あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

2022年1月の富士山

2022-01-31 | 富士山
昨日の夕方からパラパラと雪が舞いましたが、積雪は2センチほどでした。
今朝は明見地区の東側に立ち寄り、午前7時の富士山を眺めてきました。
気温は−4℃で寒かったです。
  

午前11時過ぎ、再び同じ場所から撮りました。
地面の雪は融けて、無くなっていました。
  

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レスター・ボーイの「オール・ザ・マジック」

2022-01-30 | JAZZ
ECMレーベルの続きで、レスター・ボーイ・ワールドの世界が展開される2枚組アルバムを聴きました。

「ALL THE MAGIC!」 ECM 1246/47
  
SIDE 1
1. FOR LOUIE
2. SPACEHEAD
3. GHOSTS
SIDE 2
1. TRANS TRADITIONAL SUITE
1) ALL THE MAGIC
2) EVERYTHING MUST CHANGE
3) T. JAM BLUES
2. LET THE GOOD TIMES ROLL
LESTER BOWIE (tp) ARI BROWN (ts,ss) ART MATTHEWS (p)
FRED WILLIAMS (b) PHILLPS WILSON (ds)
FONTELLA BASS (vo) DAVID PERSTON (vo)

1枚目はクインテットの演奏を中心に、2人のヴォーカリストがそれぞれ1曲づつ歌い、3曲目ではアルバート・アイラーの「GHOSTS」が意表をついて、カリプソのリズムに乗って演奏するという原曲とは全く違ったアレンジになっています。
また、「TRANS TRADITIONAL SUITE」の3曲はかなりフリーな演奏ですが、 「LET THE GOOD TIMES ROLL」に移ると全員の参加により、しっかりしたリズムの中で踊りだしたくなるような雰囲気を持った演奏に変わっています。

SIDE 3
1. ORGANIC ECHO
2. DUNCE DANCE
3. CHARLIE M.
4. ALMOST CHRISTMAS
SIDE 4
1. DOWN HOME
2. OKRA INFLUENCE
3. MILES DAVIS MEETS DONALD DUCK
4. DEB DEB’S FACE
5. MONKEY WALTZ
6. FLADULENT FANFARE
7. ORGANIC ECHO
LESTER BOWIE (tp & other sounds)
録音 1982年6月

2枚目は、レスター・ボーイのトランペット・ソロによる多重録音で、エコーやノイズを使っての11曲が収められていて、テクニックをフルに生かした演奏となっています。
その中で、チャーリー・ミンガスをタイトルにした「CHARLIE M.」は、ワウワウを効果的に使っており、「MILES DAVIS MEETS DONALD DUCK」では、ミュートを使ってアヒルの模擬音を作り出しています。

AEOCのグループで活動していたレスター・ボーイは、このECMレーベルに4枚のリーダー・アルバムを残していますが、井野信義とのアルバム「Duet」も、真のレスター・ボーイが聴ける良いアルバムだと思います。


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月刊誌ステレオ 2月号

2022-01-24 | JAZZ
昨日の日曜日の朝、近くのマーケットに食料品の買い出しに行った際、隣接しているTSUTAYAで「ECMとオーディオ」の特集記事が掲載されていた雑誌が目に留まり、早速購入しました。
  

この記事に一通り目を通した後、カートリッジを交換して早速聴いたレコード、
ポール・ブレイの1023盤と、ヤン・ガルバレクーボボ・ステンソンの1041盤
  

スティーヴ・キューンの1094盤と、リッチー・バイラークの1142盤
  

日本録音における経緯を興味深く読むと共に、ECMの硬質でクリアな響きのサウンドを楽しみました。


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私の愛聴盤(第161回)

2022-01-23 | 私の愛聴盤
第161回はグラント・グリーンの「トーキン・アバウト」です。
これは前掲載の「INTER SOMETHIN′」に参加していたグラント・グリーンが、その2か月前に録音したもので、ここにもラリー・ヤングが加わっています。

「TALKIN ABOUT!」 BLUENOTE ST-84183
  
1. TALKIN’ ABOUT J.C.
2. PEOPLE
3. LUNY TUNE
4. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
5. I’M AN OLD COWHAND
GRANT GREEN (g) LARRY YOUNG (org) ELVIN JONES (ds)
録音 1964年9月11日

グラント・グリーンのブルーノート盤は、没後に発表されたものも含めて26枚のアルバムが確認されていますが、その中で、これは8枚目になります。
収録されている5曲は、ラリー・ヤングが2曲を提供し残りは良く知られた曲ですが、ギター、オルガン、ドラムスというシンプルな編成において、リーダーのグリーンはと言うと、ラリー・ヤングとエルヴィン・ジョーンズという個性の強い強力な助っ人の中でもいつもと変わらぬシングルトーンで歌心溢れる演奏を展開しており、またそれが魅力の一つでもあります。

1曲目の「TALKIN’ ABOUT J.C.」は、タイトルに“J.C.”とあるように、ジョン・コルトレーンに傾倒していたラリー・ヤングのオリジナルで、勢いのあるオルガン・ソロがエルヴィンのドラミングに鼓舞されて強烈な印象を与えます。
一方、リーダーであるグリーンは、同じフレーズを繰り返しながら徐々に盛り上がっていき、途中「朝日の如く」の1節を挟む余裕も見せてヤングとは好対照となっており、それぞれが上手くマッチングしているところが凄いです。

その他の4曲についてはラリー・ヤングのプレイが控えめで、グリーンの良く歌うソロが際立っており、ミュージカル「ファニー・ガール」の中のヒットナンバーである「 PEOPLE」などは、メロディをストレートに弾いた後、エルビンのブラシによるアクセントをバックに原曲を生かしたソロが魅力的に響きます。
また、ラリー・ヤングの2つ目のオリジナル「 LUNY TUNE」は、いずれも変わらぬグリーンのソロと共に、オルガンのベースラインがクリアで、印象に残る演奏となっています。


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ラリー・ヤングのイントゥ・サムシン

2022-01-16 | JAZZ
オルガニストのラリー・ヤングが、ブルーノート・レーベルに残した最初のアルバムを聴きました。

「INTO SOMETHIN′」 BLUENOTE  BST 84187
  
1. TYRONE
2. PLAZA DE TOROS
3. PARIS EYES
4. BACKUP
5. RITHA
SAM RIVERS (ts) LARRY YOUNG (org) GRANT GREEN (g) ELVIN JONES (ds)
録音 1964年11月12日

ラリー・ヤングのオルガン・プレイは、ジミー・スミスとは異なりモーダルで、革新的なアプローチ奏法に特徴がありますが、このアルバムは、サム・リヴァースとエルヴィン・ジョーンズが加わったことで、そのプレイが更に増幅され興味深い演奏集となっています。
また、もう一人のゲストであるグラント・グリーンはと言うと、独特のシングルトーンによるフレーズがいずれの曲にも融合し良い味付けとなっています。
その特徴がよく出た演奏は「TYRONE」、「 PLAZA DE TOROS」、「BACKUP」の3曲で、エルヴィンのドラミングと、リヴァースのフリー・ジャズに通じるフレーズに触発され、ヤングのオルガンが緊張感に溢れたプレイとなっていて、「 PLAZA DE TOROS」では、グリーンも素晴らしいロング・ソロを披露しています。
一方、「 PARIS EYES」や「 RITHA」は、軽快で且つ明るいトーンでプレイするヤングの別の一面を聴くことができ、特に最終曲の「RITHA」は、サム・リヴァースが抜けたトリオで演奏され、グリーンのギターも大きくフューチャーされることから非常に纏まった内容になっています。

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今年最初のON LAVAへ

2022-01-10 | JAZZ
幾度となく訪れている富士吉田市のジャズ喫茶「ON LAVA」ですが、今年になって初めて行ってきました。
入口のドアを開けると、そこには可愛い正月飾りが置いてありました。
  
 

店内は何時もと変わらずと思っていたところ、マスターから自作のパワーアンプの真空管を交換したとの話を伺い、早速写真を撮らせていただきました。
真空管はWestern Electric社の三極管300B×2本です。
本日持参したレコードを順次掛けていただきましたが、昨年秋にカートリッジにOrtofonのSPUの限定品を追加し、そして今度は真空管と、訪問する度に出て来る音が艶やかで滑らかなサウンドになってきていました。
また、発売になったばかりの台湾のジャーナリストによるジャズ喫茶本を紹介していただきました。
  
 

店を出たところで、閉店間際に入店してきたお馴染みさんのポルシェを撮らせていただきました。
排気量は3,600ccだそうです。(憧れの車です)


このお店、
良い音に加え、訪問する度に色々な情報を得られるので、近いうちにまた行きたいと思います。

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アンドリュー・ヒルのジャッジメント

2022-01-09 | JAZZ
このアルバムは、今から丁度58年前の1月8日に録音されたアンドリュー・ヒルのブルーノートへの2番目のもので、録音順では「スモーク・スタック」についで3番目となります。

「JUDGMENT」 BLUENOTE BLP 4159
  
1. SIETE OCHO
2. FLEA FLOP
3. YOKADA YUKADA
4. ALFRED
5. JUDGEMENT
6. RECONCILIATION
ANDREW HILL (p) BOBBY HUTCHERSON (vib) RICHARD DAVIS (b) ELVIN JONES (ds)
録音 1964年1月8日

1曲目の「 SIETE OCHO」は、7拍子による難解な曲で、リチャード・デイヴィスのベース・パターンに導かれて演奏が始まりますが、この曲に限らずリチャードのベースが全体を支配し、演奏を引き締めてように思います。
3曲目の「YOKADA YUKADA」は、12小節のブルースですが、ヒルは単なるブルースのフレーズを弾くわけでもなく、独特のフィーリングで演奏が進み、後半ではエルヴィンのドラム・ソロが幅を利かせています。
プロデューサーのアルフレッド・ライオンに捧げた「ALFRED」は、ゆったりとしたテンポの曲で、ドラム・レスにおけるピアノとヴァイブの調和が美しく、ここでもリチャードのプレイが光ります。
タイトル曲である「JUDGEMENT」は聴きやすい曲で、エルヴィンの躍動するドラミングが演奏を引き立てています。
最終曲の「RECONCILIATION」は、ヴァイブとエルヴィンのブラシによる絶妙なバランスで演奏が始まり、続いてピアノとベースが絡んでくる爽快な1曲となっています。

このアルバムで感心するのは若干22歳(41.1.27生)のボビー・ハッチャーソンで、いずれもの難曲をシャープなスティックさばきで難なくこなしています。
他のメンバーは、リーダーのヒルが32歳(31.6.30)、リチャードが33歳(30.4.15)、エルヴィンが36歳(27.9.9)で、リチャードは61年7月にエリック・ドルフィーとブッカー・リトルの「ファイブ・スポットのライブ」に参加しているし、エルヴィンはコルトレーンのグループで既に実績を残しています。

アンドリュー・ヒルのプレイは過去にジョニー・ハートマンとのセッションをこのブログで掲載していますが、その時の録音は1961年で、フツーのピアニストでした。
このアルバムが録音された1964年と言えば、今から60年近く前のハードバップ全盛時代において、このような斬新なサウンドを果たして何人が評価していたのかと思うと疑問符がつきますが、今聴いてみると全く違和感なく受け入れられることから、プロデューサーであったアルフレッド・ライオンの眼中はさすがであったのだろうと思います。

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ピアノ・ソロ・アルバム(2/2)CD

2022-01-03 | JAZZ (CD)
日本のピアニストによるソロ・アルバムの二人目は菊池雅章の2+2(枚)です。

最初の2枚は、1994年7月の青山Body & Soul でのライブ盤、
スタンダードとジャズメンのオリジナルを中心にしたプログラムで、1曲の演奏時間が長く、神経を集中して聴いていなければならない演奏ばかりで、CD1枚を聴き通すのには気力も必要なのが本音です。
 

ECMのアルバムは、2012年10月に、東京文化会館ホールでのライブ盤で、録音に関わったメンバーは全て日本人が担当していて、ライナーノーツにプーさんの愛娘のあびさんの撮った10枚のフォトが入っています。
曲目は「Tokyo Part Ⅰ~Ⅸ」の、9パートによるピアノの88鍵をフルに使った即興演奏の他、「黒いオルフェ」と「リトル・アビ」のように単音を一つづつ紡いでいくようなシンプルなプログラムが印象的です。
そして菊池はこの音源の公開を望んでいたようですが、没後のリリースでありそれは叶いませんでした。


最後は「ラスト・ソロ」、
このアルバムについては、昨年の4月にこのブログで一度掲載していますが、今回改めて聴き直して、最初に聴いた時の感動を再び味わいました。


日本を代表する二人の演奏を立て続けに聴いてみましたが、そのスタイルは全く異なるアプローチであり、改めて“凄さ”を感じています。

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ピアノ・ソロ・アルバム(1/2)CD

2022-01-02 | JAZZ (CD)
新年を迎えて最初に聴いたアルバムを掲載しました。
昨年暮れからの続きで、いずれもレジェンドと言われる二人の日本のピアニストによるソロ・アルバム(CD)で、最初は渋谷毅の2+2(枚)です。

1枚目は、1982年にLPで発売され、97年にCD化された「渋やん」、
西荻窪のアケタの店で、セッションが始まる前に弾いていたものを6か月に渡って集めており、気の向くままに鍵盤を叩いていることが良く分かる内容で、「エストレリータ」のようなジャズでは珍しい曲も演っています。
 

2枚目は、2001年録音の「アフタヌーン」で、森山威男とのセッション「シーソー」を録音した後、一人スタジオに残ってアフター・アワー的に演奏したものを急遽テープ取りしています。
演奏は、森山との緊張の対峙から解き放されて何の気負いもなく淡々と進んでいることが良く分かります。
 

以下の2枚は、2007年6月に半蔵門TFMホールで及川公生さんによって録音された同日演奏で、エンジニアの手腕と音響が相まってピアノの響きが美しく、繊細なタッチまでしっかりと捉えられています。
黒いジャケットの方は、デユーク・エリントンとジョン・ルイスの曲を、また白いジャケットの方は旧知のスタンダードを中心にしたプログラムで構成されています。
 

以上、4枚のアルバムはいずれもスタイルを変えることなく何時もの渋谷毅で、何の気負いもなく淡々と演奏しており、それが聴く度に我々を“癒し”の世界に引き込んでくれることも確かです。

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2022年の初日の出と富士

2022-01-01 | 日記
新年の初日の出をベランダで待機し、カメラに収めました。
午前6時10分頃は、三日月が美しかったです。
待つこと40分ほど、6時50分過ぎ、日の出が始まりました。
  



反対側のベランダからは、富士山が綺麗でした。
  

「今年も良い年でありますように」と、祈念しながらの初日の出の瞬間でした。

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