孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

インドネシア  華人ジャカルタ知事の発言にイスラム強硬派が大規模抗議デモ 宗教的価値観の差

2016-11-13 22:51:17 | 東南アジア

(インドネシア・アチェ州バンダアチェで、恋人とハグやキスをしていたなどとして公開むち打ち刑を受けるイスラム教徒の若い女性(2016年10月17日撮影)【10月18日 AFP】)

イスラム主義・宗教的不寛容の拡大
下記のトランスジェンダー(性別越境者)の人々による美人コンテストの話題、注目されたたのは開催地がインドネシアということです。

****トランスジェンダーのミスコン、強硬派恐れひそかに開催 インドネシア*****
イスラム教徒が多数を占めるインドネシアで11日夜、トランスジェンダー(性別越境者)の人々による美人コンテストが、人目につかないよう非公開に近い形で行われ、きらびやかなドレスに身を包んだ参加者たちに観客が声援を送った。(中略)
 
首都ジャカルタで行われたコンテストの開催についてはほとんど公表されず、招待されたメディア関係者もごくわずかで、イスラム過激派の怒りを買うことを恐れた主催者側は、声援を送る観客に対してコンテストの写真をソーシャルメディアでシェアしないよう注意していた。
 
世界最多のイスラム教徒人口を抱えるインドネシアでは、近年、強硬派が急速に台頭し、女性問題に焦点を当てた行事を中止させたり、教会の閉鎖や地域での活動停止を狙って少数派のキリスト教徒を攻撃したりしている。【11月12日 AFP】
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インドネシアやマレーシアなど、従来穏健で世俗的ともされていた東南アジアのイスラム世界で、近年イスラム原理主義的の台頭、宗教的不寛容の拡大が見られることは、このブログでも取り上げてきました。
(2016年1月14日ブログ“インドネシア ジャカルタ中心部で爆破テロ イスラム原理主義台頭の土壌も”http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/d/20160114など)

下記は1月14日ブログでも紹介した記事です。

****インドネシア、宗派対立激化 原理主義台頭 薄れる寛容性****
2002年のバリ島爆弾テロから来月で10年となるインドネシアでは、テロの頻発に加え、多数派のイスラム教スンニ派住民による少数派住民への襲撃が相次いでいる。

政府は、世界最大のイスラム教徒を抱える穏健な世俗国家で、宗教の多様性に比較的寛容なこの国に、「原理主義と不寛容」が急速に台頭していると危機感を強めている。
 
「事件は遺憾だ。宗教に対する寛容性における汚点だ」。ユドヨノ大統領が苦渋の表情で言及した「事件」とは、東ジャワ州マドゥラ島中部のサンパン県で8月26日、暴徒化した500人のスンニ派住民が、少数派のシーア派住民を襲撃した出来事を指す。シーア派住民の2人が死亡、数十人が重軽傷を負い、35軒の家屋が放火されたのだ。
 
事の発端は、シーア派の生徒数十人が、スンニ派住民に登校を妨害され、小競り合いとなったこと。だが、根は深そうだ。シーア派団体は、イスラム団体を統括するイスラム指導者会議(MUI)が1月に、シーア派を「異端」とするファトワ(宗教裁定)を出し、これがシーア派への差別を助長させ襲撃の要因になった、と非難している。
 
ユドヨノ大統領は、あるシーア派指導者の兄と、その弟のスンニ派指導者との「兄弟対立」に起因しているという見解を示した。
 
だが、標的はシーア派にとどまらない。西ジャワ州ボゴールでは7月、アハマディア派が襲われた。
 
インドネシアの人口(約2億4千万人)の88%を占めるイスラム教徒のうち、スンニ派は99%と圧倒的で、シーア派は100万~300万人、アハマディア派は50万人ともされる。
 
ある専門家は「宗教上の寛容性が低下している要因として、宗教の多様性と寛容性を脅威だとみなして拒絶し、正統性を認めない原理主義の高まりにあると指摘できる」と説明する。
 
一方、テロの企ては枚挙にいとまがない。ミャンマー西部ラカイン州における仏教徒とイスラム教徒との衝突事件にからみ、インドネシア国内の仏教徒を標的にテロを計画した容疑者が逮捕された。
 
ジャカルタの議会を狙ったテロも発覚し、中ジャワ州ソロを拠点とする若いテロリストが逮捕されている。
 
こうした動向は、「民主主義の進展に対する反動としての原理主義の台頭」(専門家)という側面が指摘されている。政府は、原理主義の台頭を押さえ込む包括的な対策に乗り出した。【2012年9月13日 産経】
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異例の華人ジャカルタ知事
この記事が書かれた2012年9月には、“宗教的不寛容の拡大”に抗するような“異例”の選挙が注目されました。
現大統領のジョコ・ウィドド氏が首都ジャカルタ特別州の知事選挙に立候補したのですが、その相棒となる副知事候補が少数派の華人(中国系)バスキ・チャハヤ・プルナマ氏でした。

当時は、知事候補ジョコ・ウィドド氏よりは、華人副知事候補プルナマ氏の方が話題になりました。ジョコ氏も随分と大胆な人選をしたものです。さすがに、大統領になる人は凡人とは発想が違うようです。

****政治嫌い」華人、卒業? ジャカルタ副知事候補に****
20日に決選投票があるインドネシアの首都ジャカルタ特別州の知事選で、副知事候補として少数派の華人(中国系)が立候補した。「経済を牛耳るが、政治嫌い」とされてきた華人の異例の挑戦に注目が集まっている。
 
今月初め、ジャカルタ中心部のスタジアムとその周辺を、そろいのチェック柄のシャツを着た約1万人が埋め尽くした。決選投票に臨む正副候補者の支持者らだ。人気歌手らの歌が終わり、2人の候補者がステージに現れると、観衆の興奮は最高潮に達した。
 
「アホック、アホック」の大歓声に手を振ったのは副知事候補、バスキ・チャハヤ・プルナマ氏(46)。「アホック」は、独自の方言を持つ漢民族系のグループ「客家(ハッカ)」をルーツとするバスキ氏の愛称だ。
 
正副知事候補がペアを組む同選挙で、インドネシアの多数派民族マレー系出身の新顔知事候補、ジョコ・ウィドド氏(51)が相棒に選んだ。実業家から政界に転身したバスキ氏は、東ブリトゥン県知事時代に汚職撲滅を掲げて人気を集め、国会議員にもなった。
 
華人は総人口の3%程度といわれる。財閥のほとんどを占める経済力を持ちながら、1965年、共産党のクーデター計画を華人が支持したとして政治的迫害を受けて以来、政治との関わりを避ける傾向が強かった。
 
調査機関のコンパス調査開発によると、現在、国会議員560人のうち、華人は15人。市長など地方の正副首長も数人いるとはいえ、人口1千万人を超す首都に初の華人系副知事が誕生する政治的意味は大きい。

7月の第1回投票では、「圧倒的有利」とされた再選を目指す現職知事のペアに10ポイント近い差をつけて1位になり、国中を驚かせた。
 
バスキ氏は、イスラム教徒が9割近くを占める同国で少数派のキリスト教徒でもある。「非イスラム教徒は勝てない」という固定概念が破られるのか。もし勝利した場合、多数派住民がすんなり受け入れるのか。全土が注目する。
 
現職知事の陣営や支持者は「異教徒の華人に首都を乗っ取られていいのか」とネガティブキャンペーンを展開した。バスキ氏は「私は華人である前にインドネシア人だ。金持ちとして2千人に寄付するより、良い政治で1千万人を救いたい」と話している。【2012年9月 朝日】
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ウィドド・プルナマのコンビは2012年9月20日の決選投票で、「異教徒の華人に首都を乗っ取られていいのか」というネガティブ・キャンペーンを展開した現職候補を破り当選。

その後、周知のように知事だったウィドド氏が大統領に就任したことで、2014年11月からプルナマ氏が首都ジャカルタ特別州知事となっています。

【「コーラン、イスラム教徒を侮辱した」として大規模抗議デモ、辞任要求
このようにプルナマ氏は原理主義が台頭するインドネシア社会にあって異例の華人・キリスト教徒知事でしたが、当然ながら、選挙戦でも見られたようなイスラム社会との緊張関係があったと思われます。

その緊張関係が、来年2月の再選を目指すプルナマ知事の“挑戦的”な発言で、一気に大きな問題となりました。

****反イスラム発言」で大規模デモ=首都知事に抗議―インドネシア****
インドネシアの首都ジャカルタで4日、プルナマ知事が反イスラム的な発言を行ったことへの大規模なデモが行われ、警察当局によると15万人が参加した。
 
プルナマ知事は中華系キリスト教徒。来年2月の知事選に関し、今年9月、キリスト教徒を仲間にしてはならないとするコーラン(イスラム教の聖典)の一節を挙げ、「私に投票して地獄に落ちると思うなら、する必要はない」と発言。知事はその後謝罪したものの、イスラムを冒涜(ぼうとく)したとして強硬派団体がデモを呼び掛けていた。
 
ジャカルタ州庁舎や大統領府前では、金曜礼拝が終わった午後から「知事は監獄に行け」などと書かれたプラカードを掲げた参加者が集結し、シュプレヒコールを上げた。【11月4日 時事】 
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騒動のきっかけは「ユダヤ教徒とキリスト教徒を仲間としてはならない」とするイスラム教の聖典「コーラン」の一節(第5章第51節)に触れて「コーランの一節に惑わされているから、あなたたちは私に投票できない」と述べた。これが「コーラン、イスラム教徒を侮辱した」として強い批判と反発を招いたもののようです。

コーランの記載は事実であり、「反イスラム発言」というほどのものかどうかはともかく、異なる宗教・民族が共存する社会にあっては、敢えて言う必要もない挑発的で不用意な発言ではあるでしょう。彼自身が多くのイスラム教徒の支持もあって現在の地位にあるのですから、敢えてそこを刺激する必要もないように思われます。

2012年の副知事立候以来、イスラム社会と緊張関係にあって、これまでも多くの批判にさらされてきたことから、“売り言葉に買い言葉”的に出た発言とも思われます。

イスラム強硬派は、今回発言だけでなく、プルナマ知事がこれまで進めてきた多くの施策に関し批判を並べています。

例えば、土地整備の一環としてモスクを潰したこと、多くの役人や学校校長などをムスリムからキリスト教徒に変更したとされること、「売春宿など性産業を否定するヤツは偽善者だ」とか「酔っ払わなければビール飲んでもいい(ビール飲んで死んだヤツは居ないだろ)」といった世俗的・現実的な発言、ミスワールド開催地候補に賛成したこと等々・・・このあたりは、山本啓二氏のサイト「インドネシアITナビ」の“宗教の違いによる価値観の差をどこまで許容できるか”https://www.indonesia-japan.com/demo/に詳しく書かれています。

インドネシア在住の山本氏は以下のようにも述べています。

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宗教の違いによる価値観の差をどこまで許容できるかは人によって異なりますので、特定の強硬派集団が形成されてしまうのは止むを得ないことだと思いますが、その一方で現在でもDKI(Daerah Khusus Ibu Kota ジャカルタ首都特別州)の40%以上のイスラム教徒がAhok氏を支持しています。

イスラム的価値観に少しでも抵触する事案に対しては一切妥協の余地なしの一部強硬派によるデモばかりがメディアを賑わせるため、インドネシア全体がイスラム原理主義っぽく見られることが非常に残念であり、実際には価値観の違いを理解し政治と宗教を切り離して考えることができるムスリムが大半であることが、なかなか海外には伝わりにくいと思います。

事実としてスハルト大統領退陣後の民主化以降、インドネシアではイスラム政党が第1党になったことが1度もなく、多様性の中の統一を国是とするインドネシアのイスラム社会では、世界最大のイスラム人口を抱えながらも、政治と宗教のバランスが絶妙に保たれていることが判ります。
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4日行われた大規模デモでは、参加者と治安部隊が衝突して250人が負傷した【11月8日 BLOGOS】とも、1人が死亡した【11月5日 読売】とも報じられています。

かつての盟友プルナマ氏が矢面に立つ危機に、ジョコ大統領は6日から予定していたオーストラリア訪問を延期しています。

知事・大統領追い落としのための政治的動きとの見方も
今回“騒動”については、ジョコ大統領からも“黒幕”がいる政治的動きだとの指摘もあるようです。

****知事選絡みのジャカルタ騒乱 インドネシアのタブーSARAとは*****
(中略)
■社会の安全弁でもある禁忌「SARA」 
「多様性の中の統一」を国是とする多民族、多文化、多言語のインドネシア社会を理解する一つのキーワードに「SARA(サラ)」というものがある。これは「suku(民族)」「agama(宗教)」「ras(人種)」「antargolongan(階層)」の頭文字をとった言葉で、この4つが絡む問題は特に神経を使う必要があるのだ。

今回のバスキ知事辞任要求はこのSARAのうち、宗教と人種、さらに階層もが絡む実にセンシティブで微妙な問題であるとされる。SARAはインドネシアでは「触れてはならないタブー」「踏み込むことを躊躇する禁忌」と考えられているのだ。

それだけにこの一線を越えると「容赦ない反発と批判、そして攻撃」が待っているのだ。多民族、多宗教、多人種、複雑な社会階層と出身地ヒエラルキーなどを内包する国家がその統一を維持するための「必要な安全弁」としての機能がこのSARAにはあるともいえる。(中略)

バスキ知事は再選を目指して来年2月15日投開票の知事選に出馬しており、激しい選挙戦を展開している時期であったが、イスラム強硬派組織の「イスラム擁護戦線(FPI)」が知事の辞任を求めて大規模な集会とデモを計画。

圧倒的多数を占めるイスラム教徒の聖典に言及したバスキ知事の発言は、SARAによるところのプロテスタントで中国系華人、スマトラ島の地方都市出身であることが相乗効果となって「知事辞任要求」「逮捕要求」へと一気に拡大してこの日の大規模デモへとつながったのだった。

■無視できない圧倒的多数のイスラム
FPI(イスラム強硬派組織の「イスラム擁護戦線」)によるデモ呼びかけに対し、ジョコウィ大統領やユスフ・カラ副大統領は「デモはあくまで平穏に行うように」と呼びかけ、国家警察もFPIの代表を事情聴取するなど政府や治安当局は事態の沈静化に懸命に動いた。

インターネット上ではバスキ知事の発言とSARAを関連付けてデモや集会を扇動したり、知事を中傷誹謗したりする書き込みが急増。事態を重視した通信情報省が11のウェブサイトへのアクセスを強制的に遮断する措置を講じた。

なぜここまで「コーラン侮辱発言」が大きく発展してしまったのかを考えると、インドネシアが直面する課題が浮かび上がってくる。

イスラム教を国教とするイスラム教国ではなく、キリスト教や仏教など他の宗教も認める世俗国家であるインドネシアだが、国民の約88%というマジョリティー以上、圧倒的多数を占めるイスラム教徒の力は社会のあらゆる分野でやはり相当のウェイトを占めているのが現実だ。

少女への暴行事件をきっかけに未成年の性犯罪に死刑や科学的去勢を含む厳罰化が国会で議論され、公の場での禁煙や禁酒が再び議論の対象になるなど、インドネシア社会を取り巻くモラル、規範の見直しの動きがこのところ顕著な傾向を示している。

こうした流れの根底にあるのがイスラム教の教えであり、インドネシア社会の「モラル見直し」が図らずも「イスラム教のモラル実現」と密接に関連していることとが無視できない現実として横たわっているのだ。 

■デモの背後に政治的黒幕?
SARAに触れる問題というだけでも複雑な背景なのに、今回のデモについてジョコウィ大統領が「デモの背後に政治勢力がいる」と指摘したように、政治的背景の存在が今回のバスキ知事を巡る騒動の火にさらに油を注ぐ結果を招いている。

今回のデモに至るバスキ知事批判の一連の流れを背後で画策している黒幕として名前が挙がっているのがユドヨノ前大統領だ。(中略)

その理由はいたって単純明快で知事選にはユドヨノ前大統領の長男で元軍人であるアグス・ハリムルティ・ユドヨノ氏が民主党など4党に擁立されて立候補しているのだ。

名指しされた形のユドヨノ前大統領はデモの2日前の同月2日にわざわざ会見して自らが黒幕とする見方に「誤った情報だ。特定の勢力を黒幕に仕立てるべきではない」と反論した。

バスキ知事を批判する勢力はインドネシア国民が等しく反発するSARAを持ち出すことで政治色を覆い隠し、知事選での巻き返しを突破口に現政権批判につなげようとしている、とみられている。

デモの背後にそうした深刻な動きを感知したからこそジョコウィ大統領は5日から予定されていたオーストラリア訪問を急きょ延期して、副大統領を通じて指示したバスキ知事への2週間以内の捜査終了を見守る姿勢を示すなど事態の対応に取り組んでいる。

バスキ知事に対する国家警察の事情聴取が7日に行われ、9時間近い事情聴取を終えたバスキ知事は「全て明らかになったと思う」と報道陣に話し、捜査終結への期待をみせた。捜査当局は今後、問題となったバスキ知事の発言を編集してネットにアップし一連の騒動の発端となった大学講師など関係者の事情聴取を進める。

大統領の指示で2週間以内に結論を出すとみられる捜査結果次第では「知事の即時辞任」や「知事逮捕」を要求する強硬派が再び大規模な街頭デモを組織する可能性もあり、ジャカルタは再び緊張状態に包まれる懸念がでている。【11月8日 大塚智彦氏 BLOGOS】
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この騒動、第2ラウンドがありそうです。

改めて“宗教の違いによる価値観の差をどこまで許容できるか”】
なお、“宗教の違いによる価値観の差をどこまで許容できるか”という問題に関しては、アチェ州の女性むち打ち刑の話題なども、非イスラム教徒側に問われます。アチェ州ではインドネシアで唯一、シャリア(イスラム法)が適用されています。

****公開むち打ち刑で女性泣き叫ぶ、異性交際で処罰 インドネシア****
インドネシア・アチェ(Aceh)州の州都バンダアチェ(Banda Aceh)のモスクで17日、恋人とハグやキスをしていたなどとして未婚男女13人に対する公開むち打ち刑が行われた。
 
6組の未婚の男女が体を触ったり、ハグやキスをしたりしたとして有罪とされていた。このほかに男性1人が、姦通につながりかねない隠れた場所で女性と一緒にいたという、6組の男女よりは軽い罪で有罪とされていた。
 
刑を執行された男女の年齢は21~30歳で、うち1人の女性は執行時に泣き叫んだ。妊娠していることが判明した22歳の女性は出産までむち打ち刑の執行を延期された。(後略)【10月18日 AFP】
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この公開むち打ち刑の動画はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00010001-afpbbnewsv-intにありますが、“宗教の違いによる価値観の差をどこまで許容できるか”は、なかなか難しい問題です。
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