あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

チェット・ベイカーのオランダ・コンサート(CD)

2020-09-30 | JAZZ (CD)
チェット・ベイカーが「チェット・ベイカー・シングス」をレコーディングした時期に前後して、オランダの2ヶ所で行ったライブを収録しています。
「1955 CONCERT IN HOLLAND」
 
録音 1955年9月17、18日

これは、若き日のチェット・ベイカーのトランペット演奏と歌が聴けると共に、ピアニストにディック・ツワージクが参加している貴重な録音です。
メンバーと曲目紹介はチェット自身が行っており、ライブということで、1曲当りの演奏時間も長く、「TOMMYHAWK」と「INDIAN SUMMER」は2ヶ所の演奏が収録されていて、いずれも優劣つけがたい出来となっています。
また「BUT NOT FOR ME」、「MY FUNNY VALENTINE」(未完)、「SOMEONE WATCH OVER ME」の3曲で歌を披露していますが、比較的早いテンポで歌う「BUT NOT・・・」が良いです。
聴衆の拍手も大きく収録されており、素晴らしいコンサートであったと思われます。


このヨーロッパ・ツアーでは、上記のカルテットで10月初めに仏Barclayに録音を残していますが、このアルバムは機会をみて改めて掲載したいと思います。
  

なお、米国から参加したカルテットのメンバーは、ベーシストのジミー・ボンドを除く3人が連日クスリ付けの日々を送っていたようで、ディック・ツワージクは、このツアー中に多用のクスリのせいで亡くなり、10月24日のパリのスタジオ録音ではピアノとドラマーが入れ替わっています。
こちらの演奏も立派(録音も良好)なんですが、歌は収録されていません。
  

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キャベツ畑(4)

2020-09-29 | 日々の暮らし
キャベツ畑の写真を撮り始めてから1ヶ月が過ぎましたが、各々に小さな玉が出始めました。
収穫は霜の降りる頃になるのでしょうか。

撮影は左から、8月25日、9月2日、15日、そして最後の2枚が9月29日です。
     

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2020年9月の富士山(第2回)

2020-09-28 | 富士山
昨日までのぐずついた天気が一掃され、晴れ渡った秋空の中に雪を被った富士山が現れました。
中央高速道富士吉田線西桂付近と富士吉田市内から
 

実りの秋、お米の収穫も始まりました。
   

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私の愛聴盤(第146回)

2020-09-27 | 私の愛聴盤
第146回は、チェット・ベイカーの「シングス」です。
「CHET BAKER SINGS」 RIVERSIDE RLP 12 - 278
  
 1. DO IT THE HARD WAY
 2. I'M OLD FASHIONED
 3. YOU'RE DRIVING ME CRAZY
 4. IT COULD HAPPEN TO YOU
 5. MY HEART STOOD STILL
 6. THE MORE I SEE YOU
 7. EVERYTHING HAPPENS TO ME
 8. DANCING ON THE CEILING
 9. HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON
10. OLD DEVIL MOON
CHET BAKER(tp, vo) KENNY DREW(p) GEORGE MORROW(b)
SAM JONES(b) PHILLY JOE JONES(ds) DANNY RICHMOND(ds)
録音 1958年8月

「チェット・ベイカー・シングス」というタイトルのアルバムは、1954年2月から56年7月に掛けて西海岸のメンバーを中心に録音されたパシフィック・ジャス・レーベルのものが有名ですが、こちらはその2年後に、東海岸のメンバーを中心にリバーサイド・レーベルに吹き込んだ同タイトルの1枚です。
そして、前述のアルバムに比較し、トランペット演奏を極力抑えて、歌を中心とした作品作りがなされています。
1曲目の「DO IT THE HARD WAY」や、4曲目の「「IT COULD HAPPEN TO YOU」では、トランペット演奏を封印し、2コーラス目をトランペットに替わってスキャットでアドリブを行いスインギーに歌っています。(全10曲中5曲が、トランペットを封印し、歌だけで勝負しています)
また、2曲目の「 I′ M OLD FASHIONED」は、非常にゆったりとしたテンポでしっとりと歌い、ケニードリューのピアノ伴奏も秀悦です。
3曲目の「YOU′RE DRIVING ME CRAZY」もスインギーな曲で、ここで初めてトランペット演奏が登場し、中間部で1コーラスが披露されます。

全10曲の中で、歌とミュート・トランペットを併用し、最もスインギーに歌うのは、「MY HEART STOOD STILL」、「 THE MORE I SEE YOU」の2曲で、ドラマーのブラシ(おそらくフィリー・ジョー・ジョーンズ)、チェットのミュートを付けたトランペットが秀悦で、同じく中間部でミュート・トランペットを吹く「EVERYTHING HAPPENS TO ME」は、名唱、名演の1曲のように思います。

これは弱冠29歳のチェット・ベイカーが、東海岸のそうそうたるメンバーを従え歌うことに注力しており、彼の歌をじっくり聴くには格好のアルバムです。

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ダニー・モスのナゲル・へイヤーからの作品(CD)

2020-09-23 | JAZZ (CD)
暫くサックス奏者の掲載が続いていますが、続いて英国出身のダニー・モスがハンブルグのBLUE NOTE スタジオで行った録音(CD)を取り上げました。
「WEAVER OF DREAMS」 NH CD 017 
 
録音 1994年11月17日

ダニー・モスは、コールマン・ホーキンスをベースにしたゴリゴリのテキサス・スタイルかと思えば、ズート・シムスの様になめらかな演奏も披露するベテランです。
ピアニストは同じ英国出身のブライアン・レモン、そしてドラマーにブッチ・マイルスが参加しています。
ここでの1曲目は、ズートの演奏でもお馴染みの「9:20SPECIAL」で、モスはバックの確実なサポートに支えられ、スイング感たっぷりにフルトーンで鳴らしています。
また、「THEN I’LL BE TIRED OF YOU」、「WEAVER OF DREAMS」、「POOR BUTTERFLY」のような比較的ゆったりしたテンポでのプレイも心地良く、その中でも5曲目の「SMOKE GETS IN YOUR EYES」は、絶品のバラードです。
なお、8曲目の「MY ROMANCE」のように、ベースをフューチャーしたピアノ・トリオ演奏も含まれています。

一方、下記もスタンダードを中心としたプログラムですが、編成はカルテット+1としてロイ・ウイリアムス(tb)が加わっていることで、サウンドにも厚みが出ています。
また、こちらのドラマーはチャーリー・アントーニです。
収録されている曲は、最初の「SHINY STOCKINGS」から最終曲の「TAKE THE A TRAIN」まで良く知られた曲のオンパレードとなっています。
そして「DAY BY DAY」では、曲の最初と最後の部分においてテナーとトロンボーンの2人によるメロディの断片を織り交ぜながらの掛け合いや、ベースとドラムスの4バースによるソロも織り込まれ華やかな演奏もあります。
なお、10曲目の「BUT BEAUTIFUL」は、ロイ・ウイリアムスのトロンボーンをフューチャーしており、この後の収録曲はウイリアムスの出番が多くなっています。
「STEAM POWER!」 NH CD 075
 
録音 2000年9月17日

それにしてもこの2枚、いずれも名演奏ですが、70分を越える収録時間となっており、一気に聴き通すのは辛抱がいるため、大抵は2回に分けて聴いています。

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デクスター・ゴードンのモンマルトル・コレクション

2020-09-20 | JAZZ
デクスター・ゴードンがコペンハーゲンのクラブ・モンマルトルで行ったライブの記録
「THE MONMARTRE COLLECTION Vol.1」 BLACK LION BLP 30102
  
1. SONNYMOON FOR TWO
2. FOR ALL WE KNOW
3. DEVILETTE
4. DOXY
DEXTER GORDON(ts) KENNY DREW(p) N.H.O.PEDERSON(b) ALBERT HEATH(ds)

第2集と3集
  
Vol. 2
1. LIKE SOMEONE IN LOVE
2. BODY AND SOUL
3. THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
4. BLUES WALK
Vol.3
1. COME RAIN OR COME SHINE
2. MISTY
3. BUT NOT FOR ME
4. TAKE THE “A” TRAIN

ヨーロッパ生活が長かったデクスター・ゴードンは、その地で多くのアルバムを録音していますが、その中でもこのコペンハーゲンのジャズ・クラブでの演奏を収録した「モンマルトル・コレクション」は、ベーシストを除く3人のアメリカンが集合しての好演奏集です。

収録は1967年7月20日~21日に掛けて行われていて、全てがデックスの得意な歌物の選曲で、大半が10分を越える演奏が片面2曲づつ収められており、スタンダードの数々が次から次へと演奏され、そのいずれもが素晴らしい内容となっています。
一節によると、この2夜で演奏された曲は、LP5枚分(4曲*5=20曲?)もあると言われていますが、私が所有しているのはこの3枚です。

デクスター・ゴードンの豪快なプレイと、ケニー・ドリューの端正なプレイが好演を生んでおり、ニールス・ペデルセンもアルバート・ヒースも控えめなサポートに徹しています。
このケニー・ドリュー以下のリズム陣、ペデルセンとヒースはSteeple Chase Records でのデクスター・ゴードンのバックを務めていたり、ケニー・ドリュー・トリオで共演していますが、録音のせいかベースとドラムスの音撮りには不満を持っていましたが、このシリーズではライブ録音でありながらバランス良く収録されています。

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2020年9月の富士山

2020-09-18 | 富士山
9月は中々いいシャッター・チャンスに恵まれません。
そんな中、日の出前の富士山の隣に巨大な雲が現れました。
夜明けの光に当ってコントラストが美しかったです。
   

時間の経過とともに、頂上には傘雲が掛かりました。
 

[ 追記 ]
9月20日の朝、富士山頂付近に初雪が確認されました。
この写真は富士吉田市からのもので、甲府気象台は未確認なので、今年の初冠雪にはなりません。


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キャベツ畑(3)

2020-09-15 | 日々の暮らし
キャベツ畑の最初の写真から20日が経ち、中央部には「巻」が見えてきました。
早い成長に驚いています。
キャベツの玉になるのは、この先何日後になるのでしょうか?
   

  

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スタン・ゲッツのウエスト・コースト・ジャズ 

2020-09-13 | JAZZ
スタン・ゲッツが強力にスイングした演奏を聴かせるアルバム
「WEST COAST JAZZ」 VERVE MGV - 8028
  
1. EAST OF THE SUN
2. FOUR
3. SPLIT KICK
4. NIGHT IN TUNOSIA
5. SUMMERTIME
6. SHINE
CONTE CANDOLI(tp) STAN GETZ(ts)
LOU LEVY(p) LEROY VIMMEGAR(b) SHELLY MANNE(ds)
録音 1955年8月15日

こちらも東海岸中心のメンバーによるアルバムで、このレコーディングの前にハリウッドのクラブに出演していたことからタイトルが付けられたようで、53年のアルバムが「MORE WEST COST」で、こちらの55年の録音が「WEST COST JAZZ」という、タイトルの付け方もいい加減なところがあります。

ゲッツとコンテ・カンドリの2管はテーマ部でのユニゾンは時折みられるものの、ボブ・ブルックマイヤーの時のようにアドリブ部分で絡み合うことは少なく、ピアノ・トリオをバックにそれぞれがソロを取るというカルテット演奏部分が多く、これはこれで聴きどころがあります。
ピアノ・トリオにも多くのスペースが与えられており、アドリブの順番を決めたぐらいで簡単な打ち合わせだけで演奏されているようにも感じられ、逆にそれが好演となっています。

スタン・ゲッツに焦点を当てて聴いてみると、
A面3曲は「 EAST OF THE SUN」や「SPLIT KICK」の様に、未だ「クール」という雰囲気を残しつつ淡々と進むプレイが中心となっています。
一方B面は、「 NIGHT IN TUNOSIA」のハードでホットな演奏や、続く「SUMMERTIME」も後半に入いるとその余韻を残しつつ、アップ・テンポの「SHINE」まで続いており、その最終曲での2人の強烈な掛け合いが最も印象に残る演奏となっています。
この「SUMMERTIME」は、64年8月録音のアストラット・ジルベルトを迎えての「GETZ AU GO GO」でも再現されており、そちらも名演です。

このアルバムは、強力なピアノ・トリオに鼓舞されてスタン・ゲッツの演奏がスイングしているし、シェリー・マンのサクサクと刻むブラシの音もしっかり捉えられています。

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朝の虹

2020-09-10 | 日記
9月10日(木)午前5時30分
雨がパラパラと落ちて来る中で、西の空に虹が出ていました。


ワイドモードでもカメラに収まらなかったので、分割して撮りました。
  
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