを外れた。4日からの大谷選手の復活は、見ものだった。特に6日の4打数4安打うちホームラン2本は、凄かった。妻も休みだったので、日中の中継だと、大谷選手の試合を私と一緒に楽しむことができた。

 妻のゴールデンウィークは、終わった。妻が「楽しい時間は、あっという間に終わってしまう」と言った。私は、毎日が日曜日というかゴールデンウィークのようなもの。妻に申し訳なく思う。そろそろ妻も退職を勧める時期かなと思っている。退職に関しては、私は先輩である。今後の事を二人で話し合おうと考えている。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 床上浸水 | トップ | 火事!? »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事