巣窟日誌

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梅干の黒焼き

2004-11-11 18:55:04 | 美容と健康
鬼の霍乱と申しましょうか、風邪による熱のため、本日は少々頭がおかしくなっているようでございます。そのため本日の記事は、言葉遣いがいつもとは多少変わってしまっておりますことを、お許しくださいませ。

さて、風邪といえば、民間療法でございます。
わたくしがご紹介申し上げますのは、古来より日本において風邪に対する民間療法で用いられて参りました「梅干の黒焼き」でございます。安価にして副作用がないところがお勧めでございます。

作り方は、下記の通りでございます。

[1] 梅干を黒く焼く

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本来は炭火を使って焼き網の上で焼くのが最良と存じますが、わたくしあいにく本日は炭火を持ち合わせておりませんし、しかもガステーブルの上で焼き網に梅干をのせて、ころあいを待つという忍耐力も欠いております。

よって、アルミホイルの上にのせ、オーブントースターで10分ほど焼かせていただきました。むらなく焦げるよう途中二度ほどひっくり返しております。

[2] 黒く焼けた梅干に、熱湯を注ぐ

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湯飲みの中に黒焼きの梅干をいれ、勢い良く熱闘、もとい、熱湯を注ぎます。お好みにより熱湯のかわりに番茶を使っていただいてもよろしいかと存じます。写真は色がついておりますが、これは梅干の焦げの色でございまして、熱湯のみを注いだ状態でございます。

お風邪を召した方は湯飲みを持つお手が震えることもございましょう。安全のため湯飲みは厚手の安定感のあるものを選ぶことがよいかと思われます。なお、本日使用いたしました湯飲みは、近所の華屋与兵衛の開店の折にいただきました記念品でございます。

[3] 梅干を熱湯の中でほぐしてよくかきまぜる

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「梅干をほぐさずに、うわずみを飲む」というかたもいらっしゃいると聞きおよんでおりますが、当ふくしま家では「食べられるものは何でも食べる」という信念ゆえ、熱湯の中で梅干をほぐしてよくかき混ぜております。またお好みで、すりおろした生姜や醤油、さらには黒砂糖などを入れるかたもいらっしゃるようですが、本日はあくまでプレーンな梅干の黒焼きのみのレシピでございます。

[4] 飲む

風邪をお召しのさいに、熱や咳、そして喉の痛みによく効くと伝えられております。健康食品の梅干を使った一品ゆえ、お子たちにも、安心してお勧めすることができます。ただし、お子たちのお口にあいますかどうか…

それでは、みなさまごきげんよう。

ゴホゴホッ!