Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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ストロークフィルター

2006-10-17 11:39:37 | TA(交流分析)
さまざまなアクシデントや感動秘話に溢れがちな私の生活は、なかなか地道に交流分析の記事を書かせてくれません・・・・

またストロークについて書いてみたいと思います。

ストロークって何っ?て思われた読者の方がいらっしゃったら、右側の「TA(交流分析)」のカテゴリから少しさかのぼってお読みくださると幸いです。

「誉める」「励ます」は「プラスのストローク」でしょうね。

心から無条件に誉められたり、励まされると人はやはり自分の存在や価値を認められとてもうれしいものです。

私は「励まし」というストロークが、かなり好きです。

なぜ故に?

認めたくはないのですが、私は、そもそも自尊心やうぬぼれが強いのかもしれません。

それに目を向け始めたのは、どうやら私がエニアグラムで言うところの「タイプ3」や「タイプ4」の性格を持っているのではないかということで、この2つのタイプに特徴的な性質として「ひょっとしてそんなとこあるかも・・・」と思い始めたんです。

エニアグラムは自分を映す鏡である・・・(苦笑)

それゆえに落ち込みやすくまた、「励ましによって容易に回復し、次の行動に向かう」というパターンは私のお決まりのパターンなんです。

その一方で「誉められる」は、これはなかなか素直に受け取ることができません。「ありがとう」と笑顔でにっこり、素直に受け取ることは、私のコミュニケーション上の継続課題です。

なぜにそのようなありがたいストロークを受け取らんのだ・・・・

これがねぇ、最近気づいたことなのですが、母からのすり込みでしょうね。

母は決して私を誉めない訳ではなく、どちらかというと評価は正当で、「誉める量」に過不足がなく、誉めて欲しい時に誉めてくれたので、幼少期に特に寂しい思いをすることはなかったように記憶しています。

しかーし、学校から帰ってくると「今日ね、先生から誉められた」「○○ちゃんのお母さんから誉められた」という話には、「俄然」ノリが悪いのでした。

そして、返ってくるのは「あまり調子にのらないように」「人の言う、いいことは信用しないように」という返答。

はぁ・・・有頂天モードから急降下(涙)

あぁ、ここで母から「信じるな」という禁止令をもらっているのでございます。

そして、自分は「まだまだなんだ」「母から誉められるには完全ではないのだ!もっと頑張れ!」と自分を奮い立たせ、這い上がってくるこの泥臭い「ど根性人生」を歩んでしまうのですよ。

小学生の頃からこういう生き方を選び、以後そういう生き方(人生脚本)を強化してきたワタクシです。

こうして、「誉める」というストロークを受け取ることを躊躇し、「禁止される」だけではやる気がでないので、代わりに「自分からの励まし」「人からの励まし」を受け取ることを好んで次の行動につなげるのが私の傾向です。

「自分好みのストローク指数に合わないストロークが来ると素直に受け入れない」ことを、交流分析的には「ストロークフィルター」にかけるといいます。

無条件で誉められていると気づいた時には、ストロークをフィルターにかけて価値を値引きせず、ありがたく受け取ることが、相手との親しくつきあっていく上でとても大切だと感じています。

よし、誉められたら小さなガッツポーズ(略して小ガッツ)で応えよう!

じゃなくってぇ~、いくら体育会気質とは言え、笑顔でにっこり「ありがとうございます」でいこうよ。

皆さんはどのようなストロークを「選り好み」したり受け取らないようにしていますか?

あなたのクリックが私にとって何よりの「励まし」。
交流分析のことをもっと多くの人に知ってもらいたいのでぷちっとひと押しお願いします。


コメント (6)
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