Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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12の禁止令

2006-10-19 00:06:04 | TA(交流分析)
私たちが幼い頃に親からもらったメッセージは、これから自分はどうやって生きていくのかという幼児なりのシナリオづくりに大きな影響を与えます。

「~してはだめ!」というメッセージは際限なく作れますが、グルーディング夫妻は12のリストを示しました。

1)何々するな
2)存在するな
3)成長するな
4)子供であるな
5)成長するな
6)男(女)であるな
7)健康であるな
8)所属するな
9)重要であるな
10)愛するな・信用するな・近づくな
11)考えるな
12)感じるな

交流分析では、こんな禁止令が私たちの生涯に大きな影響を与えると言われています。

これらの禁止令は、言葉であるとは限りません。まだ、言葉がわからない子供であっても、親の表情で機嫌がわかり、衝動に駆られた時も、親の表情でGO!・WAIT!・STOP!なんかを判断し・・・。

言葉がわかるようになってからも、親の顔色を見て、ことの善し悪しを判断します。ご機嫌損ねないようにとか、なんかマズイ雰囲気ね・・と空気を読むみたいな。

私には子供がいませんので、かすかな記憶をたどっていくと自分もそうだったかなぁと感じますし、未だに多少は、母親の顔色をのぞき込みますし。

私が、親からもらったメッセージで自分の生き方に影響を与えていると感じるのは「子供であるな」「女であるな」「愛するな・信用するな・近づくな」「感じるな」だと思います。

振り返れば、母の表情とリンクしますね。

そして、非合理的な禁止令に無意識に囚われることによって、自分の生き方を窮屈にしたり、後ろ向きにしたり、小さな失敗を繰り返したり、お決まりの嫌な終末感情を味わったりして・・・。

そのような禁止令の、背景を探ることは、時にとても切なくて、特に意識せず年を重ねていくこともできるのに、その煩雑な作業を踏み倒し投げ出すこともできるのに、と思うこともあります。

いくら自分のこれまで生きてきた人生脚本を書き換えて「新しい脚本で生きていきたい」と願っても、私の場合、掘り下げることをためらって途中で逃げ出したくなることがしばしばでございます。

脚本分析が進みません・・・交流分析やる人って誰もがそうなんですか?

親からもらったメッセージにしたがっていれば、特に変化もなく、変化を受け入れなくてもよい分、楽チンでお気楽に生きていけますよ・・・

なのに、なぜにそんなに果敢に立ち向かう必要があるのかい?

嫌なんですよ・・・

同じ失敗したり、いっつも同じような「嫌な感情」を味わってその場しのぎの癒しだけに頼るのって。

私には「失敗することは怖いこと」という囚われがあり、2度同じ失敗をしたら生きていけないかもしれません・・・自殺行為かもぐらい思い込んじゃってます。

失敗を避けることは自分を締め付けるものでもあり、同時に自分を動かすエネルギーでもあり。

そのエネルギーを新しい人生目標のために活かすことで、自分を許し、変えられない過去と決別すべし。

そんなことを考える、第1回の人生脚本の分析も終盤に入ってきた昨今です。

なに?人生脚本の分析とやら、頑張って完成させてごらんと応援してくださる方は今日もぷちっとお願いします。



コメント (2)
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