あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

私の愛聴盤(第150回)

2021-01-31 | 私の愛聴盤
私の愛聴盤の第150回は、セルダン・パウエルの「PLAYS」です。
「SELDON POWELL PLAYS」 ROOST LP 2205
  
1. GO FIRST CLASS
2. WHY WAS I BORN
3. LOVE IS JUST AROUND THE CORNER
4. SOMEONE TO WATCH OVER ME
5. COUNT FLEET
6. AUTUMN NOCTURNE
7. SWINGSVILLE, OHIO
8. SUMMERTIME
SELDON POWELL (ts) JIMMY NOTTINGHAM (tp) TONY ALESS (p) 
BILLY BAUER, FRDDIE GREEN (g) ARNOLD FISHKIN (b) DON LAMOND (ds)
録音 1955年, 56年

セルダン・パウエルは、レスター系の唄うがごときプレイに特徴があり、過去にビル・イングリッシュのヴァンガード盤の中に入っている「FRY ME TO THE MOON」のソロを聴いて、その演奏に癒されたことから、その後、彼のアルバムを聴くようになりました。
その中で、この「PLAYS」での聴きものは、テナーを全面的にフューチャーした「 WHY WAS I BORN」、「SOMEONE TO WATCH OVER ME」、「AUTUMN NOCTURNE」の3曲で、残り5曲は、アルバムにクレジットされていない奏者も含まれているようなオーケストラ演奏となっています。
その中で、セルダン・パウエルがソロを取ったり、フレディ・グリーンがしっかりコードを刻んでいて、どこかベイシー楽団の様な雰囲気のところもあります。

このアルバムは、オーケストラ演奏とパウエルのソロを中心にした曲が交互に収録されているのですが、出来れば片面づつに分けて収録されたならば、まとまりのある内容になったのではと思います。

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雪の花

2021-01-29 | 日記
昨日、午後から降り出した雪の積雪は7㎝でした。
一夜明けて、青空に映える雪の花が眩しいです。
これを見ると、まだ1月だというのに春を感じます。

 

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ソウル・ステーション + 1

2021-01-28 | JAZZ
ハンク・モブレーのソウル・ステーションと対をなすアルバムを取り上げました。
「ROLL CALL」 BLUE NOTE BST 84058
  
1. ROLL CALL
2. MY GROOVE YOUR MOVE
3. TAKYOUR PICK
4. A BAPTIST BEAT
5. THE MORE I SEE YOU
6. THE BREAKDOWN
FREDDIE HUBBARD (tp) HANK MOBLEY (ts) WINTON KELLY (p)
PAUL CHAMBERS (b) ART BLAKEY (ds)
録音 1960年11月13日

ハンク・モブレーの人気アルバムの一つである「SOUL STATION」のメンバーに、フレディ・ハバードが加わったクインテットの演奏集で、同じ年に録音されています。
フレディが加わったことで、モブレーが鼓舞されてエネルギッシュな演奏に変わっているとことも聴きどころの一つで、それは最初のテーマ曲でもある「ROLL CALL」から発揮されていて、後半でのブレイキーのソロもこの曲のイメージ作りに一役買っています。
また、1曲を除いてモブレーの曲で纏められており、彼の作曲の才能と統一感がある内容となっています。
「A BAPTIST BEAT」は、ゴスペル調の調子の良い曲で、ドナルド・バードのアルバム「FUEGO」の中の「AMEN」に似た曲想を持っており、フレディ・ハバードやウイントン・ケリーの粋な演奏もあります。
このアルバムで、唯一のスタンダードである「THE MORE I SEE YOU」は、アルバム「SOUL STATION」の演奏と同様に、モブレーのふくよかなソロが堪能でき、続くフレディもミュートでモブレーの雰囲気をそのまま受け継いでいます。
最後の「THE BREAKDOWN」は、アップ・テンポの曲で、1曲目と同様にブレイキーのハイ・ハットとドラム・ソロが演奏の引き立て役となっています。

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おスミさんの訃報に接して

2021-01-25 | 演歌・ポップス
1月23日に坂本スミ子さんが亡くなったとの訃報を受けて、NHKの「夢であいましょう」時代から親しんできた彼女の歌をYou tubeで色々聴きました。

デビュー当時は、ラテンの女王と言われた時もありましたが、改めて聴いてみても歌はやはり上手いです。


彼女のオリジナルと共に、昨日は彼女のレコードを聴いていました。
  

ありがとう、坂本スミ子さん。
ご冥福をお祈りします。

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ベニー・ゴルソンとカーティス・フラー

2021-01-24 | JAZZ
数年前に数多く発売された「ANALOGU PRODUCTIONS」からの再発盤の中の1枚で、ヴィン・グレイによるマスタリングによるものです。
「GROOVIN′ WITH GOLSON」 NEW JAZZ 8220
  
1. MY BLUE HOUSE
2. DRUMBOOGIE
3. I DIDN′T KNOW WHAT TIME IT WAS
4.THE STROLLER
5. YESTERDAYS
BENNY GOLSON (ts) CURTIS FULLER (tb) RAY BRYANT (p) 
PAUL CHAMBERS (b) ART BLAKEY (ds)
録音 1959年8月

ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーの2管によるアルバムは、他にもありますが、いずれもテナー・サックスとトロンボーンの柔らかいハーモニーが心地よく、ここでは、レイ・ブライアント、ポール・チェンバース、アート・ブレイキーという強力なリズム隊を従えての演奏集となっています。
冒頭、挨拶代わりのブルース「MY BLUE HOUSE」は、チェンバースの4つを刻むベースが、自身のソロも交え、最初から最後まで演奏を支えています。
松本英彦とジョージ川口によるビック4で、幾度となく耳にしてきた「DRUMBOOGIE」は、テナーサックス、ピアノ、のソロを経て、ブレイキーが8小節に渡るドラムソロを取りますが、そこは名人、少しもうるさくなく、またゴルソンのアレンジも光る1曲です。
また、「 I DIDN′T KNOW WHAT TIME IT WAS」では、カーティス・フラーがミュートを付けて絶妙なソロを展開しています。

聴きものは、レコードB面の2曲で、ロング・ブルースの「THE STROLLER」は、速いテンポで5人が順次ソロをとり、最後は2小節交換のスリルある演奏となっており、
「YESTERDAYS」は、レイ・ブライアントの弾くイントロに導かれて、2管のハーモニーによるお馴染みのテーマへと続きます。
このシリーズは、録音は勿論のこと、アルバム自体が丁寧に作られています。

なお、ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーのコンビの録音ですが、
このアルバムの前の1958年11月12日にRIVERSIDEレーベルに吹き込んだ「THE THEATHERSID OF BENNY GOLSON」(RLP 12-290) を皮切りに、59年6月にはNEW JAZZ /PRESTIGEレーベルに「GONE WITH GOLSON」を、続いて12月には、「GETTIN’ WITH IT」を録音しており、最後の1枚(ピアニストはトミー・フラナガン)が一番手馴れているようにも思います。
また、トミフラとのコンビは、59年5月にカーティス・フラーの名義でSAVOYに吹き込んだ「BLUES-ETTE」があります。

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ITALIAN TRUMPET SUMMIT(CD)

2021-01-23 | JAZZ (CD)
ジャズ・トランぺッターを多く輩出しているイタリアから、ここを拠点として活躍しているスター・プレイヤーが5人が集まって開催されたジャズ・フェスティヴァルを収録したアルバムです。
「A NIGHT IN BERCHIDDA」 TIME IN JAZZ TIJ 002 
  
1. JOY SPRING
2. SOFTLY AS A MORNING SUNRISE
3. YESTERDAY NIGHT
4. BLUE “N” BOOGIE
5. MY FUNNY VALENTINE
6. CARAVAN
7. THE THEME
FRANCO AMBROSETTI, FLAVIO BOLTRO, FABRIZIO BOSSO,
PAOLO FRESU, MARCO TAMBURINI
STEFANO BOLLANI (p) ENZO PIETROPAOLI (b) ROBERTO GATTO (ds)

2001年8月14日に開催されたこのフェスティバルは、パオロ・フレスが全体の監督を、マルコ・タンブリーニがアレンジャーを務めています。
良く知られたスタンダードの数々を、ブローイング・ジャム・セッションとして2枚組CDに収録しています。
各人のハイテンションなソロの応酬から、トランペット・アンサンブル等々、アレンジの妙と共に聴きどころが沢山詰まっています。
また、各人のソロの順序も曲目と並列して記載されていることから、それぞれの音色を聴き分けることもできる楽しみがあります。

1枚目は、司会者による全員のメンバー紹介から始まり、続いて演奏される「JOY SPRING」は、フリーな音出しを経て、5人のトランぺッターによるテーマ演奏が圧巻で、その後はソロが順次受け継がれていきますが、途中では数人が絡み合ってのプレイもあり、S.ボラーニのピアノ・ソロを挟んで最後は再び全員によるテーマに戻り、20分に渡る演奏が終了します。
また2枚目の最初に収録されている「MY FUNNY VALENTINE」を取り上げてみると、P.フレスがテーマを奏で、F. アンブロゼッテイがオブリガートを付けるところから始まりますが、お互いのシンプルで小技の利いたデリケートなバラード合戦が素晴らしく、後半ではベースのソロも交えての演奏となり、耳を澄ますと虫の鳴き声も聞こえるという、野外ライブならではの雰囲気も味わえます。

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ジョバンニ・マッツァリーノの新譜(CD)

2021-01-20 | JAZZ (CD)
これは、先のアルゼンチンのベーシスト、ホルヘ・ロペス・ルイスのアルバムと同時に購入した中の1枚で、ファブリツィオ・ボッソが参加しているCDです。
「LOVE VIBRATIONS」 JAZZY JR0027
 

リーダーをさておいて、ファブリツィオ・ボッソの名前を見つけたことで購入しましたが、伊のベテランピアニストであるジョバンニ・マッツァリーノのトリオに、ボッソが加わったカルテットによるバラード集です。
伊には、優れたトランペット奏者が沢山いて、ボッソもその中の一人ですが、ここでは「静」のプレイに徹し、旧知のメロディをストレートに吹いていて、ケニー・ホイーラーがキース・ジャレット・トリオと共演したECMの「GNU HIGH」と同じ雰囲気を持っていました。
アルバムのタイトルからしてバリバリ吹く何時ものボッソとは正反対の演奏ですが、これもアリか、と思います。

実のところ、ファブリツィオ・ボッソのCDは、HIGH FIVEグループからのものを含め、発売される度に購入していた時期があり、棚から引っ張り出してみたところ、以下のものが出てきました。


多分、これ以外にも何処かに紛れ込んでいると思うのですが、短期間に立て続けに発売されたため聞かずじまいのものあることから、整理を兼ねて一通り聴いてみたいと思います。

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アルゼンチン・ベーシストの再発盤

2021-01-17 | JAZZ
コロナ禍の中で、今年発売されたアルバムを、宅配便の方にご足労頂き届けていただきました。
「B.A.Jazz by LOPEZ RUIZ」 VIK LZ-1079
  
 1. PABLO
 2. TEMA PARA GATOFON
 3. COMO SONNY
 4. HIROSIMA
 5. BERKLEE WALTZ
 6. MICHELE
 7. SIENTO ALGO
 8. GIZELA
 9. VILLAGE BLUES
10. SUMMERTIME
11. TRAUMA
12. VICKY
LEANDRO BARBIERI (ts) ROBERTO FERNANDEZ (tp) 
RUBEN LOPEZ FURST (p) JORGE LOPEZ RUIZ (b) PICHI MAZZEI (ds)
録音 1961年Summer

これまで余り聴いたことのないアルゼンチンのジャズ・レコードを、早速聴いてみました。
内容は2管による懐かしいハード・バップでしたが、メンバーの中で知っているのはテナーサックス奏者のガトー・バルビエリのみです。
全曲では無いですが、バルビエリのコルトレーン・ライクな演奏が、かえって新鮮に聴こえました。
また、リーダーのホルヘ・ロペス・ルイスは、「 VILLAGE BLUES」でソロを取る部分がありますが、大半はタイム・キーパーに徹していました。
1曲が2~3分の短い演奏ばかりで、曲間のインターバルがほとんどなく、片面が連続して演奏されているような雰囲気の編集になっています。
ジャケットは気に入りましたが、繰り返し聴くレコードでもなさそうです。

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2021年1月の富士山

2021-01-13 | 富士山
北陸、東北地方は、昨年暮れからの大雪に見舞われ大変な思いをされていますが、この冬の富士山は極端に雪が少なく、少し降っても風で飛ばされてしまうため、いつもの冬山らしくありません。
昨日は、平地にこの冬初めて雪が降ったので、日の出前後の、河口湖方面からの雪景色をカメラに収めました。
 

富士吉田市内の道路の雪は、大半が午前中に解けてしまいました。
そこで、降雪前の1月11日と、降雪後の13日を並べてみました。
 

 

富士山は、雪のあるほうが美しさが増します。

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再び富士吉田市のジャズ喫茶“ON LAVA”へ

2021-01-11 | JAZZ
昨年暮れに初めて行った富士吉田市のJAZZ HOUSE ON LAVAですが、
今日は愛聴盤を持参して再び訪問してきました。
入店したのが昼過ぎだったので、チーズトーストとコーヒーをいただきながら、素晴らしい音で、至福の時間を過ごしました。
  

多くのレコードを持参したのですが、マスターは1枚1枚丁寧にクリーニングして、全てを掛けてくださいました。(感謝)
最初は、ソニー・ロリンズのBlue Note盤とPrestige盤の聴き比べで、
BLP 4001は、BNのRVGの音であることを再確認し、PRLP 7020の太くて豪快なロリンズに納得しました。
また、クリフォード・ブラウンは、Blue Note盤のJ.J.の1曲目(Turnpike)とEmArcy盤の比較、それにハロルド・ランドはhifi jazz盤からの1枚との聴き比べで、
Blue Note盤のブラウンは、想像通りの艶と輝きのある音で、またEmArcy盤は対照的に、柔らかい音がしたのが意外でした。(我が家の装置ではこのような音には聞えません)
一方のランドも、hifi jazz盤で鋭く突き刺さるような感じの音が印象的でした。
  

ピアノ・トリオでは、トミ・フラのPrestige盤が、安価でありながらRVGのカッティングが素晴らしく、アール・ハインズのCONTACT盤は、ハインズのピアノがこれまで聴いてきたタッチより力強く、ホレス・パーランのBlue Note盤は、ベースが締った音で素晴らしかったですが、3人のバランスはイマイチに聴こえました。
山下洋輔のソロは、ピアノがベーゼンドルファーであることから、何時もの彼の音とはまるで異なり高音部が耳障りに聴こえ、また、山本剛の方はライブ盤でありながら、ピアノ・タッチが心地良い響きをしていました。
 

スコット・ハミルトンも2種類の比較をしましたが、レコード会社の特徴がよく出たサウンドとなっていました。
ヴォーカルは、ジョニー・ハートマンとアニタ・オデイを持参しましたが、非常にスムースな歌を聴かせていただきました。
 

午後、2時半を過ぎた頃からは、高校男子サッカーの決勝戦が気になりましたが、マスターの計らいでジャズを聴きながらの中継となり、この2つを同時に楽しむという贅沢なひと時でした。
サッカーは手に汗握る熱戦となりましたが、PKによる山梨学院の勝利となったことで、記憶に残る1日となりました。
(メンバー全員の絵は、NHKの午後7時のニュースから借用しました)
 

なお、コロナウイルス感染拡大により、関東1都3県に緊急事態宣言が発出されたことで、ON LAVAは当面2月7日まで休業するそうです。

コメント (2)
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