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BLUE NOTEの4000番台を聴く(6/7)

2025-06-20 | JAZZ
BLUE NOTE 4000番台の6枚目はANDREW HILLです。
 
「POINT OF DEPARTURE」 BLUENOTE  BLP 4167
録音 1964年3月21日
 
アンドリュ-・ヒルのリーダー作の中では編成が大きく、エリック・ドルフィーの参加が注目されるアルバムです。
1曲目の「REFUGE」は、ヒル独特の難解なリズムとテーマによる曲で、後半で登場するドルフィーの炸裂するアルトが強烈で、ここだけ切り取れば「OUT TO LUNCH」にも通じるし、ケニー・ドーハムのラッパも激しくブローしています。
ドルフィーは、曲によってはアルトの他、バスクラで強烈な音を発散させるかと思えば、フルートによる爽やかで清涼剤的な雰囲気も醸し出しています。
また、本来バッパーであるドーハムが意外と言っては失礼ですが、新主流派と言われる面々と渡り合って好演しているし、各員のソロを後方で支えるリチャード・ディビスのベースと、アンソニー・ウイリアムスの的確なドラミングもがうまく調和してプレイをしっかり支えており、何処を切り取っても緊張感があり、ダレることなく引き締まった演奏集となっています。
 
 
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