バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

最後は何なのだろう

2015年10月27日 | Weblog
昨日、将棋王座戦5番勝負最終局があった。羽生さんが23期目の王座を獲得した。相手は今新進気鋭の佐藤天彦27歳だった。5番勝負は羽生さんがまず先勝したものの、2番、3番と続けて負けてカド番となり、佐藤は羽生さんを追い詰めた格好になっていた。そして4番、これも苦しいところをなんとか勝ち、2勝2敗で迎えた昨日の5番勝負だった。
お昼も夕方にも戦況をのぞきに行ったら羽生さんの形勢は悪く、さすがにもう若手に席を譲らねばならぬのかと、観る将のバースくんは少しばかり肩を落としていた。知ってる?!自分で指すのではなく棋士の観戦を楽しむことを「観る将」って言うだって。こんな変なファンボクだけだと思っていたら、世の中只今「観る将」増殖中だそうだ。それはさておき
王座戦は一日勝負なのでまた8時前にのぞいたら、ウーンウーンと解説の棋士たちが唸っているところ、えーっ一体どうなるんだ?!と勝手に気を揉んでいたらそこからがすごかったらしい。手筋は理解できないのだが、解説者の絶賛におおーと言うしかなかったボク。
ここのところ、若手のそれもケタはずれに強い棋士が次々に羽生さんとタイトル戦で顔を合わせる。そして少なからず羽生さんは追い詰められるのだが、だが必ず勝つのだ。勝因は何なのだろうと考える。底力とか、土壇場の力って何なのだろう。最後に羽生さんの出す力って…。
それは執念、技量、経験値いろいろあるだろうけれど、とどのつまりは羽生さんの飽くなき探究心なのではないかと思うのだ。将棋ってなんだという探究心のすごさが、羽生さんを天才棋士と言わしめているのではないか。いつかインタビューで「直観は努力です」と話していたけれど、ずっと一つことを求めていく力がずば抜けているんだなぁー。
普通はいろんなことが気になるのよ。あれもこれもおもしろそうだし、深く掘り下げるとややこしいから面倒くさいしなんてね。そこが違うんだね。やっぱりすごいぞ羽生善治!!王座を防衛おめでとうございました鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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