孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

ミャンマー  「バス移動」と言っても、これがなかなか大変で・・・・

2016-11-26 23:54:17 | 身辺雑記・その他

(夜のシュエダゴン)

ミャンマー旅行6日目

カイン州の州都パアンから首都ヤンゴンに戻ってきました。
パアンからヤンゴンはバスで6時間ちょっと(休憩・昼食時間をいれると6時間30分程度)です。

今日1日はほとんど移動さけですので、観光的には何もないのですが、勝手がわからない異国での移動はあれやこれや神経を使います。

ヤンゴンでのホテルを予約していないので、ますはホテル探しから。

しかし、WiFi事情が悪く、なかなか検索できません。
なんとかかんとか予約したいホテルのページにたどりつき、「予約にはカードが必要だよね」とカードを探すと見つかりません。

あちこち探しましたがダメです。モウラミャインのATMで使用したのですが、そのときホテルに忘れるなど紛失したのでしょうか?
カード会社に紛失の連絡をしないと・・・・でも、どうやって?ネット検索もままならない状態ですので、いっそのこと国内の姉に連絡して手続きしてもらおうか・・・・

意気消沈してそんなことを考えながら、もう1回バッグを隅から隅まで探すと、ありました。
普段使用しないポケットに入り込んでいました。

「やれやれ・・・・」といったところで、気を取り直してホテル予約を再開。

でも、何回トライしても最後のカード決済のページがクリアできません。
ホテルの場所を示す地図も開きません。

そこで、日本のホテル検索サイトに電話して、電話予約することに。
これでなんとか予約を完了。おおよその場所とホテルの電話番号も聞きました。現場でホテルに電話すれば何とかなるでしょう。

次はバスの手配。
ホテルで確認すると9時の次は午後1時。9時まであと15分ほどしかなく、午後1時の便でお願いしたのですが、ホテルのすぐ近くから乗車できるとのこと。

それなら9時に間に合うかも・・・・大急ぎで荷物を放り込んでチェックアウト。なんとか9時に間に合ったようです。
のや
バスの時刻に合わせて、ホテルスタッフが乗り場へ連れていってくれるとか。こうしたところが、外国人専用と言ってもいい安宿ですが、便利なところです。

でも9時になっても一向にスタッフが来ません。どうなっているのだろうかと不安。ホテルに確認しても「大丈夫。そこで待ちなさい」とのこと。

9時15分頃にホテルをようやく出発。確かに歩いて1~2分のところでバスを止めて乗り込むようです。
でもなかなかバスが来ません。「もう行ってしまったのでは? だから、もう少し早く出たほうがよかったのでは・・・」と恨めしく思いながら20分ほど待ったところでバスが到着。9時というのはバスセンターを出発する時刻だったのでしょう。

朝からすいぶんバタバタしましたが、なんとかヤンゴン行きのバスに乗り込みました。エアコン付きの快適なバスです。

3時間ほど走って、昼食休憩。
大きなドライブインみたいなところで、食事をどうやって頼めばいいかわからず、トロトロしていました。
店の女性に、ランチが食べたいと身振り手振りを含めて伝えると、了解してもらえたようです。

外人用に決まったメニューがあるようで、特に注文することもなくフライドヌードルが出てきました。
これで昼食もクリア。

あとは一気にヤンゴンまで。
3時半頃、ヤンゴンのバス・ステーションに到着。

これでヤンゴンに着いたと思ってはいけません。
だいたいどこの国も長距離バスのステーションは郊外にあって、市内へ更に移動する必要があります。
特にヤンゴンのバス・ステーションは空港より遠い郊外にあって、バスで1時間、渋滞にはまると市内まで2時間近くかかります。

それは仕方ないとして、市内行きのバスにどこで乗ればいいかわかりません。

タクシーの客引きはしきりに声がかかるのですが、意地でもバスで行こうと、7~8人に聞きながらバス乗り場を探します。

乗り場もわかって、バスの路線番号もわかったのですが、ミャンマーの数字が判読できませんから、誰かに教えてもらう必要があります。

若い男性が教えてくると言っていたのですが、彼が乗るバスが先に来て、近くの売店の女性に引き継がれました。
女性は迷惑そう。


そんなこんなしているとき、市内行きの乗り合いワゴン車(ピックアップ)がやってきました。
女性も「これに乗れば」と言いますので、料金も日本円で100円ほどとタクシー(800円~1000円程度)に比べると格安ですから、このピックアップで行くことに。

ただ、この手の車は一定の乗客が集まらないと出発しません。
なかなか客が集まらずしばらく止まっていましたが、あきらめてスタート。ただ、行く先々のバス停で止まって呼び込みをします。

バスより快適で、料金もそんなに高くないのはいいのですが、これではいつになったら市内に着くのやら・・・ト
イレにも行きたくなったし・・・・

そのうち何とか順調に走りはじめ、1時間あまりで市内のランドマークでもあるスーレー・パゴダに到着。

ここからホテルの場所を探さないといけません。
さすがに、もう歩き回る気力はなくなっており、タクシーを拾って目指すホテルへ。


一言で「バス移動」といっても、なれないとこれだけの右往左往が必要になります。
なんだかんだ言っても、今日は極めて順調に移動できた方でしょう。

費用的にも、6時間のバスが500円、1時間の乗り合いワゴン車が100円、市内タクシーが300円ということで、リーズナブルな金額に収まったと言えます。

朝から慌てていたので、パアンのホテルのキーを返さずにもってきてしまいました。
ヤンゴンのホテルで、費用は払うのでパアンに送ってもらえないか頼んだのですが、「いくらかかるかわからない、作り直した方が安くつくのでは、そのまま持っていたら?」とのこと。

自分で明日郵便局から送ろうかと思ったのですが、明日は日曜日でした。残念。

ホテルチェックインを済ませるとすでに真っ暗。
夕食を食べたあと、とりあえずシュエダゴン・パゴダに“挨拶”に行ってきました。

ヤンゴンと言えば、やはりシュエダゴンです。ここを素通りはできません。
昼間の暑い時間帯より、夜の涼しい時間の方が参詣も楽です。
シュエダゴンはいつもの大賑わいでした。

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