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電車ホームの安全ガードと緑の山手線

2013-03-30 | 日々の暮らし

最近は連日のように電車のホームから転落したり、入線してきた電車との接触事故が発生するようになったため、まだ雪の残る1月16日に山手線池袋駅のホームに安全ガードが登場しました。
(このガードに正規に扉が付いて、電動動作が完成したのは3月半ばです)
時を同じくしてこの16日、山手線に今のウグイスカラーとなった車両の50周年を記念して、車体を緑色にラッピングした車両が1両だけ登場することになりました。
   

フリー百科事典から「ラッピング車両」を拾ってみると
ラッピング車両(ラッピングしゃりょう)とは、あらかじめ広告を印刷したフィルム(ラッピングフィルム)を車体に貼り付けるラッピング広告を施されたバス・鉄道車両などのことである。
野外の看板などと同様に、都道府県や政令指定都市、中核市の屋外広告物条例の規制を受ける例が大半である。
なお、塗装による広告の車両は本来はこの名称の対象外であるが、この項目では交通機関の車体全面を使った広告について、広く取り扱う。

2000年4月に当時の石原慎太郎東京都知事の発案により、東京都交通局の路線バス(都営バス)に登場した時、マスメディアを通じて「ラッピングバス」の名称が広く使われ、一般に普及した。
しかし、営業収入の赤字を補うため、バスなど車両の車体全面を広告媒体にする手法は、都営バスが最初ではない。それ以前より世界的に行われていた。
日本の路線バスに限っても、1970年代から全国各地の地方路線バス事業者(青森市交通部、くしろバス、京阪バス、琉球バス(現琉球バス交通)など)で見られた。他の交通機関に広げれば、1964年に長崎電気軌道の路面電車で実施されており、現在では路面電車やバスにおける全面広告は一般的な存在になっている。
しかし、当初の全面広告は塗装によるものであり、施工に多大な手間を要するため、短期間の広告には不向きであった。また、デザインにおいても制約が大きかった。
それに代わって、1990年代中頃からフィルムを使う方法が普及している。まずあらかじめ粘着フィルムに広告を印刷し、そのフィルムを車体に貼り付ける。その際、フィルムは部分的に切り取るなどし、ドアなどの可動部を支障したり、エンジン放熱用の穴をふさいだりすることがないように処理する。
側面や後部の窓もメッシュ状のフィルムを使用することで、車内からの視界を損なわずに装飾に使うことが可能になっている。塗装に比べて施工や契約終了後の撤去作業が容易であるため、イベントや新製品などの短期間の広告にも向く。
ただしこの方法は高速で移動し気圧の激しく変化する旅客機や、高速列車には全面に用いることは出来ない。
このように、車両をフィルムで包み込む(wrap)ことから「ラッピング車両」と名づけられている。


ということで、この「緑の山手線車両」のシャッター・チャンスを狙っていました。
なんたって1両しか走っていないので、山手線1周を約1時間とすると、1時間に1回しか遭遇しません。
それも私が山手線のホームに立つのは、朝夕の通勤時間帯に限定されており、人混みを避けてともなれば、本当に限られた時間しかチャンスが巡ってこないことになります。

しかし待っていればチャンスは来るものです。
時は3月25日(月)、6時44分、安全策の扉が付いて一週間が経ち、ホーム全体を撮ろうとカメラを構えたその時に、池袋外回りに登場しました。
そしてもう1枚と思っていた所に、反対側の内回り電車がホームに入ってきて、肝心な車両の先頭がさえぎられてしまいました。 ~ううん・残念!
それでも待ちに待ったワンショットだったので、早速ここに掲載しました。
   

なお一般車両の中には、2020年の東京オリンピック招致のポスターが掲載されているものもあり、今年の秋には開催地の最終結果がでます。


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