ロシアの侵攻が始まってから、国内いや世界中のクラシックコンサートでチャイコフスキーの曲を演奏しないなんてトンチカンなことがおきている。
はっ?!ロシアの作曲家だから?あまりのバカバカしさに腹の立つバースくんはここのところガンガン、チャイコフスキーを聞いている。
交響曲5番・6番、ピアノ協奏曲第1番、弦楽セレナーデ、もちろん大序曲「1812年」(曲に何の咎がある?)、
今朝は通勤のバスの中、チャイコフスキー・バレエ名曲集なんていうのを聞いてきましたとさ。よかったよ。変わらずよかったよ!!
ボクはクラシックの中では、チャイコフスキー、ラフマニノフ、カリンニコフ、ブルックナー、ピアソラなんかが特に好きだ。
チャイコフスキー、ラフマニノフ、カリンニコフは全員ロシアの作曲家だよ、それがどうした、音楽は音楽関係ないでしょう。一人憤慨していたら、
「国際音楽コンクール世界連盟がロシアのウクライナ侵攻を非難し、ロシアのチャイコフスキー国際コンクールを除名すると発表した」とのニュース
ウーンと唸ってしまった。どうこのニュースを飲み込んだらいいのか大いに戸惑う。連盟の非難の気持ちはわかるけれど……
コンテスタントの気持ちを思うと天を仰いでしまう。演奏者には降って湧いた災難だろう。そう厄災だ。
経済制裁はわかる。逆に今それしか手立てがないだろうこともわかる。
だから物価が上がるなど、我々も返り血をあびなければならないのも了解せざるをえないと思っている。
でもスポーツ選手にしろ音楽家にしろ舞踊家に返り血が飛ぶのはなんだか釈然としない。そこじゃない、その人じゃないという気がしてしまうのだ。
ちなみにボクが大切にしている諏訪内晶子さんの名盤は、チャイコフスキーコンクールのとき録音鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ