大学院時代に、初回の授業で、自分がどのように成績評価をつけるのか、その方法を黒板に書いた講師がいた。
院生としては「面白くない点のつけ方」と思ったし、正直なところ評価方法の説明を聞くにつけ、「この先生、やたら細かそう」と思ってしまい、講師に対してあまり良い第一印象を持たなかった。(授業が回を追うにつれ、なかなか良い先生だとは思うようにはなったが――三谷先生ごめんなさい。)
しかし今わたしは、似たような方法で自分の担当している科目の成績を採点している。ただし、出席と試験以外の要素をいろいろと評価に入れているので、Excelの表に少しばかりややこしい計算式を入れ込んである。こうやって、最後には機械的に点数が出るようにしている。
こんなやり方をするのは、わたしの各学生に対する普段の主観が評価に与える影響を、できる限り排除するためであり、また「この成績には納得できない」と学生が言ってきた場合に説明する資料にするためでもある。また、各学生の素点を素に、参考としてクラス全体の標準偏差を求めたり、成績の分布図を作ったり、出席とテスト(あるいはレポート)の点の、相関関係を調べる表をつくったりしている。
――そんなわたしは血液型B型
全部出席を50点とする
あらかじめ連絡があった公用(仕事・学会)の欠席ではマイナス○点
あらかじめ連絡があった私用の欠席はマイナス△点。
連絡が後になった欠席はマイナス□点
テストの点を50点とする
テストは100点満点で行ない、それに0.5を掛ける。
出席点を50点、試験の点を50点として足した点が成績になる。
ただしX回以上欠席したものは、試験の点が如何なるものであれ、自動的に落とす
院生としては「面白くない点のつけ方」と思ったし、正直なところ評価方法の説明を聞くにつけ、「この先生、やたら細かそう」と思ってしまい、講師に対してあまり良い第一印象を持たなかった。(授業が回を追うにつれ、なかなか良い先生だとは思うようにはなったが――三谷先生ごめんなさい。)
しかし今わたしは、似たような方法で自分の担当している科目の成績を採点している。ただし、出席と試験以外の要素をいろいろと評価に入れているので、Excelの表に少しばかりややこしい計算式を入れ込んである。こうやって、最後には機械的に点数が出るようにしている。
こんなやり方をするのは、わたしの各学生に対する普段の主観が評価に与える影響を、できる限り排除するためであり、また「この成績には納得できない」と学生が言ってきた場合に説明する資料にするためでもある。また、各学生の素点を素に、参考としてクラス全体の標準偏差を求めたり、成績の分布図を作ったり、出席とテスト(あるいはレポート)の点の、相関関係を調べる表をつくったりしている。
――そんなわたしは血液型B型