将棋の羽生さんの思いには想像が及ばないと先日ここで話したけれど、なぜ想像が及ばないかの理由を昨日をはっきりと理解した。
それは奇しくも書いてしまうと同じスケートの羽生選手からだった。えっいきなり?!とスタート直後の1回転!?解説者が「一回転になって……」と言う。
羽生選手のところからテレビをつけたバースくんは、はっ?!何が起こった、どうしたとリモコンを手に狭い事務所をウロウロしながらの観戦。
画面左肩に表示される点数が上がっていかない凹。終いには演技よりそちらばかり見てしまう有り様でひどく疲れた。点数を待つ羽生選手
見たいのか見たくないのか、突如デスクワークを再開するボク。結果はみなさんご存知のとおり。
そしてインタビューは夕方になってから聞いた。ため息がでた。このため息は「そうかぁー、ボクはわからなくて当然なんだ」というもの。
将棋の羽生さんのときとは違ったし、同時にあのときのため息もこれだったんだと気が付いた。
一つ事の極みを目指し、その頂上に立った人にしか見えない景色があるという。そう誰も見た事もない景色を見た人の思いがわかろうはずはないのだ。
だってボクたちはその景色を知らないのだから。人は引き出しがなければ思いも考えも広がってはいかない。
ボクの引き出しに、頂上からの景色というものは入っていない。孤高という言葉があるけれど、孤高の人の見る景色はどんなだろうか。
「なんか、氷に嫌われちゃったなって」という羽生選手のコメント、その心情を想像することは出来ないけれど、
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