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この賞は、イギリスの『AUTOSPORT』誌が毎年行っているファン投票によって選ばれるものです。
F1だけでなく、WRCやIRL、GP2などのルーキーも対象となっているのですが、その中から可夢偉選手が選ばれたんですねえ。
世界のモータースポーツファンが、可夢偉選手のパフォーマンスを認めてくれたということになるのでしょうか。
すごいっ
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日本人としても、もちろん初選出です。
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「僕のモータースポーツキャリアの中でルーキーと呼ばれるのはこれが最後になると思うので、この賞を獲ることができて嬉しく思います。と同時に、世界中のファンの方から投票で選ばれたということを誇りに思います。これからも世界中のファンを魅了できるような走りができるようにしっかり頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!」
「(オーバーテイクは)僕にとってはかなり普通のことです。レースは刺激的であるべきですし、オーバーテイクできるときはより刺激的です。オーバイテイクは簡単ではないし、F1マシンでは本当に難しいですね」
ちなみに、今年、最も最高だったオーバーテイクは、「バレンシアでアロンソを抜いた時」だそうです。
アロンソ選手は、F1チーム代表が投票する2010年のベストドライバーに選ばれています。そのアロンソを抜いたんだから、可夢偉選手にとっても、ベストオーバーテイクだったでしょう。
可夢偉選手の素晴らしさは、前にも書きましたが、車が非力だからとか、ストレートスピードがないからとあきらめず、では、その車でオーバーテイクするにはどうしたらいいか、を考えるポジティブさだと思います。
それがいかんなく発揮されたのが、鈴鹿のヘアピン抜き。
あんなところで抜こうとは普通誰も思わないそうですが、ザウバーのマシンでオーバーテイクしようと思ったらここしかない! というポイントだったようです。
個人的には、あれをベストオーバーテイクにあげたいですね
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来季も、今季以上の大暴れを期待しています
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