金メダルをとった小林陵侑選手がインタビューの途中で「暑い!」と言った。そこはもう観ているボクらには絶対思いもよらない感覚なのだった。
昨日バースくんは諸事情により(雪かきとか、雪かきとか、雪かきとか、なんたって一気に積雪30㎝だからね)、
フィギュアスケートの様子をラジオで観戦するという羽目に陥る。考えてみてフィギュアを耳だけって……
そりゃボクはラジオが大好きで、音だけの世界を想像力で広げていくのは割と得意な方なんぢゃないかと思っている。
現に女子のアイスホッケーの初戦もラジオで聴いたぐらいだ。でもフィギュアは無理、どんなに頑張っても何がなんだかさっぱりわからない
ひたすら中継アナの早口の技術的説明が続く。時折合いの手で解説者の「いいですよ」が入っても、なにがいいのやら???
結局夜テレビで映像として観ることが出来たけれど、フィギュアのラジオ中継は余程の想像力と知識がなければ無理という結論。
話変わって金曜日、将棋の順位戦で羽生さんが負けて29年在籍していたA級からの陥落が決まった。
ネットで結果を見た瞬間思わずほーっと大きなため息をついたボク、そのため息は自分でももう一つ何だったのか今でもわからない。
終局後のインタビューで、淡々と羽生さんは言った
「内容も結果も伴わなかったので降級は致し方ないと思う。来期のことはまだ何も考えておらず、次の1局に全力を尽くしたい」と
そうまだ順位戦には、いわゆる「将棋の一番長い日」である最終1局を残している。身の振り方はそれが終わってからということ。
一度だって羽生さんの気持ちを想像出来たことはないけれど、今の心境は本当に想像が及ばない。
どんな目で自分を、世界を見つめているのだろう。ただ一つ言えるのは、決して呆然としてはいないということだ。
そこに羽生さんの羽生さんたる所以がある鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ