あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

私の愛聴盤(第196回)

2024-09-29 | 私の愛聴盤
第196回はフランク・ロソリーノのベツレヘム・レーベルからの1枚です。

「I Play Tromborn」 BETHLEHEM BCP 26
  
1. I May Be Wrong
2. The Things We Did Last Summer
3. Frieda
4. Doxy
5. My Delux
6. Flamingo
Frank Rosolino (tb) Sonny Clark (p) Wilfred Middlebrooks (b) Stan Levey (ds)
録音 1956年5月1日

全6曲の内、フランク・ロソリーノの作曲による2曲を除く4曲はミュートを付けていて、印象的なプレイを聴くことが出来るアルバムです。
彼のプレイは、J.J.ジョンソンのような超技巧派ではなく、ゆったりしたテンポにおいて、ワン・ホーンであることからして、この楽器を生かした暖かさと歌心をたっぷりと感じることが出来ます。
また、ピアニストとしてソニー・クラークが参加しており、彼のプレイも堪能できます。

ミュート・プレイにおいては、
1曲目の「 I May Be Wrong」で、早速、暖かさと歌心を感じることが出来るし、ソニー・クラークのソロに移ってのトリオ演奏となってからは、ウイルフレッド・ミドルブロックスのベース音が際立って聞こえ、最後はスタン・レヴィのドラムスのソロもあって、華やかな演奏となっています。
また、「The Things We Did Last Summer」や「Flamingo」では、お馴染みのメロディに沿った演奏となっていますが、ロリンズの「Doxy」では、トロンボーンとしては小刻みで難しいアドリブを披露しており、ここではソニー・クラークの粋なメロディを挟んでの余裕たっぷりのソロが聞けます。

一方の、オープン・プレイでは、
「Frieda」と「My Delux」の2曲において、ミディアム・テンポで力演しており、共にソニー・クラークのソロ・スペースも多く取られていて、特に「My Delux」においては、ベースのランニング・プレイに乗って軽快な演奏であり、ドラムスとの4バースやベース・ソロも含んでいて、6曲の中では一番の演奏と思います。

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山梨園からもぶどうが届きました

2024-09-27 | グルメ
先日、山梨のぶどう園に行って、知人や親戚への配送をお願いしてきましたが、自宅へも依頼しておいた品物が届きました。
箱の中には9種類のぶどうと、園主の挨拶文が入っていました。

  


ぶどうにはそれぞれ名前が付けてあり、写真左から
「シャインマスカット、サンシャインレッド(甲斐ベリー7)、ルージュマスカット」
「ほほえみ、ピオーネ」
「サンヴェルデ、美和姫」
「ピッテロビアンコ、クイーンニーナ」と続きます。



新品種の商品名であるサンシャインレッドについては掲載記事がありました。
このぶどうの品種名は「甲斐ベリー7」ですが、昨年の訪問時に園主から、このぶどうを開発するに当たり10種類の組み合わせをトライした中で、7番目の品種が製品化に至ったことから「7」が付いていると教えていただきました。

山梨園によると、今年は昨年以上の猛暑だったことから何れの品種もぶどうの色づきが悪いそうですが、その分糖度は高くなっているようです。

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秋の味覚(シャインマスカット)

2024-09-26 | グルメ
山梨の2人の知人から、1週間の間にそれぞれシャインマスカットが送られてきました。

最初に届いたのは、やや小粒で色も黄色味が掛かっていますが、糖度は高く美味しいぶどうでした。


一方こちらは大粒で形も良く、収穫したばかりの農協推奨品のようです。
そして、皮が厚めでしっかりしていて糖度が高く、こちらも美味しくいただきました。


2種類のシャインマスカットを食べ比べ出来る贅沢な秋の味覚を味わいました。
夫婦二人では食べきれないので、近くの知人宅にお配りしました。

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ラッセル・マローンのライブ盤(CD)

2024-09-22 | JAZZ (CD)
ラッセル・マローンが2005年にニューヨークのクラブで演奏したライブ盤(CD)です。

「LIVE AT JAZZ STANDARD」 MAX JAZZ MXJ604
 
1. MUGSHOT
2. FOR THE LOVE OF YOU
3. THEME FROM GUNSMOKE
4. HOW ABOUT ME
5. DON'T POINT THAT OVER HEAR
6. PLAYGROUND
7. SUGAR BUZZ
RUSSELL MALONE (g) MARTIN BEJERAND (p) 
TASSILI BOND (b) JOHNATHAN BLAKE (ds)
録音 2005年9月9~11日

1曲目は、カッティングで刻む音が心地よい「MUGSHOT」で、メロディを弾く時もコードワークを多用して技巧的な所を披露しており、そのプレイに触発されてバックのピアノ・トリオも好演しています。
シングル・トーンにおけるラッセル・マローンのギター・サウンドは、グラント・グリーンの音質に似ているところがあり、その特徴がよく出ているのは「FOR THE LOVE OF YOU」で、フレーズはよりモダンでしかも軽快です。
西部劇ドラマの主題歌である「THEME FROM GUNSMOKE」は、シンプルにテーマ・メロディを弾いており、アドリブに入ってもその雰囲気を維持したまま10分を超える演奏となっています。
ちなみにこの西部劇は、1955年から1975年まで実に20年間にわたって放送され、西部劇ドラマ最長ロングランを記録しているそうです。

アーヴィング・バーリンが1928年に作詞・作曲した「HOW ABOUT ME」は、多くの歌手が取り上げていますが、マローンはゆったりとしたテンポで歌うようなプレイを披露しています。
続いての「DON'T POINT THAT OVER HEAR」は、全7曲の中では一番フリーな演奏でテンポも自由で、速いフィンガーワークの部分があるかと思えば、ギターとピアノのコール・アンド・レスポンスも交えて演奏が進行していきます。
「PLAYGROUND」は、美しいメロディの中でマローンの絶妙なフレーズが魅力的であり、ピアノ・トリオをバックにアルペジオをも上手く使いながらじっくり聞かせており、最後にプリテンドのメロディの断片で締めくくるという粋な演奏となっています。
「 SUGAR BUZZ」は、締めくくりに相応しい演奏となっていて、アップ・テンポで目にも留まらぬ早さで弾きまくるマローンのフィンガー・ワークが素晴らしく、後半で聞かれるジョナサン・ブレイクの長いドラム・ソロも充実しています。


なお、ラッセル・マローンは、今から丁度5年前のハリウッドのCATALINA JAZZ CLUBで、ロン・カーター・トリオのライブを聴いたことがあり、写真は、そのトリオのライブを聴いた時に、ピアニストのリチャード・ヴェガのプロモートをしているご夫婦に声を掛けて頂いて、ラッセル・マローンと一緒に撮ったものです。



その後、同じメンバーによるロン・カーター・トリオの演奏をここに掲載しています。

そして今回は、手元にある彼の他のアルバム(CD)も聴き直しましたが、上記のライブ盤が良い出来だと感じています。

 

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山梨のぶどう園

2024-09-20 | 日記
今年も甲州市勝沼町にある山梨園に行ってきました。



訪問の目的は、知人や親戚に送るぶどうの支払いの為なのですが、それとは別に多くの種類のぶどうの試食と、ぶどう園の主人との色々な話ができることです。
今年の猛暑は異常でぶどうの色づきが悪く、特に赤色が出にくいそうですが、その分糖度は高くなっているそうです。
当日は10+1種類のぶどうを堪能しましたが、いずれも甘くて美味しくいただきました。

最初のお皿の手前の緑色のぶどうが、シャインマスカットの2種類です。
左側の大きい粒が農協に出荷出来るもので、右側のすこし粒が小さく、黄色みが掛かった方は農協の判定ではNGなんだそうです。
緑色が濃く粒が大きく揃っていて、見栄えの良いものの中にはホルモンを使っているものがあり、全国へ配送するにも型崩れしにくいのだそうですが、甘さは黄色みが掛かった小粒の方が甘さも増していて、より美味しかったです。
シャインマスカットの右隣の赤みの掛かったぶどうはクイーンニーナという品種で、最近はシャインマスカットより人気があるそうです。
その先、左回りに細長くぶどうの先端が尖っているのがピッテロビアンコ(別名レディースフィンガー)で、右隣の同じように細長いが先端に丸みがあるのがゴールドフィンガーです。
写真奥の大きい緑色の粒が、UFOと教えていただいたのですが、後で調べて見たところ「雄宝」という品種でした。
そして、中央の黒色のぶどうがピオーネですが、この品種の種なしを初めて生産したのが、このぶどう園のお父様だということも教えていただきました。

10種類のぶどうを堪能した後、赤みの掛かったぶどうの収穫が始まったといって、後から提供していただいたのがシャインマスカットをベースに赤色となったぶどうで、昨年あたりから少しずつ市場に出回り始めたサンシャインレッドという品種の高級ぶどうでした。
また、シャインマスカットとピオーネのドライフルーツも試食させていただきました。



出荷準備で忙しい最中、室内の写真を撮らせていただきましたが、ぶどうを乾燥させてドライフルーツを作る乾燥機も見えます。
昨年お邪魔した時は、この乾燥機の導入経緯や手間と時間を掛けて作るドライフルーツの苦労話も聞かせていただきました。



下は、当日購入してきたぶどうと、4種類のワイン(発泡ワインロゼ、マスカットべーリーA赤、甲州辛口白、甲州中辛口白)、そして親父さんから特別にいただいてきた平成11年(1999年)産のフリーラン・ワイン(白)です。
オーダーしたぶどうは、これから収穫が始まるサンシャインレッドを一緒に入れて送ってもらいます。
また、ドライフルーツのシャインマスカットとピオーネのミックスを購入したところ、茎付きのシャインマスカットを特別に分けていただきました。





テレビでは、これから出荷が始まるシャインマスカットの品評会の話題がNHKで放送されていました。



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2024年9月の富士山

2024-09-19 | 富士山
河口湖方面から国道137号を通って笛吹市に行く途中、新御坂峠で一寸車を止めて、富士見橋から富士山を撮りました。
早朝は雲がありませんでしたが、午前10時の冨士は写真の通りで、山頂付近には雲が掛かってしまいました。




[ 翌日の追記 ]
9月20日の早朝、何時ものコースのウォーキングに、カメラを持って出かけました。
前方に「河口湖ステラシアター」の案内が見えてきました。


横道に入ると、20日から4日間に渡って開催される辻井伸行さんプロデュースによる「ピアノフェスティヴァル2024」の看板がありました。


冨士に掛かる朝日の赤を堪能しながら、同じ道を戻りました。
今話題の、河口湖のそれとは異なりますが、ここにもLAWSONがあります。
それにしても、冨士には電柱と電線は似合いません。
過去に、この場所の電柱と電線を地中に埋める計画があったのですが、いつの間にか立ち消えになったようです。



なお、「河口湖ステラシアター」ですが、来年この場所にベルリンフィルを招聘するという新聞記事がありました。
是非、聴いて見たいです。


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ジュニア・マンスの最初のリーダー・アルバム

2024-09-15 | JAZZ
ソウルフルでファンキーなピアニストであるジュニア・マンスには愛聴盤が幾つかあり、過去にジャズランド・レーベルの中からSOULFUL PIANOを取り上げています。
今回掲載したのもその中の1枚で、サイドメンを含めて100枚を超えるレコーディングの中での初リーダー作品です。

「JUNIOR」 Verve MGV - 8319
  
1. A Smooth One
2. Miss Jackie's Delight
3. Whisper Not
4. Love For Sale
5. Lilacs In The Rain
6. Small Fly
7. Jubilation
8. Birk's Works
9. Blues For Beverlee
10. Junior's Tune
Junior Mance (p) Ray Brown (b) Lex Humphries (ds)
録音 1959年4月9日

収録されている各曲を聴いてみると、
2小節毎のリフで構成されている「A Smooth One」は、アタックが鋭い32小節のテーマから両手をフルに使ってのプレイとなり、後半はダイナミックに演奏を盛り上げています。
2曲目の「Miss Jackie's Delight」は、ベーシストであるジーン・ライトの作曲だけあって、レイ・ブラウンの強靱なベース・ワークが演奏を仕切っていて、続く「Whisper Not」においても、レイ・ブラウンの4つを刻む安定したベース・ランニングが力強く、ピアノはそれに乗って小気味良いプレイを聴かせてくれます。
アップ・テンポによる「Love For Sale」は、レックス・ハンフリーズの合いの手を入れるブラシのビートが効果を上げており、バラードの「 Lilacs In The Rain」は、高音部を中心としたプレイの中で装飾音やトレモロを使って美しく仕上げています。

レコードのB面に移って、「Small Fly」は、粋なメロディをスイングする演奏が心地よく、続くジュニア・マンスのオリジナルである「Jubiration」はゴスペル調の曲で、ブラウンのベースが演奏をきちっと締めて上手く纏めています。
続くガレスピーの「Birk's Works」もまたファンキーな曲ですが、ここでは豪快にスイングするピアノ・プレイが聞きものです。
スロー・テンポで演奏される「Blues For Beverlee」は、ジュニア・マンスの愛妻の名前を付けたブルースで、レイ・ブラウンの3コーラスに渡るベース・ソロが素晴らしく、最終曲の「Junior's Tune」は、エンディングに相応しくミディアム・テンポで小気味よく、さらっと仕上げています。

このアルバムは、ジュニア・マンスのソウルフルで且つブルース・フィーリングを漂わせながらの演奏集ですが、泥臭くなく洗練されていて聴いた後も清々しさが残ります。
そして、ここでは正確で強靭なベース・プレイで演奏をがっちりと支えているレイ・ブラウンと、随所でアクセントを付けながら演奏全体を引き締めているレックス・ハンフリーのドラミングが印象に残ります。

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アゲハ蝶かと思ってみたら

2024-09-11 | 日記
散歩の途中、埼玉の自宅近くの道路で見つけた大型の蝶、
弱々しそうに飛んで来て、足元近くの草むらに止まったので、持っていた携帯カメラで撮りました。
最初はアゲハ蝶かとも思いましたが、アゲハの特徴である尻尾が無いし、色も薄く、羽の後方に赤い斑点が多いので、自宅に戻って調べてみたところ、タテハチョウ科の「アカボシゴマダラの夏型」であることが分かりました。



この蝶に関する長野県松本市のサイトによると、「特定外来生物」の厄介者で、日本の在来種であるオオムラサキやゴマダラチョウにとっては大敵で、競合が懸念されるとなっていました。

更に検索してみると、「趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩」と言うタイトルでブログを立上げておられる方で、この蝶に関する詳細な掲載がありましたので、注意喚起の意味を込めて借用させていただきました。

なお、この「アカボシゴマダラ」は、関東一円の他、静岡、長野、山梨にも分布が拡大しているそうです。

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1972年のビル・エヴァンス・トリオ

2024-09-08 | JAZZ
これはオランダでのビル・エヴァンス・トリオによるライブ録音ですが、1972年のエヴァンスにはオフィシャルの録音が無く、この音源についてもこれまではCDでしか聴くことができませんでした。
それが今年に入って近日中に発売されると発表があったものの、その後に発売時期未定のアナウンスもありましたが、ここにきてアナログ専門レーベルから発売されました。

「MOMENTUM」 Music On Vinyl MOVLP 3742
  
Disc 1
1. Re: Person I Knew
2. Elsa
3. Turn Out The Stars
4. Gloria’s Step
5. Emily
6. Quiet Now
Disc 2
1. My Romance
2. Sugar Plum
3. The Two Lonely People
4. Who Can I Turn To
5. What Are You Doing The Rest Of Your Life
6. Nardis
Bill Evans (p) Eddie Gomez (b) Marty Morell (ds)
録音 1972年2月4日 

これはステレオ録音で、ビル・エヴァンスが右チャンネル、エディ・ゴメスが左チャンネルに位置し、マーティ・モレルは中央後方に定位していて、エヴァンスとゴメスのデュオにモレルがおまけで加わっているような音採りとなっていて、エヴァンスのピアノはクリアで冴え渡っていて、録音バランスのせいかゴメスのべースがやけに際立って聞こえます。

1曲目の「Re: Person I Knew」は、リヴァーサイド盤の「Moonbeams」での演奏が一番好きですが、拍手に続いて静かにスタートするこのアルバムの演奏も良く、相方を務めるエディ・ゴメスは、リズムを刻まずピアノに対峙して会話するが如くプレイしていてこの美しいメロディの曲が素晴らしい仕上がりとなっています。
同じく、スコット・ラファロの「Gloria’s Step」も、正にゴメスが幅を利かせたソロを展開していて、まるでラファロに対抗しているような張り切りようのプレイを展開しており、マーティ・モレルのドラミングもソロも冴え渡っています。
エヴァンスのナンバーとしては過去から数多くの名演を残している「My Romance」は、テーマの前にピアノによる導入部があり、インテンポに入ってテーマを演奏した後は、マーティ・モレルのブラシを中心にしたドラム・ソロとエディ・ゴメスのベース・ソロが3度に渡って交互に続きますが、その後のエヴァンスのソロを挟んで再びドラム・ソロとなることから、この曲はマーティ・モレルが主役となっています。
「Sugar Plum」では、エヴァンスの高音部を生かしたソロと、それに対応したゴメスのスケールを中心とした音取りのバランスが見事で、後半でのベース・ソロも前の雰囲気を踏襲しています。
「The Two Lonely People」の演奏の主役はエディ・ゴメスで、ピチカットによる流れるようなスムースのソロが見事で、続く「Who Can I Turn To」も、ゴメスのソロ・スペースが大きく与えられていますが、後半では比較的早いテンポの中でエバンスがそれに負けじと張り切ったソロで応えています。
その中で「Emily」や「What Are You Doing The Rest Of Your Life」は、エヴァンスの端正なソロを聴くことができます。
最終曲の「Nardis」では、リヴァーサイドの名盤である「Explorations」でのスコット・ラファロの演奏を意識したかのようなゴメスのプレイが展開されますが、惜しむらくは、ゴメスのロング・ソロが終わって、エヴァンスに引き継いで、演奏が最高潮に達したところでフェイドアウトしてしまっているところで、恐らく録音テープの残量がそこまでだったのかと思われます。


なお、上記のオランダでのライブの2日後(2月6日)にはパリでのライブ盤(2枚)があり、こちらはモノラルによる好録音で、3者のバランスも良く、エディ・ゴメスのベースも強調されることなく、自然な音として収録されています。
冒頭に司会者のメンバー紹介があり、上記の蘭録音と同じく「Re:Person I Knew」でスタートします。

「LIVE IN PARIS 1972 Vol.1 & 2」 WOTRE MUSIC FC 107 & FC114
 

そしてこの年は、同じパリで12月17日のライブ盤も残されています。

「LIVE IN PARIS 1972 Vol.3」 WOTRE MUSIC FC 125


パリ録音の3枚のアルバムには、冒頭掲載のライブで演奏された12曲のうち「Naedis」を除く11曲が網羅されており、同じメンバーでの演奏を比較して聞いてみる楽しさもあります。

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暑い夏の飲み物

2024-09-06 | グルメ
9月に入ったのに、まだまだ暑い日が続きます。
暑い日の夜の飲み物には冷えたビールも良いですが、高アルコール度のスピリッツを氷を入れたグラスに注ぎ、冷えたソーダで割って、その中にレモンを絞っていただくのも良いです。(冬はお湯割りですが)
知人から、36度の芋焼酎と、45度のジンを頂きました。



そこで、早速45度のジンをソーダー割りで頂いてみました。
なお、お酒のお供はナチュラルチーズ、ゴーヤの酢漬け、それにスーパーで仕入れてきた豚レバニラ炒めです。



ソーダ割りのジンは、ラベルに書いてあった通り、“森の中の空気を吸っている様な爽やかな香り” がして、夏にぴったりのすっきりした味のお酒でした。

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