バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

弘法

2008年11月17日 | Weblog
ことわざに「弘法にも筆の誤り」というのがある。どんなにプロでも、時には失敗するということだけれど、今のご時世このことわざがぴったりとくるようなことにはなかなかお目にかかれない。先日引退された王監督が「プロだから自分は失敗をしないと考える」というような主旨の話をされていた。人間だから失敗して当たり前と思ったところで、もうそれはプロではないんだそうだ。その上で、プロという弘法は誤りをおかすから、先のことわざが生きてくるのだ。けれどこの頃人は失敗するのが当たり前という前提のプロがざらざらいて、筆の誤りは珍しくもなんともなくなった。ところが昨日、ボクは久々に筆の誤りをみた。大きなレースで、武豊騎手がスタート直後に落馬したのだ。それは信じられない光景だった。武が落馬!!びっくりした。しかしすぐにボクは「弘法は筆を択ぶ」という言葉を思い出した。(バースくん、それを言うなら「弘法筆を択ばず」でしょ!)いやいや、やっぱりプロはプロ仕様の道具を使わなければ、本当の仕事はできないと思うよ。だから昨日の場合も、やっぱり難しいクセのある馬では、さすがの武もお手上げだっんだよ。教訓!!まず弘法たるプロは、筆を択び、そして筆を誤ることのないよう精進することだ。さて、ではボクの筆って何だろう。