OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

夏はウキウキしたいよねぇ~♪

2016-07-27 16:36:54 | Singer Song Writer
恋するマリンパーク c/w 月の浜辺~マヤマヤビーチ / 尾崎亜美 (ポニーキャニオン)
 
そりゃ~、別に夏に限った事ではありませんが、しかしやっぱり夏には甘~い恋の歌が似合います。
 
そこで本日のご紹介は尾崎亜美が昭和59(1984)年に出したシングル盤、その両面共に素敵な夏向きの恋の歌♪♪~♪
 
とにかくまずはA面「恋するマリンパーク」からしてミディアムスローな甘さが満点の雰囲気が良い♪♪~♪ ただし、甘すぎて虫歯になりそう……、とか言う前に、彼女の節回しに幾分歌詞が聴き取りづらい感もあり、それゆえにバックのバンドサウンドの力強さが面白いコントラストを描いているのは狙ったものなんでしょうか?
 
ちなみに作詞&作編曲は尾崎亜美、そして参加ミュージシャンは堀信泰(g)、小林信吾(key)、深井康介(b)、河野道生(ds) をメインとするシンプルな編成で、当時の彼女のツアーバンドだったという話も聞いたことがありますが、未確認で申し訳ございません。
 
しかし、それが完全に良いベクトルを示したのがB面に収録された「月の浜辺~マヤマヤビーチ」で、所謂トロピカルな楽しいムードが大盤振る舞いのウキウキソング♪♪~♪
 
確か岩崎良美に提供された楽曲だったはずですが、作者のセルフカバーなればこその魅力が確かにあるわけで、しかも尚更にバンドサウンドを強めた小林信吾のアレンジもニクイばかりですから、サイケおやじは当時から、しっかり自家製の「好きな歌カセット・夏篇」には入れていましたですねぇ~♪
 
そして良く知られているところでは、この「月の浜辺~マヤマヤビーチ」はアルバムとシングルの両バージョンにミックスの違いがあって、アルバムよりはシングルバージョンがメリハリの効いた音作り、さらに45回転ならではの音圧の強さがあるので、個人的にはこちらが好きなんですが、現行のCDではど~なっているのか不明ですので、気になる皆様は聴き比べをしてみて下さいませ。
 
ということで、何かと物騒な世相には、せめて音楽でも聴いて過ごしたりする、そんなささやかな和みの時間を大切にしたいものです。
 
さあ、夏はこれからっ!
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

酷ぇ事しゃがる!

2016-07-26 17:47:35 | Weblog

相模原での大惨劇には、朝っぱらからド肝をぬかれました。

仕事絡みで本日は午前4時からPCを前にしていたので、いきなりの悲報がネット経由で入って来たのです。

実は当地にはサイケおやじの親戚の家があり、何度も訪れていたところなので尚更です。

あまりの事に最初はテロ事件かと思いましたですよ……。

しかもその後の報道では容疑者から薬物反応とか、確信犯的言動があったとか、とにかく逸脱した行動が恐ろしい!

犠牲者・被害者の皆様には衷心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

合掌。

 

 

コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

ビーチボーイズ歌謡があればいい♪

2016-07-25 19:50:01 | 歌謡曲
サマー・ビーチ・ガール / BUZZ (キングレコード)
 
掲載したシングル盤はジャケ写だけじゃ~、何が夏向き?
 
なぁ~んていうのが大方の第一印象でしょうし、実際サイケおやじもそのとおりだと思っています。
 
しかし、制作側イチオシの裏側に、こんな素敵な歌がひっそりと入っているんですから、アナログ盤は侮れません。
 
それが本日のお題、「サマー・ビーチ・ガール」で、もちろん曲タイトルどおり、ビーチボーイズ風味がたっぷりのニューミュージック歌謡、あるいはポップス系歌謡ロックの隠れ名作♪♪~♪
 
もちろん、皆様ご存じのとおり、演じている BUZZ は小出博志と東郷昌和が組んだ歌謡フォークのデュオであり、昭和47(1972)年に公式レコードデビューした最初のシングル曲「ケンとメリー」が日産スカイラインのCMに使われたことから大ヒット!
 
忽ち注目を集める存在になったようですが、サイケおやじには、ど~にも趣味性がちがっていたので、完全にノーマーク……。
 
ですから、昭和50(1975)年のちょうど今頃、偶然にも某レコード屋の店先で流れていたこの「サマー・ビーチ・ガール」を聴いた時、まさか BUZZ が演じていようとは、想像もしていませんでした。
 
そして店員の女の子に尋ねて、件のレコードの現物を教えてもらった時には心底、驚きましたですねぇ~~~!?!!
 
だって、既に述べたとおり、これは過言ではなく、完全にビーチボーイズの日本語替え歌っぽくて、パクリと言われれば、そのとおりなんでしょうが、サイケおやじとしてはリスペクトを感じる好き好きソング♪♪~♪
 
第一、その当時の日本じゃ~、ビーチボーイズは現在ほど再評価されておらず、それなのにこ~う~奇特な歌をやってくれる、その信念(?)は日頃から軽く見られていたサイケおやじを含むビーチボーイズのファンには感涙物だったと思われますが、同好諸氏の皆様はどのようなお気持ちだったんでしょうか?
 
とにかくそれを強く想起させるのが高橋幸宏の作編曲で、メロディやリフのキメは既に述べたとおり、ビーチボーイズの「Don't Hurt My Little Sister」に強く影響されたというか、他にも同グループの初期の名演名唱から美味しいキモを借用しまくったという中で、殊更コーラスワークのビーチボーイズ性感度の高さがたまりません。
 
実は後に知った事ではありますが、やっぱりと言いたくなる気持ちを抑えつつの種明かしとして、ここには山下達郎がしっかり参加していて、本人も自画自賛の仕上がりだとか!?!
 
う~ん、さもありなんですよ♪♪~♪
 
もう、このあたりは皆様の耳でもご確認願いたいところで、コーラスのベースパートとハイトーンのコントラストにおける存在感は、何が何でも山下達郎じゃ~ないでしょうかねぇ~~♪
 
尤も既に述べたとおり、そんなこんなの真相は昭和も末頃になって知ったサイケおやじですから、リアルタイムじゃ~、痛快なほどに関心して聴いていたんですけどねぇ~、正直に告白させていただければ、やられたなぁ~~、っていう口惜しさもありましたです。
 
ちなみに作詞は竜真知子で、歌詞の中には如何にもの夏と海と恋愛の定番語句がテンコ盛りってのも、嬉しいかぎりです。
 
それと BUZZ と高橋幸宏の関係というのも、何となくイメージが違うという感じなんですが、メンバー夫々が高橋幸宏、そして実兄の高橋信之と過去にバンドをやっていたらしく、それゆえに人脈からデビュー出来たという伝説もあるらしいですよ。
 
ということで、夏にはビーチボーイズ歌謡も似合います。
 
CD化されているかは不明なんですが、夏なればこそ、皆様にはお楽しみいただきたい歌であります。
コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

いろいろあっても夏の歌は好きです♪

2016-07-24 19:29:23 | 歌謡曲
サマー・サンデー c/w 夏の日よいつまでも / 岡田みき (BAY)
 
子供の世界では夏休みに入って最初(?)の日曜日というのであれば、サイケおやじもそ~した時代を振り返りつつご紹介するのは、後の小川みきが、それ以前に岡田みきとして出していたシングル盤です。
 
なにしろA面に収録されたのが「サマー・サンデー」という、そのまんまのポップス歌謡ですからねぇ~~♪
 
当然ながら作詞:さかよりひさし&作曲:ふじわらみなと、そして編曲:青木望が企図したところは、乙女心のせつない恋の願い事であり、月曜日から土曜、そして日曜日へと繋がる心のあれこれを歌い込んでいくのは大衆歌謡の常套手段ではありますが、ふじわらみなとが附したメロディがオールディズ風味の洋楽趣味に彩られ、加えて青木望のアレンジがピアノをメインにしたジャズコンボっぽいところが、尚更に素敵なんですねぇ~~♪
 
ところが肝心の岡田みきの声質が妙にキンキンしていて、高音部がキツい感じですし、全体的なミックスもドラムスが前に出過ぎた感があるもんですから正直、聴いていて些か疲れてしまうような……。
 
もちろんストリングスも入っているところから、もしかしたらボーカルを薄くして、例の「スペクターサウンド」を狙ったのかもしれませんが、これが世に出た昭和46(1971)年では失礼ながら、仕上がりも企画も残念賞というのがサイケおやじの本音です。
 
ちなみに曲を書いた「ふじわらみなと」は「三枝伸」の別名という説が有力で、だとすれば作詞&作編曲の全てを担当したB面曲「夏の日よいつまでも」が、ますますオールディズ真っ只中という、スローなメロディ優先主義に傾いているのは納得なんですが、こちらでも岡田みきの声質に鋭さが有り過ぎて……。
 
う~ん、そのあたりが売れなかった要因なんでしょうか?
 
レコード全篇としては、コニー・フランシスに影響されたと思しき作風が好ましく、だからこそミックスダウンやSE等々にもう少しの捻りがあればなぁ~~、という不遜な気持ちを抱かざるをえません。
 
しかし、ジャケ写も秀逸ですし、冒頭に述べたとおり、岡田みきは小川みきと改名し、さらにマニアックなポップス歌謡の裏名盤を出していくのですから、こ~ゆ~レコードも作っていたという履歴に嬉しくなるのが、昭和歌謡曲愛好者の本音じゃ~ないかと思っているのでした。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

原美登利のハワイアンポップス歌謡

2016-07-23 19:29:17 | 歌謡曲
小麦色の少年 / 原美登利 (ワーナーパイオニア)
 
夏向き音楽と云えばウエストコーストロックやボサノバというのが現代の定番かもしれませんが、昭和40年代には、まだまだハワイアンの人気も高いものがありました。
 
そして当然ながら、ハワイアンを入れた歌謡曲もどっさり作られ、ヒットしたレコード以外にも名曲名唱が残されたのは芸能史の真実です。
 
本日掲載のシングル盤A面曲「小麦色の少年」もそのひとつで、作詞:山上路夫&作編曲:鈴木邦彦が企図したのは、発売された昭和47(1972)年の流行を踏まえれば、ハワイアンとフォーク歌謡のハイブリット感覚とでも申しましょうか、穏やかにしてポップなメロディとロマンチックな恋の傷心を歌い込んだ曲調がたまりません♪♪~♪
 
しかも歌っている原美登利の声質や節回しが過言ではなく、ちょうど南沙織小柳ルミ子の良いとこ取りなんですねぇ~~♪
 
本当に歌が上手くないと、このしっとりした情感と色気は表現出来ないと思いますし、加えて絶妙の爽やかさには胸キュン満点♪♪~♪
 
また、それを彩る演奏パートにはハワイアン特有の「スラックキー」と称される変則オープンチューニングを使ったギターが用いられ、一般的なのは「オープンG」=「D・G・D・G・B・D」と言われていますが、ここではさらに微妙なチューニングの変更があるように思われますので、ここは皆様のご意見をお聞かせ願いたいところです。
 
それとメロディラインがどうにも山下達郎の「LOVELAND, ISLAND」に似ていると思うのはサイケおやじだけでしょうか? もちろんそっちはテンポアップしてフュージョンアレンジを施した仕上がりですから、違うって言われれば、それまでなんですけど……、「小麦色の少年」を作った鈴木邦彦は本場ハワイアン曲からのパラフレーズを用いるのが得意で、例えば黛ジュンの「天使の誘惑」あたりはその代表ですからねぇ~、まあ、いろいろあるんでしょう。
 
緩和休題。
 
で、これほど上手い歌手の原美登利は、しかし歌謡ポップス本流の作品はこれだけのようで、後は急速に小柳ルミ子路線へ傾き、数枚のレコードを残してフェードアウトしているのは個人的に残念です。
 
ただし、サイケおやじ、それでも決して彼女が嫌いではなく、例えば「初恋の町」という小柳ルミ子っぽくて、それでいて原美登利の個性がしっかりと表出した名曲名唱が大好きなんで、追々にご紹介しょうと目論んでいるほどです。
 
ということで、今日は一足早い「過ぎ去りし夏の思い出」の素敵な歌を取り出してみましたが、好評ならば、ちょっと続けようかなぁ~~、と独り善がりしているのでした。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

どうにもならない望み

2016-07-22 15:49:35 | 歌謡曲
もうどうにもならない / オックス (日本ビクター)
 
東京都知事選挙も終盤に入り、その必然的として各候補者それぞれにドロドロした話が巷を駆け巡っていますが、それにしても鳥越俊太郎に関する「文春」の記事は如何にもの内容だったんですが、サイケおやじが一番に呆れたのは、肝心の鳥越候補のそれに対する対応の拙さで、特に本人自らが会見しての態度と発言には失笑どころではありませんでした。
 
だって、あれだけ熱くなって所謂「淫行」という記事内容を否定していたら逆効果でしょう。
 
庶民にとっちゃ~、あの態度だけで、やっているにちがいないっ!
 
と思うのは必定であり、しかもさらに耳を疑ったのが「自分も週刊誌に携わってきたから、その遣り口は良く知っている」云々、それじゃ~、あんたも同じ事をやってきたんじゃ~ねぇ~かっ!?!
 
まさに語るに落ちたとは、この事でしょう。
 
おまけに、自分は「聞く耳を持っている」とか訴えていながら、件の記事の核心に触れる質問は聞こうともせず、事実関係を明らかにする説明もしないというんじゃ~、全くジャーナリストという履歴肩書は詐称みたいなもんですよっ!
 
それこそ、騒ぐのが商売の無責任マスコミの思うツボじゃ~ないですかっ!?
 
あぁ、あそこまでボケていたとは情けない……。
 
ということで、発作的に口ずさんでしまったのが本日掲載のシングル盤A面曲「もうどうにもならい」で、朝っぱらレコードまで取り出して、鳴らさずにはいられませんでした。
 
とにかく無機質で暗~いAメロから激したサビのコントラストが、まさに「もう、どにもならぁ~ないぃ~~」という絶望を歌い込んで強烈!
 
実はこれ、オックスが昭和46(1971)年に発売した作詞:多木比佐夫&作編曲:淡の圭一が提供のラスト作とされるシングル盤なんですが、当時は全く売れていなくて、しかもジャケ写が完全にムード歌謡グループの佇まいですからねえ~~!?!
 
おそらくはGSファンやマニアにとっても、通念的なロックっぽさが感じられないという受け取り方が一般的のようで、つまりは今も昔も評価&人気は否定的な歌のようですが、天邪鬼なサイケおやじにとっては、イントロから芝居がかって悲劇的なギターとストリングスオーケストラの演出が相当に好みの作風ですし、アップテンポでありながら、抑揚の無い歌メロがサビでは野口ヒデトの情念の節回しに繋がる作編曲の見事さが流石と思うばかりですし、間奏のギターソロが、これまたチープな狂おしさに満ちていて、最高なんですよぉ~~~♪
 
いゃ~、野口ヒデトは本当に素晴らしいボーカリストだと思うばかり!
 
 お別れだよ… さよなら… さよなら…
 
というラストのキメを、これほどリアルに歌えるんですからねぇ~~♪
 
あぁ、願わくば大切重要な選挙や政治に、こんな絶望を感じさせないでもらいたいものです。
 
ところが、小池ゆり子には殺害予告とか、他にも雑多な誹謗中傷合戦ばっかりが前面に出ていて、肝心の政策がほとんど争点になっていない現状が、やっぱりねぇ……。
 
また、単純に考えたって、多くの候補者が訴える公約の内容が、とても一期じゃ~不可能だと思われるものばかりで、つまりは議会を纏め、都民世論の動向を把握し、さらに時事諸々の情勢を鑑みつつ行政を遂行していくには、現実的に最低二期ぐらいは安定して都政のリーダーシップを発揮出来る人物が必要でしょう。
 
しかし、マスコミの本音と狙いは騒動と混乱であり、おそらくは鳥越俊太郎の当選を願っているにちがいないという推察も易く、例え都民の選んだ結果であろうとも、それを大切にしようなんて気持ちが微塵も感じられないのは悲しいですよ……。
 
こんなバカげた選挙になっているのは、誰の所為?
コメント (3)
この記事をはてなブックマークに追加

藤丸のギターは歌謡曲もロックに変える

2016-07-21 16:45:48 | 日本のロック
哀しみの舗道 c/w ハイウェイ / 藤丸バンド (キングレコード)
 
我が国の芸能界でギタリストの存在を考える時、吉野藤丸のプレイを聞かなかった人は皆無でしょう。
 
もちろん、それは「無意識の内に」という語句も必要とされる現実なんですが、つまりは裏方のセッションミュージシャンとして夥しいレコーディングや歌謡スタアのバックバンドでの活躍も含めて、数多残された吉野藤丸のギタープレイには、自然に耳と心が惹きつけられる魅力があるわけで、時に有名なところでは太田裕美の「木綿のハンカチーフ」や石川さゆりの「天城越え」あたりは決定的に知られるところだと思います。
 
また、本人メインの活躍としては凄腕セッションプレイヤーの集合バンドだった SHOGUN や AB’S はもちろんの事、先輩から聞いた話では、つのだ☆ひろが昭和47(1972)年結成したキャプテン・ヒロとスペースバンドでのプレイも凄かったそうですが、もうひとつ、実は妹が西城秀樹のファンで、そのライブコンサートに行ったら、バックバンドのギタリストがカッコイイ!
 
とか云々言っていたので、話半分の気持ちで仲間内に喋っていたら、それは本当だよぉ~~!?
 
なぁ~んていう答えが返ってきたもんですから、クリビツテンギョウ!
 
それが昭和49(974)年頃の話で、また後に知り得た真相ではありますが、ロッド・スチュアートが在籍していたフェイセズの来日公演でも前座に出ていたというのですが、これはサイケおやじも現場に行きながら、どうにも記憶に無く……。
 
ただし、それがジョー山中のバンドだったというのであれば、思い当たるフシもあって、当時はなかなかブリティッシュなギターを弾いていたように思います。
 
しかし、吉野藤丸が流石なのはバックに回ってのリズムプレイの上手さや伴奏でのセンスの良いコード選び、それとオカズの入れ方の巧みさであり、同時に臨機応変なギターソロの切り替え等々、スタジオの仕事で売れっ子になるのも当たり前田のクラッカーです。
 
で、掲載したシングル盤は前述した西城秀樹のバックバンドとして活動していた通称(?)藤丸バンドのデビュー作で、発売されたのは昭和52(1977)年頃ですから、中身は所謂ニューミュージックと思いきや、個人的には歌謡ロックという印象です。
 
それはなにしろ作詞:片桐和子&作曲:吉野藤丸によるA面曲「哀しみの舗道」からして、ミディアムスローなベタベタの歌謡曲であり、ところがイントロから泣きまくる吉野藤丸のギターがあるもんですから、殊更夜の酒場の有線あたりから流れてくれば、自然にグッと惹きつけられるサムシングがある事はサイケおやじの実体験に基づく報告です。
 
ちなみにこのレコードにおける藤丸バンドのメンバーは吉野藤丸(vo,g) 以下、中島正雄(Key)、渡辺和義(b)、金沢順一(ds,per) という布陣であり、アレンジは中島正雄が担当していたと言われていますが、全篇から滲み出る「シブさ」は、まさにAORの実践かもしれません。
 
ですから、作詞:みうらよしこ&作曲:吉野藤丸によるB面曲「ハイウェイ」が、素敵な歌謡ボサノバになっているのも最高で、失礼ながらそれほどパワーを感じさせない吉野藤丸のボーカルが、ここではそれゆえの洒落たセンスに結実したのも、狙っていたと思わざるをえません。
 
例えれば後の寺尾聡が「ルビーの指輪」期にやっていそうな、そんな雰囲気が先取りされているんですねぇ~~♪
 
サイケおやじとしては心底、このB面曲「ハイウェイ」が大好きで、過言ではなく、レコードが擦り切れるほどに聴きましたですよ♪♪~♪
 
そして気になるここでのギタープレイは、的確な伴奏が本当に見事で、しかも最後の最後でしかギターソロをやらないという思わせぶりはがニクイばかりです。
 
ということで、何時の時代も裏方の存在が強い印象を残すのは音楽の世界だけではありませんが、しかしレコードという文明の利器が使われ、しかも商業主義的な道筋が用意されながら、それでも裏方が似合うスタアという、いやはやなんとも相反する才能の持ち主は決して侮れないと思っています。
 
吉野藤丸は、まさにそうした中で輝くプロであり、今も昔もギターを弾くことが好きな若者からリスペクトされ続けている名手でしょう。
 
機会があれば皆様にも、ぜひ意識していただきたいギタリストです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

明日はどっちだっ!

2016-07-20 19:41:10 | Weblog

あぁ……、今日は全然余裕が無くなりました。

朝はそんなつもりじゃ~なかったんですが、ひとつ予定が狂うと、後はガタガタに崩れてしまい、サイケおやじは現在旅中です。

帰着は明朝のはすなんで、レコード諸々については、それからにさせていただきます。

よし、これからメシだぁ~~♪

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

オリエンタル歌謡のミステリアスシンガー

2016-07-19 19:24:04 | 歌謡曲
ジャスミン c/w SAD MOON / スナイダー (オレンジハウス / 徳間音工)
 
この、どっかぁ~んっ! と迫って来る大アップのジャケ写に強烈なインパクトを受けたサイケおやじが掲載のシングル盤をゲットさせられたのは、確か昭和も末の頃、当然ながら中古屋の、それも店先に置いてあった捨て値盤コーナーの1枚だったんですが、中身は所謂エスニック風味の和製アジアンポップス♪♪~♪
 
というか、昭和歌謡曲の世界では時折にヒットしていたオリエンタル歌謡いうべき、いやはやなんとも折衷主義が良いベクトルを示せば、こうした歌も出来上がるという好例なんでしょうか。
 
なにしろ島武実の綴った歌詞には香港辺りの観光名所、例えば水上レストランとかタイガーバーム・ガーデン等々が歌い込まれ、しかも作編曲が一時期、そのものスバリのオリエンタル趣味に染まっていた(?)筒美京平なんですから、マイナー調の曲メロに強いビートを含ませる展開は過言ではなく、薬籠中の技の冴え!
 
そして歌っているスナイダーという女性ボーカリストが、これまた上手い節回しで、英語&日本語ちゃんぽんの歌詞を巧みに聞かせてくれますが、残念ながらサイケおやじは彼女については知るところが今もって何もなく、しかし声質がどっかで聞いたような感じなので、もしかしたら案外と有名なボーカリストの変名企画盤?
 
なぁ~んていう推察さえ浮かんでしまいます。
 
その意味でB面に収録された「SAD MOON」が、やはり同じソングライターコンビが提供した、これまたオリエンタル歌謡になっているのも、その変化の無さが勿体無いほどで、なぜならばスナイダーの歌唱からは幾分鬱陶しいとさえ感じられるミステリアスなソウルっぽさが滲んでいますから、個人的にはブラコン、あるいはディスコ歌謡みたいな作品を望んでしまうわけです。
 
ちなみにこのシングル盤が世に出たのは昭和54(1979)年頃らしく、だとすれば筒美京平が浅野ゆう子等々でもお馴染みの「セクシー・バス・ストップ」等々で正体を自ら明かした(?)例の「Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス」に象徴される東洋ディスコサウンド期も一時収束していたわけですから、もしかすると当時のアウトテイクか未発表楽曲を流用したのが、このジャスミンの音源だった?
 
なぁ~んていう妄想も浮かんでしまうのですが、いかがなものでしょう。
 
ということで、もちろん掲載盤は全くヒットしていたという記憶がサイケおやじには無いもんですから、ここまで述べてきた事は十八番の独断と偏見であります。
 
しかし、こんなブツに巡り合うという喜びは、何度も書いているとおり、最高の幸せであり、心底大切にする所存です。
 
最後になりましたが、このジャケ写ポートレートはジャスミン本人なんでしょうか?
 
それも大いに気になるのでした。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

気分一新

2016-07-18 20:52:49 | 歌謡曲
■クリスタル・シティー c/w FUNKY LITTLE QUEENIE
             / 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション (フィリップス)
 
世間は連休最終日、しかも東京は都知事選の真っ只中という安寧と慌ただしさのバランスも好ましいと思うのは、それだけ日本が平和な証拠かもしれません。
 
実際、サイケおやじにしても、本日は某所で件の選挙の有力女性候補の演説の場に遭遇し、「ゆり子」で良いのは「ひし美」だけっ! という持論があるもんですから、思わず壁際で寝返りを打ちたくなってしまったですよ。
 
さて、そんなわけですから、せめて車の中では直球勝負の好感度ボーカルを欲してしまうわけで、その中でも本日掲載のシングル盤のA&B両面に収録の歌と演奏にはノー文句でシビレさせていただきました。
 
演じている大橋純子は、これが発売された当時、ライブの現場で一緒に活動していたバックバンドだった美乃家セントラル・ステイションとレコーディングも共に行っており、つまりスタア歌手とセッションバンドというよりも、確固たる実在を示していたグループとしての表現が見事に結実していたわけで、結果的にこのシングル盤が発売された昭和53(1978)年前後が彼女の第一期黄金時代のど真ん中であった事は間違いないと思います。
 
ですから、ジャケットにもきっちり「美乃家セントラル・ステイション」のクレジットがあるのも当然が必然! 佐藤健(key,arr) 以下、土屋昌巳(g)、見砂和照(ds)、高杉登(per) 等々の腕利きレギュラーのプレイも素晴らしく、同時に数人の助っ人&新参メンバーの活躍が新しい空気感を滲ませているのも賛否両論はあろうとも、サイケおやじには結果オーライ♪♪~♪
 
で、まずは作詞:竜真知子&作編曲:佐藤健が提供したA面の「クリスタル・シティー」はバイオリンが奏でるロマンチックなメロディに導かれた、これぞっ! 都会派歌謡曲とニューミュージックの美しい結婚みたいな、なかなかの説得力が情熱的なんですねぇ~~♪
 
ミディアムテンポでもグルーヴしまくるボーカルと演奏パートのコンビネーションは、もちろん別録のはずですが、流石に凄いと唸ってしまいます。
 
一方、土屋昌巳が作詞作曲&アレンジまでも担当したB面曲「FUNKY LITTLE QUEENIE」が当時としては先鋭的なファンク歌謡になっているのも強烈な印象で、とにかくこのカラオケは永久保存の文化遺産候補であり、それに一歩も引かない大橋純子の歌いっぷりも痛快至極!
 
こ~ゆ~、如何にもB面という曲想と仕掛が楽しめるのも、アナログシングル盤の良さかもしれません。
 
そして、この両面2曲が収録された同時期制作のLP「CRYSTAL CITY」も素晴らしい傑作なので、皆様にはぜひともお楽しみいただきとうございます。
 
ということで、どうやら西日本では梅雨が明けたらしいという報道もあり、これからは真夏に一直線ではありますが、そうなれはなったで、今度は猛暑が怖い……、なぁ~んていう取り越し苦労も平和の証でしょうか?
 
晴々した気分というのが一番の幸せなんでしょうねぇ~~。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加