そこのところ一つ何とか

仕事の打ち合わせ中「バースくん、利益というものを考えたときには」と、お相手がごもっともな正論を繰り広げられた。全くおっしゃる通りで、理論上それはそうだと十分に理解しているつもりなのだが、ボクはそれだけではないというものを持って今日まで仕事をやって来た。
仕事には相手があって、その相手間に利益の供与があって、その利潤を追求していくのがビジネスだと、それは十二分にわかる。だけどそのウィンウィンの矢印の成立だけを純粋に追求することだけが、イコールビジネスなんだろうか。相手があってこそ、気概があってこそ、互いに思いやることができてこその仕事ではないのか、なんてことを言ったら「あまちゃん」だと鼻で笑われそうだが、ボクはそんな風に思って今日まで来た。(朝ドラのあまちゃんのテーマソングがいいねぇー)
まあ要するに結論は、ボクがめんどうくさい奴だということだ。ポリシーなどと高邁なことでもなく、ただただ愚直に相手の真正面に立ち、目を見て仕事をしたいというだけのこと。そうするためには、自分の失敗は取り繕わない、責任転嫁をしない、すぐにバンザイをしないということ。それを守ると逆に、いやはや実にややこしいことになることも多いんだけれど…。まあ大概面倒くさくて、迷惑な奴だと自分でも思う。でもごめんなさい、きっとこれは修正不可能だ。
そんなわけで仕事上やってしまった失敗には深く反省をするけれど、その反省の仕方や形は、ボクなりのやり方でいきたいと思うのだ。
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