孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

ミャンマー パアンで爆走 激安トゥクトゥクツアー

2016-11-25 23:10:38 | 身辺雑記・その他

(パアン それなりに印象的な「チャウ・カラット」)

ミャンマー旅行、カイン州の州都パアン2日目

今日はホテルに依頼したトゥクトゥクでパアン近郊のスポットを回りました。

料金は1台3万チャット(約3000円)で、参加者は1名なら全額を、複数参加の場合は人数で均等割りになります。

1名貸し切りでもいいかな・・・とも思っていたのですが、私以外に5名の欧米人が参加し、一人当たりは5000チャット、約500円というタダみたいな格安ツアーです。(入場料は各自負担)

ただ、ガイド等の案内は一切なし。トゥクトゥクのドライバーは全く英語を理解しませんので、着いた場所では「ここはどこだろう?」というところから始まります。

英語が苦手な私としては、この手の欧米人との混載ツアーはあまり好きではないのですが、なにせタダ同然ですから・・・。

回るスポットは、幻想的・印象的な風景でパアン人気を最近高めている「チャウ・カラット」のほか、数カ所の洞窟寺院などです。

「チャウ・カラット」については、11月20日ブログで、某旅行会社サイトの写真を紹介しました。
あの写真のように朝もやだか夕餉の支度の煙だかがたなびく光景ではなく、強い日差しが照りつける平板な光景です。また一人たたずむ僧侶ではなく、大勢の観光客が溢れています。

それでも、冒頭写真のように印象的な風景ではあります。

この「チャウ・カラット」の奇岩もそのひとつなのでしょうが、パアン周辺は中国・桂林のように岩山があちらこちらにニョキニョキしており、その岩山には鍾乳洞が穿たれています。そしてその洞窟には寺院がつくられていますので、あちこちに洞窟寺院が点在しています。

観光資源としては、モウラミャインもパアンも相当に高いレベルにあるように思えます。

ミャンマー全体としても、バガンの息をのむような圧倒的光景を筆頭に、ヤンゴンの壮麗なシュウェダゴン・パゴダ、古都マンダレー周辺のユニークな寺院、インレー湖周辺など素晴らしいものがたくさんあります。

よく「あちこち旅行して、どこが一番よかった?」と答えようのない質問を受けるのですが、面倒なので「ミャンマーなんかいいですよ。まだ日本人観光客もそんなに多くないですし」と答えることにしています。

それはそれで間違いないのですが、ミャンマーの道路事情はまだこれからです。
今日のパアン近郊トゥクトゥクツアーは恐ろしくタフなコースでした。

幹線道路は舗装されていますが、奥まった洞窟寺院に行く道は未舗装が少なくなく、そこをバイクで荷台を引っ張るようなトゥクトゥクで走るのでしから大変です。

振り落とされるようなロデオ状態で、屋根のむき出しのパイプに何回頭をぶつけたことか。
少ない脳みそが頭蓋骨のなかでシェイクされ、脳震盪でも起こしそう。

手すりを握る腕も、踏ん張る足も痛みます。

そんな状態で一日走りまわり、本当に疲れました。
ブログなんか書きたくない疲労困憊状態です。

電力事情の悪さも相変わらずのようです。
ホテルは自家発電を備えていますので、問題はないとも言えますが、通常電力と自家発電の切り替えタイミングなのでしょうか、さっきからときどき瞬間的にブラックアウトします。

インターネットを使っていると、そのたびに回線が切断され、回復の手間がかかります。

ミャンマーの人たちは、高い所、奇岩、洞窟を見ると仏塔・寺院をつくりたくてたまらない・・・・そんな性分のようです。

それでもまだ作り足りず、寺院建設の寄付集めなどが行われていますが、「そんなお金があるなら、発電所をまず作ったら?」というのは、昔から私が感じる意地悪な疑問でもありますが、寺院と発電所のどちらが人々の生活を豊かにするかは、非常に深遠な問題でもあります。

今日はとにかく疲れたので、これでおしまい。

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