あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

私の愛聴盤 (第106回)

2017-05-28 | 私の愛聴盤
第106回はチャールス・マクファーソンの「ビューティフル」です。
「BEAUTIFUL!」 XANADU 115
  
1. THEY SAY IT′S WONDERFUL
2. BUT BEAUTIFL
3. IT COULD HAPPEN TO YOU
4. LOVER
5. THIS CAN′T BE LOVE
6. BODY AND SOUL
7. IT HAD TO BE YOU
CHARLES McPHERSON(as) DUKE JORDAN(p) 
SAM JONES(b) LEROY WILLIAMS(ds)
録音 1975年8月12日

ベテランの4人から繰り出されるスタンダードの数々、
特に難しいことをやる訳でも無く、全7曲をミディアムテンポかバラードで淡々と演奏し、LPのタイトル通り正に「Beautifl」な1枚です。
しかし、マイナス面もあります。
それは、
お気に入りのベーシストの録音がアンプで増幅され、サム・ジョーンズの音とはかけ離れてしまっている点です。

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3D ファミリー

2017-05-27 | JAZZ
ディビッド・マレイの3Dファミリーを聴く
「3D FAMILY」 HAT HUT U/V
  
1. IN MEMORY OF JO MO KENYATTA
2. PATRICIA
3. 3D FAMILY (For Walter P. Murray)
4. P-O IN CAIRO (For James Newton In N.Y.)
5. SHOUT SONG (For Cecil Taylor)
DAVID MURRAY(ts) JOHNNY DYANI(b) ANDREW CYRILLE(ds)
録音 1978年9月3日 (WILLISAW JAZZ FESTIVALでのライブ)

1955年7月9日生まれのディビット・マレイ、
1975年にLAからNYに移動して華々しくデビューを飾ったのは若干19歳の時であり、この「3D FAMILY」はそれから3年後のライブ盤です。
デビュー当時は、アルバート・アイライーの再来かとも言われたことがありましたが、この2枚組の凡そ90分に渡る演奏を聴くと、アイラーの影を残しつつもオリジナリティを発揮し、自由な音の洪水をまき散らし、とても23歳の演奏とは思えません。
ピアノレスのトリオ故に、マレイが思う存分吹ききっていて、しかも難しいことを演っていないところに価値があります。
この後のマレイは、DIWとの契約の中で、コルトレーンやロリンズにも挑戦していきますが、音は鋭くなって行く代わりに爆発するようなエネルギーを発するところは少なくなっていくような気がしています。

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懐かしいドラマーの登場

2017-05-18 | JAZZ
DUの下記インフォメーションに興味があり、購入した1枚
★ドイツのジャズ誌『Jazzthing』が創刊100号を記念して立ち上げた企画 “EuropeanJazz Legends”とレーベルIntuitionのコラボ企画第9弾にドイツが誇る重鎮ドラマー,ギュンター・ベイビー・ソマーが登場。
★本ライヴは、79年のJazzwerkstatt Peitzで最初に演奏した時のバンドの再結成をコンセプトにしたもの。惜しくもバール・フィリップスの参加は実現しませんでしたが、ドイツからマンフレッド・ショーフ、イタリアからジャンルイジ・トロヴェシが参加。ギュンター・ベイビー・ソマーがルーツとするアフリカン・アメリカンのリズムを極めたアート・ブレイキーを師とするような、ハード・バップあり、パーカッション・ワークあり、オーネット・コールマン~ドン・チェリーの2管を思わせる演奏有、ヨーロッパ・アヴァンギャルドのパイオニアたる姿を見せるフリー・インプロヴァイズあり。本演奏は、まさしく、シリーズのコンセプトであるヨーロッパのジャズの形への問いに答える演奏。

「LE PICCOLE COSE」 LC 01221 
 
1. LIKE DON
2. INSIDE OUTSIDE SHOUT
3. MELLOW MOOD
4. NO PARIETTO
5. ANDARTES
6. MARIAS MIROLOI
7. HYMNUS
8. INTERVEW with GUNTER BABY SOMMER
GUNTER BABY SOMMER(ds) GIANLUIGI TROVESI(as, acl)
MANFRED SCHOOF(tp, flh) ANTONIO BORGHINI(b)
演奏は2016年10月31日のライブで、DUの案内にもあるように、ギュンター・ソマーはタムタムを多用したアフロ・アメリカンのドラミングを披露していますが、スネアを駆使したドラム・ソロではマックス・ローチを彷彿させています。
時々声も発してメンバーを鼓舞していますが、今の耳で聴くとフリーでも無く、単にモダン・ジャズとして聴こえます。
1943年生まれの御年73歳のソマーは、白鬚の貫禄あるオジサンとなっていますし、グループにはこれも懐かしいマンフレッド・ショーフが参加している嬉しい企画です。

なお、今後発売される企画第11段は、ルイ・スクラヴィスの二管によるピアノレス・カルテットのようで、こちらも興味があります。

ギュンター・ソマーの新譜が発売されたのを機会に、過去のアルバムの中から更に1枚を取り上げてみました。
「BREAK THE SHELLS」 FMP 0920
  
SIDE A
1. UNLOST TIME
2. RASTAFARI IN THE UNIVERSE
SIDE B
1. BREAK THE SHELLS
PETER KOWALD(b) LEO SMITH(tp, flp, fl, p, others)
GUNTER SOMMER(ds, perc, bells, org)
録音 1981年1月29日、5月5日
今から凡そ35年前の演奏は、若くもありエネルギッシュで、米国籍のワダダ・レオ・スミスと、今は亡きペーター・コヴァルトとのシンプルでありながら、お互いが刺激し合っているところが聴きどころですが、米国のそれとは異なり、これはやはりヨーロッパのジャズです。

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ヘルゲ・リエン・トリオの新譜

2017-05-14 | JAZZ
最近購入したヘルゲ・リエン・トリオのアルバム、
不動のメンバーからドラマーが入れ替わっての2作目ということもあり、少し気になっていました。
アルバムのタイトルを含め、大半の曲名は日本語の擬音言葉から付けられています。
「GUZUGUZU」Ozella music LC 10268
 
1. ゴロゴロ
2. グズグズ
3. ニコニコ
4. ガラリ
5. ジャスミン
6. チョキチョキ
7. クルクル
8. シトシト
HELGE LIEN(p) FRODE BERG(b) PER ODDVAR JOHANSEN(ds)
録音 2016年9月2日 - 4日 Oslo Rainbow Studio

初期のレギュラー・トリオの時代からよく聴いてきたグループですが、聴いた感想では前作からドラマーが変わったことでトリオのコンセプトも変化していました。
リエンの端正なピアノ・タッチや、フロードの伸びやかなベース音は相変わらず心地良いですが、ドラマーの2人に対する絡みは少なくなり、以前のようなハッとするハプニングが無くなり、ヨーロッパの普通のピアノ・トリオになっていました。
全体にアレンジされ纏まった印象があり、これが新生トリオの目指す方向なのでしょうね。
全8曲の中で、5曲目だけは「ジャズミン」というタイトルがついていて、頭出しの部分はアントニオ・カルロス・ジョビンの「波」に似た曲でした。

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2017年5月の富士山

2017-05-08 | 富士山
大型連休も終わって、今日から勤務が始まりました。
天気が良かったので、何時もの場所に立ち寄り写真を撮りました。
この時期にしては、例年より残雪が多いような気がします。
田んぼにも水が入り、もう少しで田植えが始まります。
  

驚いたことに、写真を撮っているすぐそばにキジがいました。
 

今日の甲府は最高気温が31.4℃となり、今年一番の暑さとなりました。
全国で最も高い気温を記録した場所の一つの様です。

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ジョー・ジョーンズ・トリオの2枚

2017-05-06 | JAZZ
1枚目は、EVEREST原盤のジョー・ジョーンズ・トリオ
かって大量に発売されたFRESH SOUND RECORDSからの再発盤です。
「JO JONES TRIO」 FSR -617(DBR 1023)
  
 1. SWEET GEORGIA BROWN
 2. MY BLUE HEAVEN
 3. JIVE AT FIVE
 4. GREENSLEEVES
 5. WHEN YOUR LOVER HAS GONE
 6. PHILADELPHIA BOUND
 7. CLOSE YOUR EYES
 8. I GOT RHYTHM PART Ⅰ
 9. I GOT RHYTHM PART Ⅱ
10. EMBRACEBLE YOU
11. BEBOP IRISHMAN
12. LITTLE SUSIE
JO JONES(ds) RAY BRYANT(p) TOMMY BRYANT(b)

ドラムスの基本であるステックとブラシ、これを凄いテクニックで駆使し、おまけに素手でドラムを叩くパパ・ジョーといわれたドラマー、
これらを駆使したプレイが堪能できるアルバムで、ヴォリュームを上げて大きな音を出しても、決して耳障りでなく、心地よさが漂います。
特にシンバルやブラシは絶妙で、レイ・ブライアントのピアノとの相性が抜群の1枚です。

このEVEREST盤をそっくり紹介している音源がYou tubeにありました。

2枚目は、国内(キング)盤ですが、レイ・ブライアントの主張がより濃く出ています。
「JO JONES PLUS TWO」KIJJ-2029(VRS-8525)
  
1. SATIN DOLL
2. LITTLE SUSIE
3. SPIDER KELLY′S BLUES
4. CUBANO CHANT
5. SPLITTIN′
6. SWEET LORRAINE
7. BICYCLE FOR TWO
8. OLD MAN RIVER
9. SOMETIMES I′M HAPPY
JO JONES(ds) RAY BRYANT(p) TOMMY BRYANT(b)

レコードでいうA面4曲の内、3,4がレイ・ブライアントのオリジナルで、お馴染みのキュバノ・チャントは勿論のこと、3曲目のブルースは、アフター・アワー的なゆったりとしたテンポで彼の特徴が良く出た1曲、
とはいえ、このアルバムのリーダーはドラマーなので、5曲目からはジョー・ジョーンズの出番が多くなり、特に8番目の「オール・マン・リバー」ではドラム・ソロを交えて、本領を発揮しています。

上記の2枚、いずれも再発盤ですが、ノイズも無くアナログ盤として十分楽しめます。

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こどもの日

2017-05-05 | 日記
5月5日のこどもの日(端午の節句)
子供は大きくなって巣立って行ってしまいましたが、
毎年この時期になると、兜を飾っています。
今年はご近所さんから菖蒲を分けていただきました。


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仏のピアニストの1枚

2017-05-03 | JAZZ
ピアニストの名は、シーグフリード・ケスレール、
このレコードは、かってSJ誌でA氏が取り上げていたことがあり、当時探して手に入れたものです。
「Live at the “GILL′S CLUB” FUTUGER GER10
  
1. ELYANE
2. JOURNAL VIOLONE
3. SPIKENARD
4. SILVER CLOUD
SIEGFRIED KESSLER(p) BARRE PHILLIPS(b) STEVE McCALL(ds)
録音 1969年12月26、27niti

クラシックからスタートした仏のピアニストですが、米国のミュージシャンを従えて、複雑なハーモニーを駆使し、パーカッシブな演奏を展開しています。
収録されている4曲は、いずれもインプロヴィゼーションによるもので、これらは70年前後にはあちこちで良く耳にしましたが、今はどうでしょう。
聴衆の拍手からして小さなクラブでの演奏の様ですが、演奏中は物音ひとつ聞えません。
食べ物や飲み物も、喉を通らなかったのではと、思ってしまいます。
こういう音楽をじ~と聴いている聴衆は、どのような気持ちで耳を傾けていたのか知りたいです。

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