12月8日、先週末の土曜日は言わずとしれたジョンレノンの命日だった。毎年この日がめぐり来る度、ボクはあの日のことをくっきりと思いだす。そして何人もの人に何度も同じ話を繰り返す。寒い日だった。京都の四条川原町の電車の駅でボクはそのニュースを知る。その夜、彼の大ファンだったアメリカ人の知人に会い、そのニュースを伝えるべく拙い英語で四苦八苦したこと、彼のショックが予想を超えた以上のものだったこと・・・。今年は命日にあわせて、レノンが国といかに平和のために闘ったかという映画が公開された。奇しくもこの日は先の戦争の開戦日でもある。平和ボケしたボクには、逆にこの日全世界で命日を報じる様子を見て平和の大切さを教えられた。その報道の中「レノンは歴史上の人物なんです。」というキャスターのコメントに素直にうなずくことができた。そうなんだなぁー、一つのポリシーを貫く人は死して尚その思いが残り、やがて歴史となるんだ。ポリシーを貫くことは並大抵なことではない。はっきり言ってボクには無理!!しかしそういう人がいたんだよと語り継ぐことはボクにもできる。レノンがいてボクがいる。歴史はそうやって作られる。(もしもーし!バースくんがいたからといって別に大勢に影響はありませんよー)