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Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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得手をさらに活かす

2014-11-12 19:55:08 | マインドフルな日々
大相撲11月場所が始まりました。
連日、幕内上位の取組を中心に帰宅後ビデオ録画を見ています。

昨日は関の新三役(小結)昇進のインタビューを聞いて、唸りました〜。

無口な力士が多い中で、現役力士で初めて内容のあるインタビューを聞いたように思います。

もともと右で差す型を持ちつつも、それを活かすために
左手をより一層使うように、日常生活の中で心がけていると。

強みを活かすには、弱みを克服するというよりも
活かしきれていないことを開発することが大事ってことですよね。

そもそも、強みとか弱みとか二元論で語られていないところも気持ちがいいです。

9月場所で、私が最も熱狂した逸ノ城関との流血の取組をスローで見ると
いかにこの左手が活きていたかがわかりました。

自分でもコツコツ・ひたむきに・地道にと公言するだけあるなあと。

日常生活から左手を違和感なく使えるようになることで
ほんの数秒の取組の中で、無意識に身体の自由な動きに任せることができるのでしょうね。

相撲は、身体の反応とほんの一瞬の判断が勝負の分かれ目になるかと思うのですが、
始まってしまえばいちいち考えて動いてられない勝負の世界。

勝つための動きを反射的に繰り出す。
得意パターンだけではなく、可能性のある動きを稽古で自分の身体に取り込んでいく。

これも、人体だけではなく、組織経営でも同じように言えるなあ。
最初は、ぎこちなくってカツンカツンになりながらも、試してみる。
「いいんじゃないか」と思ったことを、よりいい感じになるようにPDCAサイクル。

もともと、勢関は相撲以外からも相撲が強くなることを貪欲に取り入れているらしいのですが、
中堅どころになってもこういう素直さって素晴らしいなと思います。

立ち会いまでの所作を見ていても、非常に禅的な感じが伝わってきます。
足首の堅さを調整しようとする身体の準備の仕方にも工夫を感じます。

思い切りあたってあたり負けせず、勢い余って、前に落とされることも少なくなり、
土俵際で豪快に投げに持っていくところはなんかは実に雄々しく応援にも熱が入ります。



個人的には、9月場所で入り待ちの時に、リアルに見て「かっこいいなぁ」と思いましたが、
長身でバランスのよい身体が纏うシンプルな着物の着こなしが本当に粋です→「きものカンタービレ」さん参照

相撲甚句の歌い手として、巡業では観客を楽しませることでも、
知られていますが、

ひたむき、でも明るく自分を追い込みすぎないバランスの良さが
愛される理由なのかもしれません。

右肩の「鉄砲ダコ」の盛り上がりには萌えますね。
当然ながら厳しい取組が続きますが、楽しみにしています。
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小さな力でやる

2014-11-12 00:17:09 | 心身一如な日々
私のように若い頃からスポーツで勝ち負けを競ってきた人間は、
基本的には「勝ちか負けか」の思考が、本当に深いところに染み付いているのだと思う。

目標に駆り立てられ、おそらく日常生活でも反射的な動きを身につけている。
そのような迅速(拙速)な動きは、表層の大筋群の動きが担っているのだと思うが、
エネルギー出力の大きさと感受性は残念ながら反比例の関係にあると思う。

日常生活では、そんなに大きなエネルギー出力を要しない。
むしろ、深層筋が他の筋肉と連携しながら、全体の動きを完成させている。
小さい力の方が優美である。

大きな力では反動や反発が起きる。
小さな力の方が、感じ合えるし、細く長く、助け合える。

やる時は、無駄な力を削いで、小さい力でやってみる。
反応を観察しながら、ムリのない自分にあった方法を選び続けることの方が
結果的には出来上がりのクオリティも上がる。

組織にも同じことが言えるんだと思う。

これも身体が教えてくれたこと。
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