第196回はフランク・ロソリーノのベツレヘム・レーベルからの1枚です。
「I Play Tromborn」 BETHLEHEM BCP 26
1. I May Be Wrong
2. The Things We Did Last Summer
3. Frieda
4. Doxy
5. My Delux
6. Flamingo
Frank Rosolino (tb) Sonny Clark (p) Wilfred Middlebrooks (b) Stan Levey (ds)
録音 1956年5月1日
全6曲の内、フランク・ロソリーノの作曲による2曲を除く4曲はミュートを付けていて、印象的なプレイを聴くことが出来るアルバムです。
彼のプレイは、J.J.ジョンソンのような超技巧派ではなく、ゆったりしたテンポにおいて、ワン・ホーンであることからして、この楽器を生かした暖かさと歌心をたっぷりと感じることが出来ます。
また、ピアニストとしてソニー・クラークが参加しており、彼のプレイも堪能できます。
ミュート・プレイにおいては、
1曲目の「 I May Be Wrong」で、早速、暖かさと歌心を感じることが出来るし、ソニー・クラークのソロに移ってのトリオ演奏となってからは、ウイルフレッド・ミドルブロックスのベース音が際立って聞こえ、最後はスタン・レヴィのドラムスのソロもあって、華やかな演奏となっています。
また、「The Things We Did Last Summer」や「Flamingo」では、お馴染みのメロディに沿った演奏となっていますが、ロリンズの「Doxy」では、トロンボーンとしては小刻みで難しいアドリブを披露しており、ここではソニー・クラークの粋なメロディを挟んでの余裕たっぷりのソロが聞けます。
一方の、オープン・プレイでは、
「Frieda」と「My Delux」の2曲において、ミディアム・テンポで力演しており、共にソニー・クラークのソロ・スペースも多く取られていて、特に「My Delux」においては、ベースのランニング・プレイに乗って軽快な演奏であり、ドラムスとの4バースやベース・ソロも含んでいて、6曲の中では一番の演奏と思います。
「I Play Tromborn」 BETHLEHEM BCP 26
1. I May Be Wrong
2. The Things We Did Last Summer
3. Frieda
4. Doxy
5. My Delux
6. Flamingo
Frank Rosolino (tb) Sonny Clark (p) Wilfred Middlebrooks (b) Stan Levey (ds)
録音 1956年5月1日
全6曲の内、フランク・ロソリーノの作曲による2曲を除く4曲はミュートを付けていて、印象的なプレイを聴くことが出来るアルバムです。
彼のプレイは、J.J.ジョンソンのような超技巧派ではなく、ゆったりしたテンポにおいて、ワン・ホーンであることからして、この楽器を生かした暖かさと歌心をたっぷりと感じることが出来ます。
また、ピアニストとしてソニー・クラークが参加しており、彼のプレイも堪能できます。
ミュート・プレイにおいては、
1曲目の「 I May Be Wrong」で、早速、暖かさと歌心を感じることが出来るし、ソニー・クラークのソロに移ってのトリオ演奏となってからは、ウイルフレッド・ミドルブロックスのベース音が際立って聞こえ、最後はスタン・レヴィのドラムスのソロもあって、華やかな演奏となっています。
また、「The Things We Did Last Summer」や「Flamingo」では、お馴染みのメロディに沿った演奏となっていますが、ロリンズの「Doxy」では、トロンボーンとしては小刻みで難しいアドリブを披露しており、ここではソニー・クラークの粋なメロディを挟んでの余裕たっぷりのソロが聞けます。
一方の、オープン・プレイでは、
「Frieda」と「My Delux」の2曲において、ミディアム・テンポで力演しており、共にソニー・クラークのソロ・スペースも多く取られていて、特に「My Delux」においては、ベースのランニング・プレイに乗って軽快な演奏であり、ドラムスとの4バースやベース・ソロも含んでいて、6曲の中では一番の演奏と思います。