あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

第8回 大学ビックバンド・ジャズ・フェスティバル

2018-09-30 | JAZZ
第8回となった川越市での大学ビック・バンド演奏会
最初に行ったのは2013年の第3回で、この時の会場は川越市民会館でしたが、2016年の第6回は、駅から近いウェスタ川越となっていました。
そして3度目となる今回は、事前にチケットを購入していたことから、台風のことを気にかけながらも行ってきました。
各学校の幟は、奥側から手前にかけて、演奏順に並んでいました。
  

会場に入る前に、川越駅近くにある清兵衛で「淡麗とりそば」を、大勢の列に並んで約1時間・・・
麺は自家製で、鶏と魚介類から取ったスープ、それに焼豚と蒸鶏、そしてメンマではなくズバリ筍で、味玉を加えて・・・
食べ終わったら既に開演の時間を過ぎていました。
  

会場は超満員のため既に1階席は無く、3階席に着いた時は最初の学習院大学の演奏が始まっていました。
   

5番目の明治大学の演奏が素晴らしかったので、1階に降りて最後部の立見席でその演奏に聴き惚れました。
会場外のモニターでも見ることが出来るし、トイレの中でもスピーカーからの音を聴くことが出来ました。
  

サックス陣の調和のとれたアンサンブルが良かった慶応義塾大学の演奏、
彼女はテナー・サックスとクラリネットを持ち替えてのソロを披露してくれました。
  

今回も圧巻の演奏を聴かせてくれた早稲田大学のハイ・ソ
  

今年のトリは立教大学で、コルトレーンの「Moment′s Motice」は見事なアレンジでした。
出場した11校の中で、唯一のバリトンサックス・ソロ、
また、今年の特徴でもあった女子の演奏(ソロ)も目立ちました。
  

そして、いずれもアルトサックスのソロを披露してくれた3校、左から・・・
芝浦工業大学の「Waltz for Debby」(キャノンボールのアドリブに似ているところもあったよね)
法政大学の「Cute」から変更された「真夜中の太陽は沈まず」(美しい音色でした)
早稲田大学の「In a Sentimental Mood」で、圧巻は早稲田の木村さんのプレイでした。
  

今回の演奏会で特徴だったのは、いずれの学校も多くの女子が加わっていて、その演奏が見事であったことと、カウント・ベイシーの曲は何時もの「ベイシー・サウンド」ではなく、各々のバンドのカラーに合わせたアレンジであったことでした。

台風24号が近づいていることから、午後8時にはJRの運転が止まるということもあり、終演時間を50分程繰り上げて6時前には終了となりましたが、今回もビックバンドの迫力あるサウンドを楽しめた演奏会でした。

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私の愛聴盤(第122回)

2018-09-29 | 私の愛聴盤
第122回はトシコ・マリアーノ カルテットです。
「TOSHIKO MARIANO QUARTET」 CANDID 8012
  
1. WHEN YOU MEET HER
2. LITTLE T
3. TOSHIKO′S ELEGY
4. DEEP RIVER
5. LONG YELLOW ROAD
TOSHIKO AKIYOSHI MARIANO(p) CHARLIE MARIANO(as) 
GENE CHERICO(b) EDDIE MARSHALL(ds)
録音 1960年12月5日
今月は日本人を中心に取り上げたので、締めくくりは秋吉敏子の「ロング・イエロー・ロード」の初録音盤としました。
郷愁をさそるこのメロディーは、ピアノ・トリオやビック・バンドでも演奏されていて、これまでにこの曲が収録されているアルバムの多くを聴いてきましたが、この初録音盤が一番印象に残っています。
キャンディド盤のタイトルが「トシコ=マリアーノ・カルテット」となっているように、これは秋吉さんとチャーリー・マリアーノが結婚していた時期の録音であり、マリアーノが提供している2曲はいずれも彼女に関連あるものとなっています。
そのアルト・サックスは、線が細く神経質そうな音ですが、この曲の場合は良く合っていると思います。
このアルバムは、過去に「黄色い長い道」として掲載しています。

なお、過去に「ロング・イエロー・ロード」とした秋吉さんの原点である中国東北部を中心にしたドキュメンタリーがNHK BSで放送され、その予告が記事がスイング・ジャーナルに掲載されたことがありました。
(この番組は、当時VTRで録画していたのですが、何処かにしまい込んで見つかりませんでした)


1956年1月にバークレー音楽院に日本人第1号として留学され、多くのミュージシャンに影響を与え、ピアノ演奏は勿論、ビックバンドでの活動を含め60年を越える長きに渡り現役を続けていることに敬意を表したいと思います。

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2018年9月の富士山

2018-09-28 | 富士山
曇り - 雨の続いた9月、
月末になってやっとクッキリ晴れましたが、この後直ぐに台風24号が迫ってきています。
今朝の気温は11℃で肌寒いですが、久しぶりに気持ちの良い朝となりました。
稲刈りも始まり、南天も赤い実を付け、すっかり秋の気配となりました。
  

天候不順の間は気温が低かったので、お山には雪がとも思いましたが、初冠雪はありませんでした。


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日本のジャズ・サックス奏者(4/4)

2018-09-23 | JAZZ
ジャズ・サックス奏者の最後は、島根県益田市のジャズ喫茶で行われたライブを収録した寺川秀保カルテットの1枚、
当時中古で手に入れたことから、ジャケットには「Tera」というサインが入っています。
「INTRODUCING」 RED HORISON LM-1129
  
1. REREV
2. I REMEMBER CRIFORD
3. STELLA BY STARLIGHT
4. BLACK NILE
5. SIMONE
寺川秀保(ts, ss) 藤井 寛(vib) 三浦哲男(b) 中矢あきひろ(ds)
録音 1978年10月8日
ここでのリーダーである寺川さんを、このアルバムで初めて知りましたが、その後の活動を私は知りません。
しかし、ここに収められている演奏を聴く限り、かなりの実力を持ったプレイヤーであることが分かります。
テナー・サックスは、これまで掲載した3人の中では、山口真文に近い「音」であり、曲目もジャズマンのオリジナルを中心に演奏しています。
演奏が難しいとされる「I REMEMBER CRIFORD」のようなバラードにおいても、堂々たるプレイを披露し、最後のカデンツァも見事です。
また「BLACK NILE」のようなミデアム・テンポのものも、快調に飛ばしています。
バックを務める3人にも、随所でソロ・スペースが与えられており、今でも活躍している藤井 寛のヴァイヴも聴きどころとなっています。

このアルバムは、私家録音としては優れたもので、「DIG」のマスターの花野智彦氏によって行われたと記されており、ステレオ録音で各人のプレイがクッキリと捉えられています。

このライブが行われた「DIG」というお店、
今は無いので調べてみたところネットに以下の記述がありました。
中央劇場の跡地のビルの2階にジャズ喫茶があったの覚えてる? ... DIGのことね。
工房の頃がっこサボって入り浸ってた。
スピーカーはたしかALTECの620Bモニターだったよ。
マスターのF爺さん今どうしてんのかな .....


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北海道歌旅座公演

2018-09-17 | 演歌・ポップス
北海道出身の人達で結成し、昭和のうたを中心に歌うグループ「北海道歌旅座」
昨年9月の初めてのお披露目に続き、2度目の公演となりました。
前回同様、公演中の撮影は禁止ということでしたので、演奏開始前と、終了後の物品販売時をカメラに収めました。
   

今回も主役の吉田淳子(JUNCO)さんの歌とキィボード、高杉奈梨子さんのヴァイオリンとキィボードが中心となり、JUNCOさんの声量ある歌がとても印象的でした。。
スクリーンに映し出された映像と音響は、前回に比べて格段に良くなっており、途中休憩を挟んでの約2時間を楽しみました。
第1部は北海道の震災の直後と言うことで、北海道にちなんだ歌の特集でした。
そして第2部では趣向を変えて、懐かしいフランスのヒット曲も出てきました。
当日歌った曲を順に書き留めておきましたが、前回とダブっていたのは、アンコール曲を含め「青字」の9曲でした。
第1部
 1. 大空と大地の中で
 2. オロロン守り唄
 3. 霧の摩周湖
 4. ハルニレの詩(うた)
 5. 北の暦
 6. 歌旅(歌旅座テーマ・ソング)
 7. 氷点(作曲 玉置浩二) ヴァイオリン・ソロ
 8. 愛の賛歌
第2部
 1. 雪が降る
 2. 夢みるシャンソン人形
 3. 花紀行(作曲 荒井由実) ヴァイオリン・ソロ
 4. 時には昔の話を
 5. 恋人よ
 6. 流されて伏古(フクコ)
 7. 札幌ブルース
 8. 二人でお酒を
 9. 星降る街角
10. 旭川恋の町
11. 北酒場
12. お久しぶりね
13. ラヴ・イズ・オーバー
14. テネシー・ワルツ

アンコール
 1. ヘッド・ライト テール・ライト
 2. 歌旅数え唄

公演後、ステージで歌われた楽曲を収録したCDを購入しました。
  

コンサートの終わり近くで歌った「ラヴ・イズ・オーバー」
この曲が好きで、今でも色々な歌手が歌ったレコードを集めていますが、ここにJUNCOさんの1曲が加わりました。


また、このグループのHPを開けてみたら、歌旅座の現在が紹介されており、「歌旅座ラジオ」のコーナーではトークと歌も収録されていました。

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身内の結婚式に参列

2018-09-16 | 日記
何時もは初詣しかお世話にならない北口本宮浅間神社ですが、今日はここで身内の結婚式が執り行われました。
  

今か今かと待ちわびていましたが、新郎新婦の登場とともにその場が華やかになり、近くにいた一般の人達からも多くの視線をあびていました。
全員が揃ったところで、神社を背に親族で記念写真を撮りました。
  

写真撮影の後、新郎新婦は式場での段取りの確認をして、おみくじを引きました。
おみくじの中身は2人だけのもので内緒ですが、隣にある「富士夫婦檜」も祝福しているようでした。
   

そして、式場へ向かいました。
神殿の奥がその場所です。
  

そこで親族がお祓いを受けた後、厳かな結婚式が執り行われました。
三々九度、指輪交換、近いの言葉と続き、神前に祝詞をあげて、我々もお神酒を頂きました。
  

無事結婚式が終わり、晴れ晴れとした新しいカップルの姿が印象的でした。
 

その後、披露宴会場へ移動し、美味しい和食のコースと、ウエディング・ケーキをその場でいただきました。
  

午後2時の集合から、お開きは午後8時を回り既に6時間が経過していましたが、お目出度いことでもあり、疲れは感じませんでした。
TさんMさん、何時までもお幸せに!

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日本のジャズ・サックス奏者(3/4)

2018-09-15 | JAZZ
今は亡き小田切一巳のファースト・アルバムで、手作り風のジャケットが微笑ましいです。
「小田切一巳トリオ 突撃神風特攻隊」 AKETA′S DISK AD-2
  
1. STRIPE SLACKS
2. INVITATION
3. INTREPID FOX TAKE1, TAKE2
4. WHEN SUNNY GETS BLUE
小田切一巳(ts, ss) 山崎弘一(b) 亀山賢一(ds)
録音 1976年8月1~15日
この録音当時、小田切は27歳で他の2人は更に若く、まずは「突撃神風特攻隊」というタイトルに度肝を抜かれます。
演奏の方は「STRIPE SLACKS」と「INTREPID FOX」において、タイトルに相応しくソプラノとテナーを持ち替えての豪快で激しいプレイが収められています。
そして対照的なのが「INVITATION」や「WHEN SUNNY GETS BLUE」のバラード・プレイで、これもまた絶品の上手さです。
このアルバムは、リハーサルを兼ねた演奏となっていますが、どうしてどうして素晴らしい演奏の連続です。
西荻のアケタの店での録音であることから、少しオブラートに包まれたような「音」となっていますが、それを差し引いても名盤として後世に残る1枚だと思います。

小田切は、森山威男のグループに在籍していた当時のレコーディングでも良いプレイをしており、特に下記アルバムのタイトル曲である「HUSH-A-BYE」で大きくフィーチャーされています。
 

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日本のジャズ・サックス奏者(2/4)

2018-09-09 | JAZZ
山口真文の最近のプレイは、御茶ノ水の「NARU」で聴きましたが、その時はテナー・サックス1本で、次から次へとスタンダードの数々を披露していました。
下記アルバムは、ジョージ大塚のグループを74年に退団して自己のカルテットを編成した後、レギュラー・グループとは別に企画制作された1枚です。
「AFTER THE RAIN」 UNION GU-5001
  
1. BREEZE
2. BIRD
3. BEAGLE
4. HORIZON
山口真文(ts, ss) 渡辺香津美(g) 辛島文雄(p) 井野信義(b) ジュージ大塚(ds)
録音 1976年4月16日
このアルバムは曲目からも想像できるように、70年代初頭に起こったフュージョンを通過した後の「新しい音」をミックスした時代のものであり、ジャケットの裏解説によると山口が目指していた「自然や生物」をテーマに選んでいます。
従って、前回の峰 厚介の「DUGURI」とは全く異なった演奏となっていて、70年代~80年代は色々な「JAZZ」が聴けた時代でもありました。
今ではこのような「音」は殆ど聴かなくなりましたが、これは渡辺香津美や辛島文雄の初期のプレイが聴けることから貴重な1枚でもあります。

なお、上記アルバムを録音する直前の2月には、日野元彦カルテットの根室でのコンサートに「+1」として出演し、2曲目の「SOUL TRANE」で大きくフィーチャーされており、こちらは今聴いても新鮮に聴こえます。
 

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日本のジャズ・サックス奏者(1/4)

2018-09-02 | JAZZ
夏季休暇の間に過去に集めたレコードを整理していたところ、ジャズにどっぷりと嵌る切っ掛けとなった懐かしい盤が出てきました。
その中から、日本のジャズ・サックス奏者で、テナーとソプラノを吹く4人のプレイヤーの1970年代のものを、録音順に取り上げてみました。
改めてこれらの演奏を聴いてみると、当時の多くはコルトレーン一辺倒から、J.ヘンダーソン、S.グロスマン、D.リーブマン等に倣った奏法に変わってきたことが分かります。

そこで最初は、峰厚介カルテットの73年の録音盤から
「DAGURI」 VICTOR MJ-7145
  
1. THIRSTY
2. SELF-CONTRADICTION
3. DAGURI
4. EXPECTATION
5. SPIN DRIFT
峰 厚介(ts, ss) 宮田英夫(ts) 板橋文夫(p) 望月英明(b) 村上 寛(ds)
録音 1973年6月21, 25日
ここではコルトレーンを思わせるようなエネルギッシュな演奏で突っ走り、また、宮田との2管編成によりテーマをユニゾンで吹くところ等もあり、重厚なサウンド造りとなっています。
そして、体力勝負の正にモダンジャズであり、対峙して耳を傾けないと吹き飛ばされてしまいそうなプレイが連続します。
これを聴くと、本格的にジャズに嵌った当時のことを思い出してしまいます。
彼の最近のプレイは、CSのジャズ番組で見ましたが、相変わらずエネルギッシュな演奏を繰り広げていました。

デビュー・アルバムは、1970年8月録音の「MINE」(TBM-1)で、この時はアルト・サックス(ソプラノ・サックスも)を吹いていましたが、その後テナーに替えて今日に至っています。
 

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