Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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マインドフルネスな日々

2014-11-04 13:32:07 | マインドフルな日々
大田健次郎先生に習い「自己洞察瞑想法」を用いたマインドフルネス心理相談員のトレーニングを開始して2週間になりました。

うつや不安障害を抱えた方が症状を緩和するように開発されたプログラムを、支援側に回る自分が体感・体得する日々が続きます。

下記の本の巻末にある記録表をつけて次回の講座で提出します。

うつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」
クリエーター情報なし
佼成出版社




この2週間を振り返りますと、もともと3月頃から歩きながら瞑想をしていたり、
座禅や瞑想の会にも足を運んでいたのでわりと抵抗なく続けています。

1日30分は座って瞑想しています。

とは言っても「今ここ」とは関係のない思考は当然わき上がります。
それでも、過去や未来に向いた思考に気づき、自分を責めずに、さらりとお別れして、
呼吸に集中する。

その他にも、日々の行動の中での自己洞察や、食事中の傾注観察などなど。

正直生活が変わります。
何せ、生活を素材としてトレーニングをしようと思うと
目的の違う行動を同時にできなくなってしまうのですから。

どちらかの目的のことにしか集中できません。

わかりやすい例は、「テレビを見ながら食事をする」です。
今まで、録画した番組は食事の時に見ていたのですが、これでは傾注観察をしようと思っていてもできません。
その他の体操類もテレビをオフにしないと本当のところの身体の感覚はわかりません。

先日の学会でも登壇者の先生がおっしゃっていましたが、瞑想を暮らしに取り入れようと思うと
生活が変わるというのは本当だなと思いました。

この暮らしは、続けられるのか?

続けられるとしたら、アウトプットを「最大化」するということよりも、
アウトプットを「上質化」することに本格的に力点を移し、不要なことを止め、
未完了でグダグダになっていることをさっさとやりきり、
重要で緊急なことに、爆発的集中力を発揮し、
自分が長期的に価値を置くことにコツコツと時間を使う。。。

といった、当たり前のタイムマネジメントの鉄則をひたすら守ることになるのかと。
座禅や瞑想を習慣化した方はこのことを自然とやっていらっしゃるのでしょうね。

できるビジネスマンが座禅を組むというのもなんだかわかりますし、
エレガントな女性が瞑想を習慣にしているというのもわかる気がします。

そんなの、当たり前とわかっていても、できないこともあります。
それでもなお「今ここ」の自分に気づき、自分の立て直しのスタートにつなげていくことなのでしょう。

身体を通して「気づく」こと。

私も含めて何かと駆り立てられる人には取り組む価値は多いにありです。

扁桃体が活性化しすぎて、将来の不安に駆り立てられた闘病中の方にとってもきっと価値があるはずです。

瞑想で支援に回ることは、瞑想でその効果を体感した人でなければできないと言われます。
私自身にとっても大きな変容につながるように思っています。

多くの方と、一緒にコツコツとりくんでいけたらと思います。
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