あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

ジャネット・サイデルの没後に発売された作品

2022-08-31 | JAZZ (CD)
ジャネット・サイデルの歌はいつ聴いても安らぎを与えてくれます。
早いもので、2017年8月7日に亡くなって5年が経ちましたが、没後に発売された2つの作品を聴いてみました。

最初は2014年10月にロンドンでのスタジオ録音で、いつも歌と共に弾くピアノはサイモン・ブラウンに任せて、歌に専念しています。
また、このアルバムでの彼女の歌はオン・マイクでの録音で、とても生々しく聞こえます。
そして、スタンダードのオンパレードは何時のも通りですが、私にとって、アーティ・ショウ作曲の「MOONRAY」や「DANNYBOY」等の印象深い曲や、ピアノだけを伴奏に「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」、「MISTY」をしっとり歌っていることからも大事なアルバムの1枚です。

「IT WAS ONLY YESTERDAY」 MZCF-1421
 


続く下記のアルバムは、数多くの録音の中から未発表音源を中心にピックアップしたプログラムで、ピアノだけや、管が入ったスタジオ・ライブ、それにドラムスも入ったクインテットをバックに変化に富んだ内容になっています。
その中で、少し捻って歌う「TENNESSEE WALTZ」が特に印象に残ります。
私には誰が歌っても同じ思いの曲ですが、これを聴く度に1986年から90年後半までの凡そ10年間、MEMPHISを中心にTN州の多くの都市や、中西部の大半の州を駆け巡ったことが蘇るからです。

80年代後半から90年代にかけては米国との貿易摩擦に揺れたことで、入国の際のイミグレでの執拗な質問攻めや、税関でのバッゲージの中身のチェック等、何時もとは異なった対応をされたことが度々ありました。
余談ですが、MBAではChicago Bullsが強かった時代で、部活でバスケットをしていた息子のお土産として、日本では高額で、しかも入手が困難だったナイキの赤と黒のジョーダン・スニーカーや、背中にトレード・マークの雄牛が入ったパーカーを安価で買ってきたこともありました。

「YOU ARE THERE」 MZCF-1377
 

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私の愛聴盤(第168回)

2022-08-28 | 私の愛聴盤
第168回は3人のユニットによるE E U (EVOLUTION ENSEMBLE UNITY)の演奏集です。

「CONCRETE VOICES」 EEU 001
  
1. BRILLIANT CORNERS
2. DROPS
3. BONE
4. DRIFT
5. STONE BLUES
6. CONCRETE VOICES
高木元輝 (reeds, perc) 近藤等則 (tp, a-ph, perc) 吉田盛雄(b, perc)
録音 1976年9月24日、11月2日

このアルバムはステレオ録音で、3人の配置は中央に吉田のベース、左寄りに近藤のトランペット、右寄りに高木のリードとなっています。
A面5曲の内容ですが、セロニアス・モンクの「BRILLIANT CORNERS」で、高木はアルト・クラリネットを吹いていて、4つを刻むベースの上を近藤と高木がユニゾンでテーマを吹いた後、数コーラスを自由な発想で表現し、各々のアドリブへと進行して行きます。
アドリブの先発は近藤が、続いて高木、最後は吉田のベースでテーマに返るというオーソドックな受け渡しとなっていますが、アドリブ部分はフリーでありながらとてもシンプルな演奏となっており、最後に登場する吉田のベース・ソロは4つを刻む音の中で力強さを感じます。
また「DROPS」は、ボーイングで複数の音を同時に出し、底を這うように進行していく上を2人がタンギングで対話しており、S.レイシーの「BONE」は、マーチ風にアレンジして軽快に進行し、後半においては一定のリズムを刻むベースとは対照的に、2管は不協和音で絶叫しています。
参加者全員のクレジットによる「DRIFT」はノン・リズムの演奏で、ベースのボーイングが全体を支配しており、その上を管楽器が絞り出すように音を放出しているし、「 STONE BLUES」は、一転して早いテンポとなりますが、ここでもベースが曲をリードしており、いずれも短い演奏ながら変化に富んで充実した連想となっています。

このアルバムのもう一つの聴きものは、タイトル曲の「CONCRETE VOICES」で、B面全体を占め24分を越えるライブ演奏において、3人がそれぞれのパフォーマンスを繰り広げていますが、そこは実力者たちであり、単なるでたらめとは違い音も洗練されており長さを感じさせることなく、フリージャズとはいえ聴き手にとっても心地よさが残る演奏となっています。

全体を通して、3人の実力者によるテクニックもさることながら録音が素晴らしく、各楽器の特徴も上手く表現されていて、聴く度に新しい発見があります。

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令和4年 吉田の火祭り

2022-08-26 | 日記
昨年に続き、今年も開催された「吉田の火祭り」、
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から関係者のみの行事となり、御輿がトラックで運ばれたり、見物客や露店も出ませんでしたが、今年は何時もの賑わいが戻ってきました。
当日の地方紙に掲載された松明に関する情報によると、松明は高さ約3m、重量は200㎏だそうです。
  

祭りの最大のイヴェントである松明の点火の前に、北口本宮富士浅間浅間神社に奉納されている2台の神輿が一年に一度だけ市内を練り歩くのですが、今年はその様子も見学しました。
   

御輿が通った後に井形を組み、点火がはじまりました。
これまで雲に隠れていた富士山も少し顔を出してきたので、登山客からもこちらの灯りが見えると思います。
また、御師とその住宅の道にろうそくの明かりも点きました。
  

上町、中町、下町の世話人たちが、90本を超える松明をそれぞれの場所で順次立てて、3か所で点火式が行われ、冨士山も全体が姿を現わしました。
最後の点火を終えた後、それに携わった世話人たちが集合し、いよいよ祭りが始まりました。
   

全ての松明に灯が入り、繰り出す人々と道の両端に並んだ露店に集まる人で身動きが取れない場所もありました。
   

祭りを盛り上げるイヴェントも開催されており、7時30分からの津軽三味線と火焔太鼓の演奏を聞きましたが、津軽三味線はソロの他、当初のプログラムには無かった太鼓とのインタープレイもありました。
  

午後8時30分を回った頃には、少し風も出てきたことで松明が勢いよく燃え上がり、火の粉も飛んできました。
   

帰り際、出店で買った玩具を持って楽しそうに歩く親子を見つけました。
お子さん達が見た火祭りの印象はどうだったんでしょうね。
  

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吉沢元治 × 芳賀隆夫(3/3)

2022-08-23 | JAZZ
2人のデュオによるパフォーマンスの3枚目は、吉沢元治と芳賀隆夫が東京都内の2ヶ所で行ったライブです。

「OOPS」 LM 1176
  
1. R-1
2. G-1
3. G-2
吉沢元治 ( cello, b, others) 芳賀隆夫 ( reeds, p, others)
録音 1980年3月23日、5月3日

これは様々な楽器と音の出る小道具を駆使しながら2人の対話が展開される演奏で、次々に発せられる音を体で受け止めながら聴くアルバムです。
A面に収録されている「R-1」は、ライブハウス「√ーR」でのパフォーマンスで、お互いがけん制し合いながら演奏が開始され、途中でバスクラとセロのデュオや、アルトサックスによる美しいフレーズ等々を挟みながら進行し、エンディングはホイッスルとサックスの応酬であっという間にエンディングとなります。

「G-1」と「G-2」は、高円寺の「グッドマン」でのライブで、「G-1」は、ソプラノサックスとベースの掛け合いから始まり、芳賀はバスクラ、アルトサックスと順次持ち替える中で、吉沢はベースのボーイングを中心とし多様なテクニックで迫ります。
続いての「G-2」は、サックスとベースを中心とし時には激しく迫りながら、静と動の繰り返しによる演奏となっています。

以上掲載した3枚には全て「コジマ録音」がらみの音源であり、これらの新しいサウンドを積極的に録音してくれた有難いマイナー・レーベルでした。
そして、購入した当時はいずれもが凄く新鮮に聴こえましたが、歳を重ねた現在、改めて聴き直してみると、当時の熱気は薄れて余り訴えるものを感じなかったというのが率直な感想でした。

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芳賀隆夫 × 山口 修(2/3)

2022-08-22 | JAZZ
2人のデュオによるパフォーマンスを収録した2枚目は、芳賀隆夫と山口修のマイナーレーベルに収録された「√ーR」に於けるライブです。

「TIDAL WAVE」 Mide 001
  
1. TIDAL WAVE (PART 1)
2. TIDAL WAVE (PART 2)
芳賀隆夫 (as) 山口 修 (ds, bells)
録音 1977年11月20日

芳賀のサックスは、全身のエネルギーをマウスピースに込めて最初から疾走し、機関銃のように連続音を放出しまくりますが、それに対抗しで山口のドラミングは波状のパルスを打ち続け、レコードの両面を通じて丁々発止の演奏が収録されています。
レコードのB面では5分を越えるドラムソロがあり、その間、一時休止した芳賀のサックスは更に強烈な音を放出し、演奏の後半ではドラムスの打音が少なくなる部分や、体力的に負担の少ないタムタムの演奏が多くなりますが、レコードの両面を通して凡そ1時間叩きっぱなしの山口は凄いの一言に尽きます。

なお、ジャケット裏面の写真によると、芳賀はアルトサックスの他、クラリネットや笛を吹いていますが、この音源ではアルトサックス1本で勝負しています。

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坂本龍一 × 土取利行(1/3)

2022-08-21 | JAZZ
フリージャズのカテゴリーに入るインプロヴァイズド・ミュージックですが、2人による丁々発止の演奏が収録されている3枚のアルバムです。
これらはいずれも40年以上前に購入したもので、夏休みを利用してレコードの整理をしていたところ出てきたので、これを機会に改めて順次聴いてみました。
その1枚目は、坂本龍一のキーボードと土取利行のバーカッションを中心とした演奏集です。

「Disappointment - Hateruma」 ALM AL-7
  
1. 綾(Aya)
2. 器の中
3. a / Φ(musique differenceielle 1°)
4.⎰/ ʒ (musique differenceielle 2°)
坂本龍一(p. voice. etc) 土取利行(perc. etc)
録音 1975年8月、9月

A面を占める「綾」の最初の主役は土取利行で、彼の打ち出すタムタムを生かしたドラミングに、ピアノを打楽器的に打ち鳴らす坂本龍一との激しいバトルが延々と続きますが、中間部で土取のタムタムとバスドラを効果的に使ったソロがあり、後半はピアノがドラムの上に被さるという展開となっています。
B面の「器の中」は、シンセサイザーをメインにした演奏で、強風を模倣した音に続いて、“ヴァン”という耳をつんざくような爆音がスポット的に現れます。
「 a / Φ」は、ガラスやウッドブロックを鳴らしているような自然な音に近いサウンドによる曲で、あれこれと想像を搔き立てられます。
「⎰/ ʒ 」は、“アァ”、“ウゥ”、“グェ” 等の単音によるヴォイスに、ピアノのロングトーンが絡むというなんとも異様な世界の1曲です。

このアルバムが録音された1975年は坂本龍一が音楽界にデビューした年で、YMO結成前の音源でもあり、彼の音楽に対する考えの一部が詰まっていることからも貴重な1枚でもあると思います。

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古賀メロディーを歌う3人+1のアルバム

2022-08-17 | 演歌・ポップス

古賀政男の作品(作曲)を歌う歌手は数多く、アルバムを輩出している人も男女限らず相当数に上りますが、その中で、昭和の3人+1の男性(歌手)によるアルバムを聴き比べてみました。 (歳を重ねると、ジャズだけでなく、時にはこのような歌も聴きたくなります)

1枚目は、勝新太郎
発売は「大映レコード」(コロムビア・レコード)からのものです。
  

勝にはポップスや日本の歌手のカバー曲など、低音を生かした独特のフィーリングで歌うレコーディングがありますが、ここでは少し引いて神妙に歌っています。しかし、高い音程まで無理なく出ていて、じっくり聴いてみるとやはり上手い歌手です。
彼は、小唄なども得意としていたこともあり、「人生劇場」の2番では伴奏抜きで、アカペラで歌うという離れ業も披露しています。
なお、アルバムジャケットには、若き日の勝と古賀政男の写真が掲載されていました。


2枚目(CD)は、石原裕次郎
裕ちゃん独特のフィーリングで、持ち歌と同じように全ての曲を軽やかに歌っています。
 

3枚目はアイ・ジョージで、テイチクを離れコロムビアに移籍してアルバム単位としての第1作が、なんと古賀メロディーを歌ったものでした。
アイ・ジョージが自らこのような企画を持ち出すことはありえず、移籍の条件としてレコード会社からの注文に応えたものだと思われます。(コロンビアには美空ひばりを始めとして、数多くの古賀メロディ―を歌った歌手がいます)
彼は、ラテン音楽は勿論のこと、「城ヶ島の雨」や「小諸馬子唄」等の日本の歌曲も得意としているので、古賀メロディーをどのように歌うのかも興味がありましたが、やはりそこは流しで鍛えた一流歌手、ギター1本で歌える「影を慕いて」「湯の町エレジー」「酒は涙か溜息か」等の歌い方は流石だし、ラテン調にアレンジされた「サーカスの唄」や「東京ラプソディー」の他、タンゴのリズムに乗って歌う「赤い靴のタンゴ」は更に上手いです。
また「誰か故郷を想わざる」や「人生の並木路」は、ディック・ミネと間違うくらい似ている部分があります。
  


そして+1は、鶴岡雅義と東京ロマンチカ                            古賀メロディ―にはギターが似合いますが、鶴岡雅義のレキントがイントロと曲中のオブリガートの両方で素晴らしい音色を奏で、また歌の方は、三条正人を中心として3人が交代でソロを取り、そのバックでは何時ものハーモニーが聴けます。

  


こういうアルバムにおいては実力派揃いのそれぞれが、共に歌っている曲を比較して聴いてみるのも楽しみ方の一つです。
生前、父が好きな歌だった「誰か故郷を想わざる」を聴くと、当時の想いがこみ上げてきます。

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オスカー・ピーターソンのMPS後期盤

2022-08-14 | JAZZ

オスカー・ピーターソンがMPSレーベルに残した中で、あまり目立たない作品

「GREAT CONNECTION」 MPS /BASF 21281-5
  
1.YOUNGER THAN SPRINGTIME
2.WHERE DO WE GO FROM HEAR
3. SMILE
4. SOFT WINDS
5. JUST SQUEEZE ME
6. ON THE TRAIL
7. WHEATLAND
OSCAR PETERSON (p) N.H.O.PEDERSEN (b) LOUIS HAYES (ds)
録音 1971年10月

収録されている曲は、良く知られたスタンダードが並んでいますが、このレーベルの他の作品に比べ注目度は低いですが、内容は濃いです。
誰がパートナーとなっても、ピーターソンのプレイは一貫していて変わりなく、このアルバムではむしろ速弾きの達人にますます磨きがかかったようにも思えます。

冒頭の「YOUNGER THAN SPRINGTIME」は、アート・ファーマーの「ART」での名演もありますが、ここではベースのN.H.O.ペデルセンが大きくフューチャーされており、ピーターソンのプレイに負けずとグイグイと迫る好演を繰り広げています。
また、チャップリンの「SMILE」は、ゆったりとしたテンポでメロディを弾くピーターソンに対して、ペデルセンは4拍子によるスケールの様なフレーズで応じていて、微妙な緊張感を持った演奏となっています。
続く「SOFT WINDS」は、スイングするトリオの演奏が心地良く、最後はピアノとベースのユニゾンでテーマを演奏するという過去には考えられなかった展開もあります。
「JUST SQUEEZE ME」は、ゆったりしたテンポでスタートし、ピーターソンが複数の鍵盤を押さえながらテーマを演奏し、アドリブに入って倍テンポで進み、途中からは更にテンポを速めながらスイング満載の演奏を繰り広げます。
そして、グローフェの組曲グランドキャニオンからの1曲である「ON THE TRAIL」は、シングル・トーンでテーマを軽快演奏するところから始まり、ベースが絡んで徐々に熱を帯びて行きますが、後半ではテンポを上げて猛スピードで突っ走るピーターソンに、ベースがしっかりついて行くところが凄いです。

多くのアルバムにおいて、ペデルセンのベースはペタペタと張り付くような録音が多い中で、このアルバムでのベース音は前に出て来て弾けるように聴こえてきます。
ピーターソンも初期のトリオ時代の演奏と異なり、ベースとは丁々発止で渡り歩いている部分もあることから、このアルバムでペデルセンのプレイを再認識しています。

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2022年8月の富士山

2022-08-11 | 富士山
8月11日、山の日の河口湖の大石公園からの夜明けの富士山です。
日の出前、2~3分の短い時間でしたが朝焼けが綺麗でした。

   

日の出後、一瞬でしたが湖面の波が少し収まり逆さ富士がはっきりと写りました。
公園内の花との調和も美しかったです。

 

下の3枚は、スマホのカメラで撮ったもので、ブラックバス釣りの1枚と、日の出とその後の2枚です。
ブラックバス釣りの2人は、日の出と共に上がってきましたが、釣果は無かったようです。

  

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メモリー・イズ・ア・ファニー・シング(CD)

2022-08-07 | JAZZ (CD)
山下洋輔トリオの再乱入ライブの最後に演奏されたという「MEMORY IS A FUNNY THING」、
この曲を歌っている洋輔さんの妹の眞理子さんのアルバムを取り出してみました。
 

アルバムは、アルト・ヴォイスでドスが利いた「WHAT A DIFFERENCE A DAY MADE」(縁は異なもの)で始まりますが、このCDを最初に聴いた時は一瞬引いてしまうほど驚いた記憶があります。
全15曲の中で、「JUST YOU, JUST ME」は上手く歌っているし、アン・バートンの1st アルバムである「BLUE BURTON」に入っている「THE GOOD LIFE」は、何処かアン・バートンのフィーリングにも似ています。
タイトル曲の「MEMORY IS A FUNNY THING」は、山下洋輔の曲に上山高史が英語の詞が付いたものがオリジナルだそうですが、ここでは眞理子さんが書いた詩を使っていて、どこか「ふるさと」に似た雰囲気を持っている優しい歌となっています。

CDの冊子には、このアルバムの制作に関する彼女のコメントが掲載されていますが、今は亡き本田竹広の進言により歌手を目指したことや、私的なブログCDとして作ったことなどが詳細に書かれています。


そして、参加しているメンバーの紹介や、山下家のファミリーの写真など、微笑ましい冊子となっています。
 

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